グラマラスな大型クロムツが浮上した。35リッターのクーラーが溢れるほどの逆転大勝利を飾る


クロムツの食いが活発! グラマラスな良型が連発した。

海面下に浮かんできた魚体が、初め白っぽく、そして金茶色に変わる、クロムツだ、しかも良型! ウレシイ瞬間だ。

北海道から釣行した内山夫妻。いい釣りになりましたね!!

筆者のタックルは、竿が「ディープインパクト ライト220」、リールが「コマンドAC‐3JPC。使用オモリは250号。

エサはいろいろ試してみた。「フジッシャー毛鈎」や「マシュマロボール」も有効。

今回、取材にご協力いただいたのは、静岡・富戸港「ひろし丸」。

「もうキンメが食っちゃいました。これじゃあ、アカムツが口を使うヒマがありませんね」。
なんとも贅沢な悩みに複雑な笑顔を見せる東伊豆富戸港「ひろし丸」の日吉博船長。
「初めての深海釣り」に挑戦すべく、筆者を頼って札幌から遠路遥々訪れた内山孝也・裕子夫妻に、地元北海道では釣れないアカムツやキンメダイを筆頭とした伊豆の深海ターゲットを釣らせてあげたいと、計画した富戸沖での深海五目釣り。
「予行演習」の初日はアカムツは姿を見せず、撃沈…。
背水の陣で臨んだ二日目は予想を上回るキンメの高活性に加え、グラマラスな大型クロムツが浮上し、35リッターのクーラーが溢れるほどの逆転大勝利を飾る。
ネイルアーティストの裕子さんが伊豆釣行に際し願いを込めた爪の先に描かれた「赤か、黒か」のフレーズ。二日目朝イチに40㎝キンメと1.5㎏のクロムツの「両手に華」で成就した。
叶わなかった大本命アカムツとの対面は二人の「富戸再訪」の大義名分に残しておこう。
今回は姿を見せなかったが、富戸沖のアカムツは今後も有望。そして、もちろん、キンメやクロムツ狙いもおもしろいぞ!
以上の記事は「つり丸」2017年9月1日号の掲載情報です。
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6本バリにパーフェクト! 富戸沖の深場五目釣りでキンメが大当たり。「アカムツが食う前にキンメが食っちゃう」という贅沢な悩みも…。