条件が合えば、激ウマのマハタやホウキハタと出会うことが可能だ


エサ釣りより先にヒットさせたルアーアングラー。「間違いなくハタ!」と確信して浮いた魚体をみたときは、歓声があがった

5㎏ジャストのホウキハタ。なんとボトムから10m上でいきなりバイトしたという。セミロングジグを丸呑みするほどの獰猛さもうかがえる

エサ釣りはイワシの泳がせ。ハリスは10号以上で

ゲストの常連、カンコがヒット

エサはマイワシ

今回、取材にご協力いただいたのは、静岡・弓ヶ浜「惠丸」。
久々の凪ぎの海上を軽快に疾走する「惠丸」。現場までは2時間。ハタ狙いの海域の水深は100m前後だ。
「アタたれば4㎏〜5㎏以上だよ」と実績ポイントから開始。
ところが、潮の流れがほとんどなく、なかなか会心のアタリが来ない。
そんななか、雄叫びをあげたのがルアーアングラー。ボトムから10mほどシャクリ上げてきたところでいきなり「ドンッ!」とヒットしたという。
浮上したのは、見事な5㎏ジャストのホウキハタ。関東周辺では大変貴重なハタだ。食べてもとても美味。
結局、この日はエサにはハタが反応しなかったが、良川船長いわく、潮さえ流れれば、ハタたちはイワシエサに口を使うという。
以前、この周辺では青物のようにバタバタと5㎏オーバーのハタばかり釣れたこともあるという。
船長の秘蔵のポイントにはとくにシーズンはない。良型ハタをゲットしたいアングラーは、ボウズを恐れずチャレンジしてみてほしい。
以上の記事は「つり丸」2014年3月15日号の掲載記事です。
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青物狙いのワンピッチジャークにヒットした