道具はレンタルで気軽にチャレンジ! 根掛かりを見極めよう!


テンヤにイシガニがセットされているので、好みの物を選ぼう。根掛かりでなくしたらテンヤ代を支払うシステム

指先に神経を集中して小突き続けよう

現在乗っているマダコは2kg前後主体だ。1杯あれば十分なサイズばかりである

みなさん、2kgオーバーを3杯、4杯と釣っていた

良型ばかり5杯釣ってトップ

海面付近でのバラシもあるので必ずタモ入れしよう

どこにでもくっついてしまうので注意を

くっついたときは、頭を持ち一気にはがそう

これで3杯目!

釣ったマダコはネットに入れてしっかりと口を結んでおこう

今回、取材にご協力いただいたのは、神奈川・本牧港「長崎屋」。
赤い魚(魚ではないけれど)でこの時期忘れちゃならないターゲットと言えばマダコだろう。お正月に欠かせない食材として人気があるマダコだが、現在、国産のマダコなんてそうそう手が出せない超高級食材になってしまっている。ならば、ボクらには釣りがあるじゃないか! ターゲットは江戸前のマダコ。そんじょそこらのマダコとは育ちが違えば味も違う! 超絶うまいマダコが結構釣れているのだ。
「今年はずっと良かったよね。ここのところはほとんど1㎏以上で、2㎏前後のものが多いよね。水温が下がって少し渋い日もあるけど、まだまだチャンスだよ」と、本牧港「長崎屋」の長崎昭船長は言う。
船長は「少し渋い」と言っても、それはトップ3杯、船中15杯ぐらいのことを指すそうで、多くの日は依然としてトップ5〜7杯、船中20〜30杯を記録しているのだ。そして、釣れるマダコのサイズがとにかくいい! 1杯釣れれば食べるには十分のサイズばかりなのだ。
ポイントは港を出て数分から15分ほどと近場ばかり。ゴツゴツとした障害物周りを丹念に探っていくと、グニャリと軟体系の感触が指先に伝わってくる。思いっきりアワせれば、想像以上の重量感に思わずニヤリ。2㎏サイズの実物を見て思わずのどがゴクリ。
年内いっぱいまで狙えますよ!
いかに糸をだしすぎないで小突けるかで釣果が決まってくる!
基本は片舷だけに乗船する片舷釣りだ。釣り座による有利、不利が少なくなるだけでなく、ピンポイントでマダコのポイントに船を乗せることが可能だ。
「ほとんどの場所が障害物周りで根掛かりしやすい場所です。ここで糸を出してしまうと根掛かりしやすくなるし、乗りも悪くなってしまいます。いかに糸を出しすぎないで小突けるかで釣果が決まってきます」
海底はゴツゴツとした岩場の場所が多い。船が流れていくにしたがって仕掛けが引っ張られる感じになるが、そのまま糸を出していくと糸は斜めになり、根掛かりしやすくなるだけでなく、ほかの人よりも新しいポイントに入るのが遅くなるので、マダコと遭遇するチャンスが少なくなってしまう。
「小突くとき、テンヤのハリは海底に着くようにして、オモリの部分は浮いていてもいいです。テンヤが立っているような感じで小突きます。糸が斜めになり小突きづらいときは、すぐに回収して落としなおしてみてください」
小突く手が何かグニャっとした重みに感じたら、そのまま小突き続け、しっかりテンヤに抱きついたと思ったら「エイヤ」っとしっかりアワせよう。
しかし、どんなに注意していても根掛かりは避けられない。ただし、タコの乗りと根掛かりを判別することで、ガチガチの根掛かりは避けられる。小突く手が止まったときに一瞬「タコかな?」と思うが、これは根掛かりの場合も多い。ここで大アワセしてしまうと、根掛かりだった場合、がっちりとテンヤがはまってしまう。こうすると外すのが容易でなくなってくる。もし、どちらかわからなかったときは、ゆっくり聞き上げるように持ち上げてみよう。根掛かりの場合だと、「ガリ」っとしてすぐに外れる。タコの場合は「グニォ」っとする。タコだった場合は、そのまま下げてしっかりとアワせよう。
タコのサイズがいいので、乗ったら必ず「乗った」とアピールして、タモ入れしてもらおう。
以上の記事は「つり丸」2015年1月1日号の掲載記事です。
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本牧〜横浜沖は障害物周り主体に狙うので根掛かりに注意しながらやろう。富岡沖は平場なので根掛かりの心配は少ない