イワシを目立たせ、広範囲にアピールする大きな聞き上げも効果的


激烈ファイトを楽しむならイマ!

熱釣ドクター・近藤惣一郎先生は、ライトタックル・NEWリーディング64で見事、大型をゲット!「感度はもちろん、活きイワシを弱らせないためにも穂先の柔らかいライトタックルは有利ですよ」

この日は前半、実績あるポイントで数を稼ぎ、後半から肉厚でプロポーション抜群のイワシに着いたヒラメ(右)を攻めた

これぞ鹿島沖の真骨頂!

タモ入れは頭からネットイン。暴れるので救う人と呼吸を合わせて行おう! 「引き味はもちろん、この時期のヒラメは肉厚で味も格別ですよ」と近藤先生もニッコリ

生きイワシで狙った

嬉しい一枚!

ロッドは、バットパワーがある6対4調子をオススメ。リールは中型電動、または両軸リール。道糸PE3号が標準になるが、ライトもOK

6号通しの仕掛けの他、8号も用意して大型に備えよう。なおオモリは80号を使用

エサの生きイワシをすくうザルやネットがあると痛まない

エサ付けは、上アゴからハナの固い部分に親バリを抜く。そして背ビレの際に孫バリを刺すと外れにくい

今回、取材にご協力いただいたのは、茨城・鹿島港「義心丸」。
当地は、水温の低下に伴い、イワシが水深20m前後の沿岸筋を回遊する。そのイワシを追い掛け、捕食しながらヒラメも移動。それを狙うので、釣れるサイズがデカくなるのだ。
例年ならもっと早くイワシが入ってくるが、今期は少々遅れ気味だったという。
「良型の3㎏前後がアベレージだけど、5㎏を超えるモンスタークラスもワンサカいるからね。仕掛けはワンクラス上げた8号をオススメすると同時に、孫バリも伸ばされにくい1本バリ仕様で、しっかり掛けて取り込んで欲しいよね」。
釣り方は、通常のオモリが底を叩く位置で待つスタイルでも良いが、よりイワシを目立たせ、広範囲にアピールする大きな聞き上げも効果的だと船長が教えてくれた。
大型は、そのファイトも圧巻。ギュンギュンロッドを締め込むのでドラグ調整もしっかり行っておくこと。
寒さが厳しい季節も、1枚釣れば気分も体もポッカポカ。エキサイティングでホットなヒラメ釣りに出掛けよう。
以上の記事は「つり丸」2015年2月1日号の掲載記事です。
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アタリは活発! 横流しで釣るので、どの釣り座でもチャンスあり