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手軽で釣りやすい相模湾の「シロギス」ハモノ狙いもオススメ!

手軽で釣りやすい相模湾の「シロギス」ハモノ狙いもオススメ!

シロギス釣りはビギナーでも簡単で手軽な釣りだが、数に差が出る奥の深い玄人好みの釣りでもある。相模湾でこれからポイントが浅くなり、数釣りが楽しめるようになる。初夏はお手軽なシロギス釣りがオススメだ!

好シーズンに突入した相模湾のシロギス!ハモノ狙いもオススメ!

連日気温が20度を超えるとビジネス街ではクールビズが推奨される。
そうなる時期の湘南にはやっぱりシロギスがマッチする。
シロギスは沖釣り初挑戦のビギナーからベテランまで誰でも簡単に楽しめる人気ターゲットだ。

大磯港「邦丸」のシロギス船では、乗船人数によってシロギスをエサにハモノ釣りも楽しめる。
これが目当ての常連さんも多く、釣り人の心をさらに熱くする。
取材当日、乗船手続きを済ませて船長に確認すると、ニッコリしてハモノ狙いのOKが出た。

まずまずの好スタート 本命が顔をだす!

6時半になると、味澤藤吉船長の舵取りで大磯沖へ出船。
港を出ると、周囲には湘南バイパスや湘南平、江ノ島も一望できる。

船長に様子を聞くと「毎年、GW前後に型のいいのが釣れるんですが、今年はずっと型がいいですね」と期待できる返答。

水温が20度を超えると活性も高まり、水深は15〜20mで釣れている。

タックルは、感度良く食い込み重視の軟調子な専用竿が船長のオススメ。
ポイントは砂地のため、片テンビンにオモリ15号が湘南流だ。
船宿仕掛けはハリス0.8号、1.2mに流線7号の2本バリ。

「はいやってみましょう。エサのタラシは1㎝までです。プルッときたら即アワせてください」とスタートの合図。

船首に陣取り周囲を観察すると、左舷トモの常連さんにファーストヒットだ。
駆けつけると2本竿ともヒット中。カメラを首にぶら下げ、1本の竿をお手伝い。

どうやらキスではなさそうだ。
ギュンギュン竿が絞られて、リールのドラグが滑って道糸が出ていく。
青物を予感させる正体は30㎝オーバーのジャンボアジ。そしてカレイも顔を出した。

仕掛けを拝見すると、テンビンにはルアー用のタングステンオモリを付けるこだわり。
落下が速く大潮には威力を発揮するそうだ。

「小田原に向かって潮が動いてますね」とアナウンスが響くと本命のアタリが連発する。
「プルッときたら即アワセ!」を実行して、次々と良型が抜き上げられた。

シロギスには速めの誘いが有効だった

右舷トモでも良型が取り込まれた。
魚体は太陽に照らされ、美しいパールホワイトに輝く。

こちらの常連さんは鋳込みテンビンを使っている。
仕掛けが絡みにくく、エサの動きに変化が出るそうだ。
さらにエサ付けの滑り止めとして貝粉も準備している。

シロギスが確保できるとハモノ狙いもスタートした。
「ハモノのエサはちょっと大きいかな? と思うくらいが元気よく泳いでいいですね」と船長。
すると、左舷トモでハモノ竿にアタった! 船長も身を乗り出し注目するが残念…。

左舷ミヨシで20㎝オーバーのグッドサイズをカメラに収めて、自分もようやく竿を出す。

1投目からプルッと来たが残念。
少し速めの誘いでプルプルッと再びアタった。
手首を返すようにアワせると、シャープな引きは何ともいえない心地よさ。
海面にはナイスサイズの本命だ。抜き上げると、手の中でグリグリ体をよじって尻尾を振った。

この日は長めに間を取るとメゴチが食ってきた。
シロギスには、速い誘いがよかった。
また、ひと際強い引きでホウボウやカナガシラも顔を出した。

そして、いよいよ自分もハモノ狙いをスタート。
釣れたシロギスの上アゴに伊勢尼バリ11号を掛けて、ハモノ仕掛けを投入。

そう簡単ではないが、このワクワク感が何ともいえない釣り人の性だ。

ハモノ狙いが的中!マゴチにヒラメがヒット!

