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【駿河湾・由比沖】港至近でレジャー的に深海釣り!アカムツ五目

【駿河湾・由比沖】港至近でレジャー的に深海釣り!アカムツ五目

ドン深の駿河湾最奥部に位置する由比漁港。サクラエビ漁で全国的に有名な同港だが、深海釣りではちょっとした穴場。ヒラメが解禁となる9月~12月を除く9ヶ月間、由比沖の深海に案内してくれるのが「龍神丸」だ。

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【駿河湾・由比沖】龍神丸アカムツ五目仕掛け

アカムツ主体にまじりも多彩

3月10日は静岡県由比港「龍神丸」の中深場五目。
アカムツをトップターゲットにアラ、ムツ、ウッカリカサゴ、
他所ではなかなかお目にかかれないクログチ(上品な白身で肉量も多く、テンプラ、フライ、ムニエルは特に美味と佐野栄俊船長)
などのメインにシロムツ、ユメカサゴ、「ドンコ」ことチゴダラ等々、多種多彩な魚種でクーラーボックスが賑わう。
それが港から10分以内の近場で手軽に楽しめるのだ。

この日は「中深場初挑戦」のレンタルタックル2名を含む乗合8名で6時に出船。

200mダチでの第一投、着底からほどなく「カイザーT」の竿先に明確なシグナル…
だが、残念ながらルビーレッド程の「キレ」は感じられず。しばし追い食いを待つが後続なく、

まずは姿を見ようと巻き上げれば、船中初物は30㎝の小ムツに「色が違うよ」と苦笑い。

船を回した2投目は右ミヨシにキダイ、同行の井口氏に先と同サイズのムツ、レンタル初挑戦の大ドモではウッカリカサゴがプカリ。
右舷胴はシロムツ、筆者にユメカサゴと2投で早くも船中五目釣りを達成。「今日はアタリが多くてイイ感じ」と軽口を叩くが…。

筆者に本命らしきアタリ!

「モドキ」で残念ながら、縄切過が無くて何より。

縄切魚の姿を見て「ここはマズい」と見たか、再び取って返した佐野船長の判断は吉と出るか、凶と出るか。

膠着状態のまま迎えた10時45分。
幾度目かの底取り後に、それまでと一線を画すシャープなアタリが竿先を叩く。

残り1時間を切った所で遂に訪れたルビーレッドのアプローチに思わず緩む口元を隠し切れない。

「貴重な1匹を確実に」と早々に巻き上げにかかる。
ベタ凪の海上に「よもや弾かれることはあるまい」とタカを括り「これでイチ抜け」と浮かれた気分も相まって
強気に設定したスピードコントロールが冒頭の悲劇を招くことに…。

赤い本命が浮上! 連発かと思われたが…

直後に「赤いよっ!!」と声を上げたのは、ここまでノーヒットにも腐らず、諦めずに釣り続けたチームメンバーの野口氏。
この日初のアタリが大本命と「結果」を出して破顔一笑。

直後、ロッドが海面に突き刺さらんばかりのビッグヒットが大ドモの初挑戦者を襲う。

「サメじゃないのか」の声も上がるが、船長は自信ありげ。
立て続けに右ミヨシも強いアタリに襲われるが、細仕掛が災いか、ヤリトリの間もなくハリス切れに泣く。
船長推奨の「ハリス12号」の意味を実感する。

大ドモでは時折ヒヤリとさせられる突っ込みを交わしながら、の巻き上げが続く。
ラスト30mで筆者同様の激しい抵抗を見せ「これはホンモノだろう」と船長がタモを構えれば、スワ、2㎏級かと色めき立つ船内。

ほどなく覗き込む海面下に揺らめいた魚影は…アレッ!? 銀色だ。

「あーっ、グチかぁ。騙されたなぁー!!」1.5㎏級をヒョイと抜き上げた佐野船長。
「普通グチは中間過ぎると引かないんだけれど、ラスト30mで暴れたからすっかり騙された」と照れ笑い。

大本命でなかったのは残念ながら、個人的には魚体写真コレクションが追加され、嬉しい限り。
次回は自らの手でサイズアップを狙いたい。

定刻11時半に納竿。筆者オーラスはユメカサゴ。逃したルビーはデカかった!?

佐野船長には不本意な釣行だったかもしれないが、再訪の大義名分が出来た!? 筆者には満更でもない春の1日を満喫。
由比沖の中深場五目は新たな「お気に入り」登録となったのだ。

手軽に楽しめる高級魚 アカムツ五目釣果レポート

アカムツのポイントは水深200m前後

深海釣りのポイントも港から10分程度。
富士山を眺めながらの釣りだ

港近くで手軽に深海釣りを楽しめる由比港。アカムツ主体の五目釣りで高級魚いっぱい!!

まじりでクロムツも上がった

グッドサイズのクログチも上がった。実はコレ、とっても美味しい魚だ

全国区の人気釣魚となったアカムツ。
駿河湾でも良型が狙える

今回、取材にご協力いただいたのは、静岡・由比港「龍神丸」

深海釣りにも効く「ショアジグプラス」

 筆者愛用ダッピーシリーズでお馴染み「ニッコー化成」の今期新製品のひとつが「ショアジグ プラス」。

その名の通りショアジグのフックに装着するバイトマーカーだが、
深海釣りでも効果が期待でき、今回の釣行からハリのチモトに装着している。

ハリに浮力をプラスし食い込みを良くする、チモトをガードしつつ、
ソフト素材でハリの動きやハリスのしなやかさを妨げない、
カラー(蛍ムラ、グローの2色)+シュリンプテイストで視覚、味覚、嗅覚の3面アピールと、複数の効果が期待できる優れモノ。

この日は「桜エビを主食とする駿河湾深海魚」にシュリンプテイストがマッチしたか、食い渋りの中、終始同乗者よりも早めのタイミングでアタリが出ていたイメージ。今後も地域やターゲットに合せたセレクトで使い分けたいニューギミックだ。

ドン深の駿河湾最奥部に位置する由比漁港。サクラエビ漁で全国的に有名な同港だが、深海釣りではちょっとした穴場だ。

ヒラメが解禁となる9月15日~12月の4ヶ月を除く9ヶ月間、そんな由比沖の深海に案内してくれるのが佐野栄俊船長の「龍神丸」だ。

ポイントは航程10分圏内と至近にして東西の風にも強く、春の嵐に翻弄されがちなこの時期に数少ない「頼りになる基地」でもある。
200mでのトップターゲットは深海釣りの花形スター、ルビーレッドことアカムツで、サイズは大中小まじり。

「五目」の脇を固めるのはアラ、ムツ、シロムツ、ウッカリカサゴにユメカサゴ等々。
アラは豪州サイズ(オーストラリアと言えばコアラ=小アラ)が主体だが、一昨年には僚船で9㎏のビッグワン。

ムツも同様に「小」が多いが、時に2㎏超の「大」が浮上するので気は抜けない。
特筆モノは他の釣り場ではなかなかお目に掛かれない大型ニベ「クログチ」の存在。
1㎏~大型は3㎏、一人で3~4匹釣ることもあり、こちらも魅力的。

中深場ロッドに3000番クラス電動でOKのお手軽感も相まって「入門者は構えず気軽に」挑戦でき、
ベテランも十二分楽しめる。そんな「レジャー的なな深海釣り」が「龍神丸」の身上だ。

以上の記事は「つり丸」2019年4月15日号の掲載記事です。

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