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激うまを味わおう!待望のプレ乗っ込みマダイ開幕中!【仕掛け】

激うまを味わおう!待望のプレ乗っ込みマダイ開幕中!【仕掛け】

毎年、2、3月の上越沖は食べて美味しいマダイの荒食いが楽しめる。本来の乗っ込みは5、6月だが、乗っ込み期のように大型や数釣れる〝プレ乗っ込み〟状態だ。美味しいナイスボディーの2〜3kgサイズが多いのが特徴。

秋からマダイが釣れ続いている名立沖

毎年、2月、3月の上越沖は食べておいしいマダイの荒食いが楽しめる。

本来の乗っ込みは5月、6月だが、まるで乗っ込み期のように大型が釣れたり数釣れることからこのシーズンのことを、〝プレ乗っ込み〟と呼ぶようになった。

しかし、日本有数のマダイ漁場である上越沖といえども、毎年同じようにマダイが回遊するわけではない。

今期は暖冬のため、真冬の日本海の水温も例年より高めだ。

冬場は冬型の気圧配置になると西の暴風が吹き荒れるため、必然的に出船率は低くなる。

それは例年どおりだが、シケの合間に出船すると、12月、1月、2月もマダイが水深70m前後の魚礁周りなどで釣れ続いていたのだ。

釣れるマダイもなんと2㎏を越える良型が多いという。

高水温の影響かどうかは分からないが、大型が狙える直江津沖の人工魚礁周りのマダイは3月前半まではさっぱり。

大ダイは回遊しているのだろうが、釣りをしても異常なほどのエサ取り魚の多さのために釣りにならないのだという。

昨年から依然変わらず釣れ続いているのが、名立沖の人工魚礁と根周り。

今期のプレ乗っ込み初期は、名立沖がメインフィールドとなっている。

マダイのサイズは、1〜4㎏。食べておいしいナイスボディーの2〜3㎏サイズが多いことが特徴だ。

3月中はほぼこの名立沖がメインフィールドになると思われるが、温存している直江津沖もいつ開幕するか分からない。

大型の直江津沖、中型&数釣りの名立沖というのは今後も変わらないと思われるので、直江津沖の釣況も気にしておきたいところだ。

上越沖のマダイ釣り 重い仕掛けと軽い仕掛け、どちらがよいのか?

上越沖の春のマダイ釣りは、ハリスの長さ10〜12m使用のオキアミコマセ釣りだ。

上越沖の特徴ともいえるのが、ここのマダイはボトムで釣らずにかなり魚を浮かせて釣るというもの。
当然、各船長の指示ダナは、高ダナである。

ちなみに「第二八坂丸」では、水深70mのポイントで指示ダナは水深45m。

ハリス長が約10mとしても、ハリスの付けエサの位置は底から15m以上上へ浮遊していることになる。

上越沖では、やる気あるマダイを浮かせて釣るのがセオリーとなっていることを再認識しておこう。

さて、仕掛けだが、
〝重い〟〝軽い〟の表現が知れ渡るきっかけになったのは、ここ上越沖のマダイ釣り。

その仕掛けの重さの違いで釣果が異なることが多かった。

今期はどうだろう。直江津「第二八坂丸」竹内敏幸船長によれば、
「今年は重い仕掛けの人も軽い仕掛けの人も釣れるときはまんべんなく釣れてます。
なにより大事なことは、指示ダナをきちんと守ることやハリスをむやみに長くしすぎないことでしょうか」と話す。

どういうことか?

「今期の名立沖のマダイは、いまのところ、ボトム付近にはっきりと魚探に映し出される個体はなかなか釣れないんです。
魚探にポツポツと浮いた反応が出ると必ず誰かにマダイがヒットしています。
ボトムのマダイをタナを下げて狙ったりもしましたが、全くダメ。
だから、根気よく魚が浮くのを待って掛けるしかないんですよ」

基本的な釣り方はこうだ。

コマセはオキアミ一掴み程度をプラカゴのなかにいれ、船長の指示ダナの5m下までビシを下ろす。
そこから、2〜3回に分けてコマセを軽く出しながら指示ダナまで上げる。
指示ダナ付近で手持ち、または、置き竿でアタリを待つというもの。

この動作の注意点は、けして指示ダナ下5mよりビシを下げてはいけないということ。

なぜなら、誰か一人でもビシを下へ下げてしまうと浮かせたいマダイも浮いてこないからだ。

たった一人のタナ違いが船上全員の釣果に影響を及ぼすことになりかねない。
言い換えれば、指示ダナ5m下まではビシを下げてよいという解釈にもなる。

だが、できるだけ指示ダナ付近で釣ることが望ましいので、無意味なタナの下げ過ぎは避けるようにしよう。

上越沖のマダイの誘い方は落とし込み+誘い上げ(落とし込みは2通り)

