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【猿島沖】美味しい金アジ! 豪華ゲスト登場も!?(村上釣舟店)

【猿島沖】美味しい金アジ! 豪華ゲスト登場も!?(村上釣舟店)

猿島沖で釣れるマアジは沖合を回遊するクロアジと瀬付きのキアジ (通称金アジ)との2タイプがある。弧を描く背が黄金色に輝く金アジは、瀬につく豊富なプランクトンで育つため、脂が乗り、抜群の旨みを誇る。

今回使用したビシアジタックル【猿島沖】村上釣舟店

猿島沖で開始から好調な食い!

新安浦港を出て、約10分後には投入の合図が出された。船長が船を停めたポイントは、港の目の前の猿島沖だ。
周辺の海上は、凪も良く、風もない。ぽかぽかと暖かい日差しに、乗船客たちはウエアの上着を脱いだ。

この日、「第一千代吉丸」の釣り座はすべて埋まり、貸し竿を手にする団体が乗船客の約半数を占めた。
おぼつかなかった竿やリールの取り扱いも、船長や仲乗りの丁寧な指導を受け、すぐに一通りの作業がこなせるようになった。

そうなると、猿島沖のアジたちはすぐに反応した。竿を持つ手にアジからのシグナルを感じ取った団体客たち。
電動リールで巻き上げながら、ワクワク感いっぱいの表情で道糸を見つめる。

そして、釣れたアジを抜き上げては歓声を上げた。皆一様に、花が咲いたような満面の笑みで喜びを表現した。
一方の常連客たちも、順調にアジを釣った。「これが旨いんだよなあ」と表情をほころばせながら、次々と金アジを抜き上げた。

「今日は20はいきたいね」、「いや、30はいけるんじゃないの?」と、そんな軽快な会話も飛びかった。

だが、そんな状況も長くは続かなかった。心なしか傾いていた道糸が、気が付けばまっすぐに立っている。潮止まりだ。
「潮が止まっちゃうとねえ…、半日船は厳しいのよ」と船長も、思わずため息をこぼした。

ポイントを移動すると30㎝級のアジが釣れ始めた

島の北沖から東沖へと船はポイントを移した。
ここではアジもポツリポツリと釣れたが、それよりも高い頻度でイシモチが釣れてきた。
今が旬のイシモチはどれも良型ばかりで、乗船客たちは皆その強いアタリと引きを存分に楽しんだ。

しかし、船長の狙いはあくまでもアジだ。イシモチのアタリがひと段落すると、船長は船をさらに沖へと移動させた。
水深は52mと、先ほどまでのポイントより20mほど深い。

「ここは潮が速いポイントだから、潮が流れてる時はできないポイントなんだよ。オマツリしちゃうからね。でも、今日なら大丈夫かな」
船長がそう話し終えると、常連客が30㎝はあるアジを釣り上げた。続けて団体客にもほぼ同サイズのアジが釣れた。このポイントで釣れる良型アジもまた、船長が追い求める金アジだった。

「おおっ! デカいよ」、「大きい!」と、あちらこちらから感嘆の声があがる。声のする方に駆け付け、これらの良型アジをカメラのフレームに収めていると、置き竿にしていた私の竿が叩かれていた。足早に釣り座に戻り、竿を手に取る。ゆっくりと聞きアワせてみると、グン、グン、と力強い引きがあった。

ハリ掛かりを確信し、電動リールで巻き上げ始める。
グン、グンという抵抗が、時おり竿を持つ手にはっきりと伝わってくる。これが楽しくてたまらない。

やがて電動リールが止まり、海面下にテンビンが見えた。ビシを取り込み、仕掛けを手繰る。
円を描くようにゆっくりと回りながら、徐々に上がってくるアジ。身体を折り曲げて、めいっぱい腕を伸ばす。
仕掛けをつかんで、慎重に抜き上げると…。

