外房・片貝沖 ハナダイ釣行レポート


まだまだ低水温期で、静かなシャクリが効果的。
軽くシャクってポーズも長め、が当たることが多い

この日のゲストはカサゴ、メバル、マハタなど

空バリプラスオキアミエサで攻める

大型ハナダイの強い引きを楽しもう!!

今回、取材にご協力いただいたのは、千葉・片貝旧港「直栄丸」

スィ~スィ~ッと誘う竿先がキュキュン! と入る。片貝沖でコマセシャクリによるハナダイ五目釣りが好調だ。
ハナダイと4月からのイサキを二枚看板とする片貝旧港の「直栄丸」では、このところ季節風により限られた出船日ながら、
いい日には良型主体で30枚ほどの釣果も出ている。
「水温変化が大きい影響か、釣果に波もあるけどまあまあ順調かな。いろんなゲストも釣れてお土産にはなりますからねー」とは山本義雄船長。
「気は優しくて力持ち」を絵に描いたような船長で、アミコマセは海水で洗った物を使用し、細部にこだわった船宿仕掛けなどきめ細やかな気配りのある船長だ。
「一年でも一番きびしい時季だからねー、シャクリ方で釣果に差が出ますよ。今は早い誘いにはハナダイは反応しない。竿をシャクるというよりゆっくり持ち上げた後、竿の弾力で竿先が付いて来る感じがいいかな」。
ポーズ(シャクリの後の間)も5、6秒と長めが良いようで、色々と試行錯誤しパターンが合うと連釣、なんてのもこの釣りの楽しさ面白さだ。また、大型ハナダイの引きは強烈。思わず、おっとっと…が楽しい!
今年は例年よりかなり早いと予測される桜の開花だが、ひと足お先に片貝沖でハナ満開なんていかがですか?
以上の記事は「つり丸」2019年3月15日号の掲載記事です。
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大型は引きがいいし、脂が乗って食味もイイ! 昆布締めや酢締めなど、ひと手間加えた刺身も絶品