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ビギナーでも数釣りのチャンス! 釣趣バツグンの イシモチを迎撃!!

ビギナーでも数釣りのチャンス! 釣趣バツグンの イシモチを迎撃!!

真冬の釣りはキビシ~イ! と嘆きの皆さんに朗報です!! 釣り味はもちろん、数がまとまるうえに良型の期待も膨らむホットな釣り・東京湾のイシモチが冬場の旬を迎え本格化。連日、好釣果を記録しているのだ。

釣れる! と大評判の船宿 コダワリ仕掛けで挑もう

仕掛けは、胴付きの2本、または3本バリで挑むイシモチ釣り。

市販されている一般的な仕掛けでも、もちろん釣れるが、「新健丸」ではオリジナルの仕掛けを用意して、お客さんに楽しんでもらっている。

「おかげさまで好評でね。早くからイシモチ釣りを看板にあげて、それなりに研究し、コダワった部分もあるからさ。
なお乗船者には、この仕掛け1枚とオモリ1個をプレゼントしているからね(予備をお求めの場合は、2セット入りの仕掛けが300円で船宿および船内で購入できます)」と大船長。

ちなみに、気になるコダワリの部分をいくつか紹介しておこう。

①長い枝スでエサが自然に漂うようにしている。

②ハリのチモトに付けたケイムラパイプで根ズレを防止&集魚効果を高めている。

③回転ビーズで仕掛け絡みを軽減させている。

などが挙げられる。

仕掛けの全長は1.6m弱。魚が掛かって巻き上げた際、推奨ロッドで取り込みやすい長さになっている。
各パーツの長さや号数、大きさなどの詳細は仕掛け図に表記しているので、自作する人は参考にしてトライしてみて下さい。

エサのイソメは丸々1匹の 2匹掛けで付け足していく

大きな口を開けて、エサをイッキに丸飲みしそうなイメージを与えるイシモチだが、実は用心深く慎重派(捕食が下手と言う説もある)。

エサを確認するように下から噛んで食ってくる。

「そんな感じなんで、ウチでは、1匹を丸々付け、アピール度を上げるために2本刺してボリュームを出すようにしているんだ」

1匹を半分に切って2本にして刺したり、房掛けにする付け方もあるが、こちらの方がエサ持ちも良いと言う。

エサが短くなったら、さらに1匹を付け足し、常に2本丸々刺している状態で挑み、イソメの元気が無くなったら全部交換。

そんなことをして、なるべくフレッシュなイソメで勝負していくのが釣果を伸ばすコツでもあると言う。

なお、ヌルヌルのイソメを上手に付ける方法をイラストで紹介しているので、参考に試して下さい!!

ビギナーでも数釣りOK 仕掛けを安定させて釣ろう

イシモチは普通に釣っていれば、入門者でもおかず程度の釣果は得られる魚と言える。

これはイシモチ釣りを看板にあげているどの船長も言うセリフだ。

「アタリが明確で向こうアワセの釣りなので、タナさえ合えばオートマチックにイシモチがエサ食って、ハリ掛かりしてくるんですよね。

で、このタナと言うのが底付近なんですよ」と、惠太船長も取材時に教えてくれた。

つまりビギナーは、底にエサを留めることを最重要課題と考えて、仕掛けを落せば良いワケだ。

「経験上、激しい誘いは逆効果になるよね。これはエサの捕食を考えれば分かるでしょ。イソメの尻部から食ってくるんだから、安定させた方が食いやすくて良いんだよね」とは大船長。

それらを加味したビギナー向けの釣り方をイラストでご紹介! 参考にして、まずは釣って見よう!!

エサのイソメを確認するように、ゆっくり噛みこんで捕食していくイシモチ。

アタリは、グッグッグッと竿先に出て、見た目はもちろん、ロッドを持つ手にも伝わるが、ここでビシッ!
とアワセを入れるとスッポ抜けるか、エサを半分食べられた状態で仕掛けが上がってくる
(もちろんイッキにハリ掛かりすることもあるが)…。これはビギナーでもベテランでも、結果は同じになる。

「意外と力強い明確なアタリを最初から出すから、みんな間違えちゃうんだよね。スッポ抜けを阻止する方法はひとつ。しっかりエサを食わせること。具体的には、上のイラストにもあるように、竿先が海面に持って行かれるくらいの引き込みがあって(勝手にハリ掛かりして反転して逃げる状態=向こうアワセ)から、ロッドを軽く聞き上げるように立てて、最後にハリに乗せるイメージで〝よいしょ〟と持ち上げれば良いんだよ」と大船長がアドバイスをくれた。

イシモチ釣りの魅力は、この後から始まるファイトにもある。掛けなければそのファイトも楽しめないので、じっくり食わせてフッキングさせよう!