『やっぱり釣りが好き!!』

堂々の32㎝! この日の最大となる良型だ。
体高があり、丸みを帯びた背は、陽の光を受けてキラキラと金色に輝いた。

ふと気が付くと、「これが旨いんだよなあ」と私も無意識のうちにつぶやいていた。

潮が緩く潮止まりもあってアジの活性が急降下

納竿時刻の30分ほど前に、操舵室に入った。船長にこの日の状況を尋ねると、船長はしばらく黙り込んだ。

「う〜ん…、今日は潮がねえ…」

この日は朝から潮の流れが緩かったのだが、さらに潮止まりをはさんだこともあって、アジの活性も急降下したようだった。
しかし、竿頭の常連客は23匹のアジを釣り上げた。また、他の乗船客たちも、いくつものアジをクーラーに収めることができた。

そして釣れたアジが、すべて激旨の金アジなのだから、半日の釣果としてまったく申し分はない。
そう船長に伝えると、船長はこんな話しをしてくれた。

「もっと沖へ出れば、大きいアジが数釣れるよ。でもさ、食べておいしいのはやっぱり金アジでしょう? たくさん釣ってほしいと思うけど、それよりもやっぱり旨いアジを釣って食べてもらいたいんだよね」

笑みを浮かべてそう話してくれた船長のその気持ちは、乗船客たちにしっかりと伝わっていたと思う。
なぜなら、船を降りる乗船客たちが、皆満面の笑顔だったからだ。

やっぱり『やっぱりビシアジ釣りが 好き!!』

今回の取材釣行でも、ささめ針の「激釣 アジビシ ケイムラフック」を使った。
もちろん、この日の最大級のアジを釣ったくらいだから、この仕掛けでアジは好調に釣れた。

しかし、イシモチもケイムラがお好きなようで、とにかくイシモチが良く釣れた。
この日の本命がイシモチだったとしたら、おそらく船中でダントツの竿頭だっただろう。
いや、アジも釣れたよ! ホントに。

狙いはとても美味しい金アジ! ビギナーでも手軽に挑戦できるビシアジ釣果レポート

取材当日は、港前のポイントからスタート

仕掛けはハリス2号のビシアジ用でOK!

この釣りはコマセワークが大事

女性アングラーもナイスボディーの金アジをゲット!

2匹いるぞ!

美味なアジを全員が釣り上げた

食いのたつ時間帯には一荷も!

30㎝級からそれ以上の良型もまじった!

何で食べてもおいしいアジ!

旬のイシモチもまじった!

こちらは一荷!

良型のイシモチ

今回、取材にご協力いただいたのは、神奈川・新浦安「村上釣船店」

新安浦港「村上釣船店」の半日アジは、とにかくビギナーにオススメだ!
まず、港の目前の猿島周辺がポイントなので、航程約10分と至近距離なのがうれしい。
さらに、今の時期なら水深も30m台から深くても50m台なので、さほど体力を必要としない。

また、午前船なら7時半に出船して12時に帰港と短時間で楽しめる。13時出船と、朝がゆっくりできる午後船もある。
「村上釣船店」には、竿も電動リールもウエアの貸し出しもあるので、クーラーひとつで出かけることも可能だ。

ビギナーにうってつけのアジ釣りだが、猿島周辺で釣れるアジは旨さに定評がある金アジだ。
なので、ベテランもまた金アジを求めてこの船に乗る。午前午後通しで乗船し、一日中アジ釣り三昧で過ごす常連客もいるほどだ。

「食べて旨いのはやっぱり金アジだよね。だから金アジにこだわってるんだ。うちに来てくれたお客さんには、旨い金アジを釣って食べて、喜んでもらいたいからね」とは、金アジにこだわり続ける村上敏宏船長の談だ。

今なら旬の旨いイシモチが多数まじる。また、例年どおりなら、ちょうど本誌が発売される頃にはアジ船のゲストにクロダイの釣果が載る頃でもある。
ともあれ、激旨金アジが手軽に釣れるので、ビギナーにもベテランにもぜひオススメしたいメニューだ!

以上の記事は「つり丸」2015年6月1日号の掲載記事です。

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