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水温低下とイワシの回遊で新年は大型ヒラメのビッグチャンス(豊丸)

水温低下とイワシの回遊で新年は大型ヒラメのビッグチャンス(豊丸)

船宿仕掛けは「掛かりを重視」したトリプルフック仕様。「ハリス、捨て糸ともに短めです。横流し用に調整した仕掛けです。トリプルフックはどこかに掛かるので、慣れない人にもおすすめです」

鹿島沖のヒラメ仕掛け。孫はトリプルフック、尾っぽ近くに打とう

タックルは通常のヒラメタックルを用いる。ライトも可能なので、予約時に伝えよう。船宿仕掛けは「掛かりを重視」したトリプルフック仕様だ。

「ハリス、捨て糸ともに短めです。横流し用に調整した仕掛けです。トリプルフックはどこかに掛かるので、慣れない人にもおすすめです」

エサ付けも釣果を左右する重要なポイントだ。

「イワシがなるべく元気に泳ぐようにエサ付けはオケの中でやっています。ていねいに素早くです」とは、シマノインストラクターの鈴木新太郎さん。

同地での釣り方は「横流し」の釣りが基本。海底の起伏がある場所が多いので、孫バリは背に打つのがいい。さらに、尾ビレの近くに打つとハリが外れにくく、フッキング率も上がる。

これから寒い時期は水を手につけることで体温を奪う。エサ付けした後は、乾いたタオルですぐに手をふいておこう。

茨城・鹿島沖 ヒラメ釣行レポート

ポイントは航程10〜20分の鹿島沖。横流しで狙う

連チャン、連チャンでアタリがやってきた

この日はシケ後で「取材になるかなあ?」(船長)と不安があったものの、ふたを開けてみれば11枚の大爆釣! 1㎏級が揃った

置き竿主体の釣りながらよくアタって10枚ゲット

食べておいしいサイズが多く釣り応えも満点だ

「毎日よくアタっていますよ」と仲乗りさん

釣ったヒラメは仲乗りさんが締めてくれるのでうれしい

「ちょっと引きが違うね」とあがってきたのは良型マゴチだ

エサはイワシ。潮が緩むとアタリがあってもフッキングしないこともしばしば。この駆け引きが楽しい

エサはオケの中で素早く付けよう。孫バリは背掛けがいい

船宿仕掛けは横流し用、孫バリはトレブルフック使用

潮が速いときには100号オモリも使う

今回、取材にご協力いただいたのは、茨城・鹿島港「豊丸」。

ヒラメは言わずと知れた高級魚である。いまさら言うまでもないが、市場価値も高く、当然値段も張る。そんなヒラメだが、ここ数年の釣れ方を見ると、「高級魚がこんなに簡単に釣れてしまっていいの?」と思わずにいられない。鹿島沖では連日のように2ケタ釣果が続出しているのだ。

「今シーズンは少し小型が多いですが、数は出ていますよ。水温が12月中旬の時点で14度台とまだ高いですね。もう少し水温が下がれば大型が増えると思いますよ」と、鹿島港「豊丸」の出頭洋幸船長は言う。

さて、この日は前日の北東強風により海は若干荒れ模様。風は当日も残り、出船時間を少し遅らせるという状況だ。「こんな日はあまりよくないなあ。取材になればいいけど」と出頭豊一大船長は出船前に心配顔を見せていたが、沖に出てみたらあらビックリ! まだ薄暗いうちからイワシを活発に追ってくるのだった。不調の予想を遥かに上回るヒラメが鹿島沖にはいたのだ。

着底一発でのアタリあり、誘いに飛びついてくるアタリあり、アワセ損なっても再度アタックしてくるアタリあり、居食いするアタリありと、何でもあり状態で、あっという間にオケは埋まっていく。サイズは言うほど小型ではなくリリースサイズはわずか。

これでサイズアップするんだったらたまらないね! ヒラメシーズンはまだまだ続く。

鹿島沖のヒラメ釣り。横流し釣りが基本。誘いも効果的だ!

鹿島沖でのヒラメ釣りは、船を左右交互に流す「横流し」の釣りが基本となる。この流しでは、釣り座による有利不利が少なくなり、みなに平等にアタリが出る釣り方だ。ただし、基本を理解しておかないと自ら不利な状況にしてしまうので注意しよう。

「ウチはガリガリの根周りや起伏の激しい障害物周りをおもに狙っています。根掛かりしやすいので、引きずらないように、たまにオモリが海底に着くように調整してください」とは若船長の洋幸さん。

タナはキロ級主体のときなら底から50㎝から1mほど。海底スレスレにエサがくるような感じだ。

「これで大型が回遊してきたらタナを上げたほうがいいですよ。釣れ具合を見て調整してください」
横流しの釣りは、船下に仕掛けが潜っていく側が、先にポイントに入る場所、つまり有利な側だ。逆に前に出て行くのは、反対側の人たちの後にポイントに入ることになる。しかし、釣りは面白いもので、不利だからといって釣れないわけではないし、逆によく釣れることもある。

注意したいのは、仕掛けが引っ張られるからといって、糸を出しすぎないことだ。引かれるままに糸を出してしまうと、反対側の人とオマツリするだけでなく、せっかく有利な場所なのにみすみす逃すことになる。

あまり釣りにくかったら、一度仕掛けを上げてエサをチェックして、再度落としてみよう。

アタリの出方は千差万別だが、活性の高いときは早めのアワセがいいだろう。最初のアタリの後、次に大きく引きこんだときがアワセ時だ。孫バリはトリプルの場合は早めに。シングルの場合はしっかりと食い込んでからアワせよう。

「アワせ損なったりスッポ抜けのときは、エサさえ付いていれば高確率で再度アタックしてきます。落ち込んでいないで、すぐに竿を上下してエサをアピールしてみましょう」とは鈴木新太郎さん。

リリースサイズの小型が釣れることもあるが、これはすぐにリリースすると釣果が落ちてしまうという。オケで生かしておけるので、最後にリリースしよう。また、小型が釣れてもオケに入れておくことで心の余裕ができて、その後の釣りが楽になると、仲乗りさんは言う。

「小さくてもオケの中にヒラメが泳いでいれば、なんとなく気持ちが楽でしょ。そうすると気楽にできるからその後の釣果も伸びるんです」

以上の記事は「つり丸」2016年1月15日号の掲載記事です。

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