MAX10kgクラスも!? 外房の青物ゲームの定番ワラサ・ヒラマサ釣行レポート


半日の出船でサンパク、ヒラマサを15本以上キャッチする人も

トップにヒット! 表層の青物はデカイ。魚に主導権をとられないようにしよう

青物のファイトを満喫できる大型!

ワンピッチジャークが基本のワラサ。ジグの速度変化も効果的な動きだ

「松鶴丸」のミヨシは特等席。キャスティングも容易に可能だ

60〜100g程度のペンシルベイトをセレクトしよう

使用ジグは130〜180gを用意しておけば、ほとんどのケースで不足はない

ドンっと来るヒラマサに要注意!

マダイが来た。イワシを捕食しているのだろう

うれしいゲストのマハタ

午前船の出船時間はまだ暗い。防寒対策を万全にしよう。

今回、取材にご協力いただいたのは、千葉・大原港「松鶴丸」
「青物はずっと狙っていますよ。年明けからはサンパク(2㎏クラスのブリ)、ワラサの割合が高いですけど、数が出ることも多いので楽しんでもらえると思いますよ」
近況を教えてくれたのは、大原港「松鶴丸」の中村真也船長。
半日の出船でサンパク、ヒラマサを15本以上キャッチする人もいる、というから、好調と言ってよい状況だろう。
ヒラマサは? といえば、顔を見せてはいる。これも同じく半日出船で船中1〜2本、というのが平均的な釣果のようだ。
サイズは3〜5㎏といったところだ。
サンパク、ワラサは安パイ、と踏んで同船取材に出陣した。
これが何とほぼ空振り。
午前船では「今年、最低です」と船長が言うほどの状況に直面してしまった。
それでも、いい型のヒラマサがキャスティングでヒット! 根ズレでブレイク、という熱いシーンもあったことはあったのだが……。
そのまま午後船に突入。
すると、ひと流し目から連続ヒット、同時ヒット! これだから青物は分からない。
途中で中だるみもあったが、後半になってナブラパターンも出現。
ワラサに加え、マダイも登場。熱いゲーム展開に船上はヒートアップした。
結果的に釣果はジギングに偏ったが、うまく機会をとらえればキャスティングでのキャッチも十分可能な状況だった。
サンパク、ワラサ狙いは水深70〜85mの深場、ヒラマサは最大50m程度までの浅場の根周りを攻めるのを基本とする。
水深に関わらず、いずれのターゲットが相手でもキャスティングでのチャンスも十分にある。
黒潮分岐流に乗ってやってくる中小型を主体としたヒラマサ回遊が外房沖のひとつの魅力ではある。
しかし、ビッグワンの可能性を秘めつつの青物ジギング&キャスティングはいつでも楽しめる。
外房沖は常にオンシーズンだ。
以上の記事は「つり丸」2014年4月1日号の掲載記事です。
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ワラサやサンパクの群れを捉えれば、船上は一気の活気と熱気でヒートアップする