12月は水温も下がって盛期に突入! メモリアルな1匹を釣るチャンス


南房、千倉沖のイワシ泳がせ五目でマハタが絶好調に釣れている。トップ8匹なんて日もあるほどの食いの良さで、型も上々、これは楽しいぞ!

5匹のマハタをゲット。今シーズンはマハタの数が多そうだ

1~2㎏がマハタのレギュラーサイズ。3㎏クラスも少なくない

イワシを丸呑みしている

マハタに加えヒラメも本命、高級2魚種のダブルキャストだ

南房らしいゲスト、カンパチも。そのほか、ワラサなどの青物やアカハタ、サカゴなどの根魚もまじる。美味しい高級魚の五目釣りが楽しめるぞ!

この釣りでけっこう頻繁に姿を見せるアカヤガラ。これも美味しい魚だ

マハタでクーラー満タン! こんなこともあるんです!

マハタ仕掛けはハリス6~8号、伊勢尼12~13号の親・孫バリ仕掛けなど。オモリは水深や潮具合で60号と80号を使い分ける

今回、取材にご協力いただいたのは、千葉・千倉港「千鯛丸」。
メインターゲットはマハタとヒラメ、いずれも高級魚で、両方を釣り上げれば超豪華な食卓になることは間違い無しだ。
他地区のヒラメ釣りでは横流しでポイントを広く探るのが主流だが、千倉沖では根の近辺の狭いポイントを狙って、道糸をまっすぐに立てながら船を流す。
ベイト反応を狙うので、多彩な魚種がまじることが特徴で、ヒラメとハタに加え青物やカサゴなどの根魚、さらには大型のヤガラなどがまじる五目釣りでもある。
一番人気のマハタはレギュラーサイズが1~2㎏、ときには5㎏オーバーの大物も食ってくる。また、根に着いているヒラメは良型が揃う。
取材当日は3㎏を含みマハタはトップで5匹、ヒラメは2.3㎏を含みトップ3枚の釣果。カンパチやアカハタなど南房らしいゲストもまじった。
今年はまだ水温が高く、まだまだ本調子ではないとのことだが、マハタの数は例年以上に出ている。
泳がせ釣りはシンプルな釣りだ。まめなタナの取り直しで根掛かりを避けることと、活イワシの上アゴに丁寧にハリを刺すことを心がければ、初めての人でも大物のマハタ、ヒラメを釣るのはそう難しくない。
12月は水温が下がって盛期に入る。メモリアルな1匹を釣るチャンス、早めの釣行をおすすめしたい。
以上の記事は「つり丸」2018年12月15日号の掲載記事です。
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ハリス8号をブッちぎっていく大物も! マハタは5㎏オーバーも食ってくる