ルアーもエサも想像以上にテクニカルで面白い!しかも最高に美味しい!!高級魚ホウボウ


ルアーアングラーはミヨシ、エサ釣りはそれより後方が釣り座
ポイントは港から出てすぐで、水深は15〜20mと浅い

水深が浅いので、ジグはキャストして広範囲を攻める。そのため、タックルはスピニングが基本

この釣りは想像以上にテクニカル。
「その日のヒットパターンをいち早く見つけることが数を伸ばすコツです」と鈴木さん

“ホウボウマスター”の異名を持つ鈴木守さん。見事なテクニックで次々と本命をヒットさせていた。これはカブラにヒット

ルアーもエサもトップ20匹前後と、今シーズンも例年通りの釣果が出ている。
水温が下がる今後はさらに期待大だ

これも良型だ

ライトタックルで水深が浅いので、女性も手軽に楽しめる
この釣り凄く楽しい!」と完全にハマったようだった

エサ釣りもテクニカル!ライトタックルでOKだ

ジグとカブラにダブルヒット!

鈴木さんのホウボウ用ジグ。パターンの変化に対応するために、多種多様なジグを持参している

エサ釣りの仕掛けはテンビン吹き流しの2本バリ、またはバケ。エサはサバの切り身を準備するといい。

今回、取材にご協力いただいたのは、神奈川・平塚港「庄三郎丸」
ホウボウ釣りと聞いて、「なんだ、ホウボウか…」と思った貴方。
バカにしてはいけません!
この釣りは、ルアーもエサも想像以上にテクニカル。
言い方を換えれば、ウデの差がハッキリと出る。
隣の人は連発、だが自分はサッパリ…なんてことは珍しくない。
そのうえ、まるで蝶のような美しい鰭を持つその外観からは想像できないほど、案外引く。
つまり、釣りとしてとっても面白く、そして熱くなれるのだ。
しかも、ホウボウは高級魚として扱われる。
白身で甘みが強いので、刺し身はもちろん、ムニエルやアクアパッツァなどで最高にうまい!
そんな釣って楽しく、食べて美味しいホウボウゲームが楽しめるのが、相模湾では今回取材した平塚港「庄三郎丸」だけ。
しかも、春の濁り潮が入って来るまでの期間限定だ。
「例年のパターンでいえば、おおよそ3月中旬頃まで楽しめます。
今年はまだ水温が高い影響か、群れが固まっていない感じですので、水温が下がればさらに期待できそうですよ!」とは「庄三郎丸」中村友紀船長。
例年の傾向でいけば、シーズンはあとひと月半程度しかないということ。
あまりの面白さにやったらきっとハマること間違いなしのホウボウゲーム。
この機会にぜひチャレンジを!
以上の記事は「つり丸」2019年2月15日号の掲載記事です。
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ホウボウといえば、この美しい胸鰭。本当に綺麗だ!