ベテランは攻めの釣り! ゼロテンからの誘いで迎撃

経験者には、どっかのモノマネ芸人が言ったような〝釣れたんじゃない、釣ったんだ〟を地で行く、攻めの釣りをして欲しいと大船長
「掛けていく楽しさを追求していくと、イシモチ釣りの更なる楽しさ、また奥深さが見えてきて、スキルも上達するからさ。

船中トップを取る人やファンの方はみんな、そんな楽しみ方をしてるし、私個人も面白いと思って推奨しているんだよね」。

〝攻め〟のやり方を具体的に質問すると、「仕掛けを安定させるのが本筋なので、それに最も適したゼロテンション(上記解説図参照)をまず行うんだよね。

その後は、立てたオモリをコロリと寝かせ、再度立ててエサ軽く揺らす。

また、そっと聞き上げ、上げた位置で少々ステイ。食わせの間を入れて、アタリが無ければ、そっとオモリを底まで戻すリフト&フォールで、エサを優しく上下させるのもアリだよね。ちなみにこれは、食い渋り時なんかにも効果があるので、試してみて」と解説してくれた。
その他にも、オモリを寝かせたまま、さらに竿

先、もしくは道糸を引き出して仕掛けを送り込んで、イシモチの鼻ッ面へエサを持って行ったり、そこからの起こしで、エサが砂地から這い出した演出を加えるなどを試すと良いとのコトだ。

最後に食味も付け加えよう。

この時期のイシモチは、上質な脂を身にまとい本当に美味しく、刺身、塩焼き、煮付け、フライなど、さまざまな食べ方で楽しめる。

血抜きした方が断然との声もあるので、完全血抜き法をマスターして、存分に味わって下さいね!!

美味しさ倍増! 完全血抜き法!!

①エラ下の付け根を切る

②めくりあげて出てくる菱形の心臓をハサミでカット

③すぐに海水を汲んだバケツの中に入れて血を出す。
クーラーに水氷(海水を入れた氷)を用意して、その中に入れて持ち帰ろう

神奈川・金沢八景キンメダイ釣行レポート

プラチナ色に輝くイシモチは「東京湾の貴公子」の異名を持つ

この日は小型が目立ったが、現在はこのサイズ・30㎝クラスの良型が中心だ

現在の水深は40m前後。手返しを考えて電動リールをチョイスしても良い

数釣りゲームの小物と侮ってはいけません! イシモチの遊泳力は強くエキサイティングなファイトが楽しめるのだ

ベタ底中心(根掛かりも少ない)の釣りなので、チビッ子でも楽しめる!

想像以上の力強いファイトも魅力!!

35㎝くらいまでなら、イッキに抜き上げて取り込もう!

7:3~6:4調子のゲームロッドと小型両軸リールの組み合わせで挑むのが一般的。

釣り座にはタオルやクッションが置かれている

「新健丸」のコダワリの仕掛けとオモリ

今回、取材にご協力いただいたのは、神奈川・金沢八景「新健丸」

釣って楽しく、食べて美味しい魚は数あれど、胴付き釣りの基本と奥深さが学べ、
さらに数釣りの醍醐味まで楽しめるのは、東京湾のイシモチ以外に他ならない! と、ツウたちの間でも大人気!
そんなイシモチが冬場の旬を迎え、連日、好釣果に恵まれている!!

「取材日は、ちょうど浅場(シーズン初期は、水深20‌m前後の浅場からスタート)から深場に魚が移動する端境期に当たって、本来の釣果を出せなかったけど、その翌日からは冬場のちょい深場のポイントを攻めてアタリが復活してね。現在は群れも固まり絶好調! とても簡単に釣れるので、絶対、遊びに来るべきだよね」と大ベテランの新明秀幸大船長が笑顔で近況を教えてくれた。

ちなみにポイントは、航程15分程の真沖から30分の横須賀猿島周辺。水深は30~40m。多少の起伏を伴う砂地がメインとのことだ。

「根掛かりがほとんどない場所なので、イシモチが潜む底付近を安心して狙えますからね。釣りやすいですよ」とは、若船長の惠太さんの声。
イシモチは、普通に釣っていれば、初心者でもおかず程度の釣果は得られるが、それ以上を目指そうとすると、集中力&ちょっとしたテクが必要となり、非常に奥が深くなると言う。

「アタリを明確に出すことが多いけど、微細でシビアな時もある。

これをいかに食わすか?などのゲーム性もあって実に楽しいんだよな」と大船長。

イシモチ釣りは、水深が比較的浅めな沖釣りとなることや向こうアワセの釣りで仕留めること。

また手持ちで仕掛けの安定を図ることなどの作業を行うので、軽量コンパクトなタックルが適していると昔から言われている。

「ウチでは、ゲームタックルを推奨しているよね。ロッドの調子は軟らかめの7対3、もしくは6対4で、長さは2m前後が扱い
やすいと思うよ」と大船長。

アタリを明確に出し、ロッドをイッキに絞り込むこともあるが、繊細なアタリを取っていくこともある。そんな時のために穂先の感度が良いタイプを選ぶのもいいだろう。

リールは、小型両軸リール。水温が低下するにつれ、狙う水深が少しずつ深くなり最大で60~70m近くまで攻めるので、その時は小型の電動リールを使うのもいいだろう。

道糸は、クッションの役目を兼ね揃えたフロロカーボンの4号を巻くのが一般的だったが、現在はロッドの進化などもあり、伸びないPE2号が主流となっている。中には0.8号などの細糸を用いる人もいるが、オマツリなどで糸同士が擦れた場合、切れるので、「新健丸」では、細くても1号までと伝えている。

以上の記事は「つり丸」2019年2月15日号の掲載記事です。

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