アタリが遠くなると、船長はポイントを移動する。
移動後の1投目には、再びアタリが連発するので集中する。

「潮が平塚方向に変わりそうですね」と船長。

潮変わりのチャンスに期待していると、右舷トモでハモノ竿に待望のヒット!

慌ててカメラを準備すると、自分のハモノ竿もバタバタと様子がおかしい。
カメラを置いて不自然に動く竿を手に取ると、海中の様子がリアルに手に伝わってきた。
トモでは良型のマゴチが無事タモに収まった。

心臓がバクバクするなか、竿先がギュッとお辞儀した。
ゆっくり聞き上げるとハリ掛かり。
「ヨーシッ、乗った〜」と最高な気分だ。

竿先が海面に突っ込んで、重量感たっぷりのやり取りを楽しむ。
慎重にリールを巻き上げていくと、海面にユラユラとヒラメが浮いた。
船長がタモを構え、一発でタモに収まった。

「今期で一番いい型のヒラメですね」と船長もニッコリ答えてくれた。

気付くと時計は10時を回り1便の沖揚がりとなった。
2便は10時半に再出船して、アタリが活発に続くと綺麗な良型が次々船内に抜き上げられた。
そして2便でも、自分の竿が一気に海面に突っ込み、マゴチをゲット。
ヒラメとマゴチの尻尾は小型クーラーからはみ出るほどで、でき過ぎの釣果に大満足の一日となった。

手軽に楽しめる良型シロギス&ハモノの豪華メニューをぜひ楽しんでいただきたい。

これから水深が浅くなってさらに釣りやすくなる!相模湾・シロギス釣行レポート

当日の釣り場は大磯沖の水深15〜20m

今シーズンはサイズがいい大磯沖のシロギス

良型のキスは釣り味も食味も最高

まるまる太ったシロギス!

新鮮なシロギスの天ぷらは美味!

水深が浅くなると、さらに数釣りが期待できる

慣れた人は2本竿を操る!
船長の了解を得られれば、ハモノ狙いの竿を出すことも!

仕掛けはテンビン式。エサはジャリメ。
ジャリメを付けるときのタラシは1cmくらいまで

取材当日、釣れたキスをエサにしたハモノ狙いでマゴチが上がった!

ハモノ狙いではヒラメもヒット

キス仕掛けに良型のアジがヒット

ホウボウは定番ゲスト

ムシガレイもまじった

今回、取材にご協力いただいたのは、神奈川・大磯「邦丸」

取材当日は快晴、ベタ凪で絶好のシロギス釣り日和に恵まれた。

シロギス釣りはビギナーでも簡単に楽しめる手軽な釣りだが、数に差が出る奥の深い玄人好みの釣りでもあるのだ。

「手返しよく、状況にあった誘いと細かいアタリが取れるかがカギです」と話すのは、今回取材した大磯港「邦丸」の味澤藤吉船長。

今シーズンは良型が多く、独特のシャープな引きを存分に味わうことができるという大磯沖。
そして、「邦丸」では乗船人数次第でシロギスをエサにハモノ狙いも楽しめる(必ず船長に了解を得ること)。

この釣りのゲストは定番のメゴチのほか、カレイ、ホウボウ、カナガシラなど。

当日は30㎝を超えるジャンボアジも登場した。ハモノ狙いも好調で、ヒラメやマゴチが掛かる。

釣りたての新鮮なシロギスはとても美味。良型のシロギスはテンプラが定番。

そして船長のオススメは特性のお茶漬け。
熱々ご飯にシロギスの糸作りと薬味やワサビを乗せ一番出しをかけたらできあがり。ぜひ試していただきたい。

水温が上昇して安定すると、ポイントがさらに浅くなり数釣りが楽しめるようになる。

初夏はお手軽な相模湾のシロギス釣りがオススメだ。

以上の記事は「つり丸」2016年6月15日号の掲載記事です。

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