今期のプレ乗っ込み初期の状況は、仕掛けの重い、軽いはあまり関係ないとのことだ。

さて、それでは釣るためのカギは何か。
それはズバリ! 誘い方とそのタイミングだ。

理由は前述のとおり、浮いたマダイのみをターゲットにしていること。

マダイが浮いたタイミングで誘い動作を行えば、ぐっとヒット率がアップするのだ。

まずは、「浮いたタイミング」を知るためには、船長のアナウンスを聞き逃さないこと。

食いが渋いときほど、船長はマダイの動きを気にしている。
「魚が浮く=釣れる」というタイミングはけして逃さずアナウンスしてくれる。

探見丸があればなおよい。
そのタイミングは自分にモニターに映る画像から判断できるからだ。

「第二八坂丸」は、探見丸スマート搭載なので、スマホのワイファイ機能があれば、船の魚探を見ることができるが、スマホの電池の減りが早いので充電器を忘れずに。
もしくは、古いスマホがあれば、釣り専用にして使うのもよいだろう。

魚が浮いたら誘い動作だ。

基本は、〝落とし込み〟。

あらかじめ指示ダナより3〜5m上にビシをあげておき、タイミングを察知したら、ゆっくりと仕掛けを落とし込む。
一気に落とし込むのではなく、1mもしく50㎝刻みに数秒のストップ、つまり食わせの間を入れながら落とし込むとよい。
もちろん指示ダナから落とし込みをかけてもよい。

誘い動作は、落とし込みの逆、つまり、誘い上げも効果がある。

落としこみの動作と逆の動作をすればよい。

デッドスローで1mもしくは50㎝刻みに数秒のストップを入れてデッドスローで巻き上げる。

応用としては、〝落とし込み〟と〝誘い上げ〟を組み合わせるとより効果が期待できる。

この誘い動作は、指示ダナ前後5m以内で有効だ。
いろいろと試してみてほしい。

アタリは、潮の流れにもよるがさまざま。

コツっとアタったと思いきや一気に真下に突っ込むタイプ。
コツコツと小さなアタリがあるものの、なかなか動きがないタイプ。

浮いたマダイの捕食方法はさまざまなので一概にコレというアワセ方はない。

後者の小さなアタリのときは、即アワセはできるだけ避けよう。
魚が違和感を感じて、一気に真下に突っ込むまで待ってからやり取りをしよう。

低水温下のマダイとはいえ、浮いたマダイはかなり元気だ。
引きも強く青物と間違えるほど強く引くマダイも多い。

やり取りは無理せず、ドラグを緩めにして慎重に行うことが大事だ。

上越・名立沖 マダイ釣行レポート 浮かせたマダイを攻略しよう!

5月の声を聞くまでは、上越の山々は雪化粧が施されている。
だが、今年は暖冬のため雪の量はかなり少ないという

ポイントは名立沖。
例年なら直江津沖で大型が狙えるが、今期はまだエサ取り魚ばかりだという。直江津沖の開幕はこれからだろう

ポイントの水深は70m前後。
ちょっとした起伏のあるところに高活性のマダイが群れているようだ。マダイは広範囲に回遊中

浮いたマダイの引きはかなり強烈だ。ドラグは緩めの設定で対応しよう

数を重ねていくと、1㎏前後のマダイも抜き上げするほど余裕が出てくる。
今期はこの1〜2㎏のマダイが味がよいという

海面に姿を現したマダイ。その魚体はかなり美しい

「落とし込みの誘いでヒットしたよ」と常連さん。
探見丸の画面とにらめっこしながら、常時手持ち竿で誘い動作を駆使

ナイスボディーの3.6㎏の見事なマダイ。
激うまの身も味わえるぞ!

2㎏超えのマダイを2枚そろえられれば御の字

良型サイズが揃って、この笑顔

この時期のマダイは甘みが強く、かなり美味しい!

今回、取材にご協力いただいたのは、新潟・直江津港「第二八坂丸」

真っ白な雪化粧を施した上越の山々を眺めながらマダイ釣りを楽しむ〝プレ乗っ込み〟が開幕中だ。

ポイントは名立沖。

今期の特徴は年末から絶えることなくマダイがこの周辺で釣れ続いていること。

例年であれば、12月1月の厳寒期は水深100m以上の深場に落ちこむマダイであるが、ご存知のとおり暖冬である今期は、海のなかも同様。

水温は高めを維持しながらこの冬を経過している。

その影響だろうか、すでに水深70m前後でマダイがヒットし続けている。

「冬はシケで出れない日も多いですが、出ればまずまずの釣果を得られます。
今期のマダイの特徴はピンポイントでヒットしていることと、浮いてきたマダイしか食わないことです。
マダイが浮いたタイミングをアナウンスしますから、あの手この手の誘いでヒットさせてください!」とは、
直江津港「第二八坂丸」の竹内敏幸船長。

オキアミコマセ釣りだが、コマセのドバまきは厳禁。

カゴのなかのコマセは一掴みでオーケー。

ハリス長は、標準の全長12m。

竹内船長は、このハリス長でタナ設定しているので、ハリスはこの長さの+−1mにとどめることが大事。

船長のアナウンスのタイミングで落とし込みの誘いや巻き上げの誘いを駆使すれば高確率でヒットする。

いまの時期のマダイはすこぶるおいしい。ほんのりとのった脂身を食せば、独特の甘みが口のなかに広がり誰もが舌鼓を打つこと間違いなし。

さあ、日本海の沖釣りの実質的な開幕にあなたも参戦して一足早い春のマダイ釣りを満喫しよう。

以上の記事は「つり丸」2016年4月1日号の掲載記事です。

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