どんなテクニックを駆使してルビーレッドを食わせるのか…


この日4匹の本命をキャッチしたディープマスター・テル岡本。鹿島沖のアカムツはシーズン終盤だがまだまだ好調!

一荷も! 魚影の濃さの証だ

こちらも一荷。しかもなかなかのサイズだ

炙り刺しや塩焼き、煮付け、何にしても美味しい超高級魚。1匹釣れるとこんなにウレシイ魚他にある?

グラマラスな鹿島沖のアカムツ。脂が乗って極上の味!

今回、取材にご協力いただいたのは、茨城・鹿島新港「桜井丸」。
外海の鹿島灘でも多少の風波なら全く気にならない幅広の船体に前後2ヶ所のキャビン、男女別のトイレと装備も万全。寒猫根へ片道1時間のクルージングは快適そのものだ。
150m以浅を軽量タックル&オモリで釣る寒猫根は入門者にも手軽な釣り場だが、創意工夫と臨機応変のテクニックが釣果を左右するシビアさが同居する。ゆえにアツいフリークが多数存在する。今期も順調な釣果をマークする半面、速潮とサバの猛攻に苦戦を強いられる日も少なからず。
「必釣アイテム」が時に諸刃の剣と成り得る状況下、何を引き算して何を残し、いかにサバを、オマツリを避けるのか。どんなテクニックを駆使してルビーレッドを食わせるのか。シビアだからこそおもしろい!
取材当日はトップ4匹が3人とまずまずの結果に。アカムツは味覚、釣趣、姿と三拍子揃った完璧ターゲット。しかし、それだけがこの釣りの魅力ではないと教えてくれるのも、寒猫根の奥深さなのだ。
以上の記事は「つり丸」2018年11月1日号の掲載記事です。
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アカムツは引きもいい! 海面までいい引きを見せてくれる