腕の差が出る状況が多いのが近年のシーバスゲームの傾向の一つだ


トルクフルなファイトをじっくりと楽しもう

高活性時はこの抜き上げシーンが船上のあちこちでみられるようになる

最大魚の74㎝を仕留めたのは上野さん。なんと釣りは3回目。シーバス経験は2回目!「根掛かりと思ったら魚でした」。誰にでもビッグワンのチャンスはあり、だ

70㎝オーバーも珍しくない

坂本さんはジャスト70㎝をキャッチ!「巻き上げからのフォールで食ってきました!」

きれいな姿のシーバスがそろう

数釣りモードになると、このサイズも多くまじる

シーバスが吐き出したベイトはコレ。カタクチイワシだ

ウエイト、タイプともに多彩! 東京湾で実績大のジグ、オーシャンドミネーター。田中船長イチ推しは、自身で考案したオリジナルカラーだ

今回、取材にご協力いただいたのは、神奈川・新山下「渡辺釣船店」。
爆釣は……というものの、80㎝オーバーが連発する日並みもあり。大型シーバス特有の大きな首振りを堪能すべく、実釣取材に繰り出した。
出船は7時。午前中は下げ潮が主体の釣り。順番に有望ポイント697を転戦していく。スタート133はややスロー気味。それでもポイントに入り直すたびに、ポツリポツリとキャッチが続く。
じりじりとした展開が続くうち、ついに時合が到来! 納得のスズキサイズをまじえ、60㎝オーバーも次々と登場! しかし、時間は短時間。爆発寸前で終了。これが今年の特徴のひとつでもあるようだ。つまり、釣れるタイミングを逃さず、しっかり確実に仕留める。こんな心構えが必要となる。
「シーバスは東京湾の各エリア、どこにでもいるのは間違ないですね。トップシーズンは3月だと思っているので、ぜひ挑戦してみてください」
と話す田中船長。
コンディションを整えたパワフルな春シーバス。楽しむならこれからの時期をおいて他にない。
以上の記事は「つり丸」2015年3月1日号の掲載記事です。
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川崎周辺のバースやストラクチャー周辺はシーバスの絶好ポイント