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【静岡・下田】五目は良型シマアジ炸裂!! 全員キャッチ!

【静岡・下田】五目は良型シマアジ炸裂!! 全員キャッチ!

今年も日帰り遠征釣りの聖地、銭洲が解禁を迎えた。 GWは、銭洲遠征にチャレンジだ!

銭洲遠征船のタイムスケジュール

「銭洲遠征の魅力は、五目釣りでは釣れないということはまずなく、お土産は確実といっていいでしょう。そして泳がせ釣りでは、どんな大物が食ってくるか分からないという、大きなロマンがあることでしょうね」と話すのは、銭洲遠征船の老舗、下田港「龍正丸」の鈴木豊船長。実際に「龍正丸」では、過去に74㎏という超大物カンパチが取り込まれている。

そんな銭洲は、伊豆半島の先端・石廊崎から南へおよそ75kmの太平洋のド・真ん中にある岩礁群のこと。
“ここに来れば銭になる”ということで漁師がそう名付けたといわれるほど、大変豊な魚影を誇る海域である。

さて、今回は本誌が発売されるのがゴールデンウイーク真っ只中ということで、銭洲遠征にこれから初めてチャレンジしてみたいという方のために、まずは銭洲遠征のタイムスケジュールを紹介したい。

エサの仕入れのあるなしなどにもよるが、今回は途中でエサのアカイカを買い付けたため、出港は午前1時頃(出船時間は必ず確認のこと)。そうなると、都内在住の人なら仕事が終わって帰宅したらすぐさま出発することとなるので、寝る時間がない…と心配される方もいるかもしれないが、そこはご安心を。遠征船には仕切りがあり布団が敷かれた清潔なベッドが備え付けてあるため、釣り場に着くまで快適に仮眠できるのだ。もちろん、釣りが終わった後も帰港するまで仮眠可能である(汚れたり濡れたりした服でベッドに入ることはマナー違反なので、必ず着替えを持参すること)。

仮眠といっても、1時に出港したとすれば、竿入れが午前7時であるため、準備の時間を考えても5時間ほども寝られる。往復となれば10時間だ。こうなると、近海日帰り釣行よりもむしろ多くの睡眠時間を取れるほど。しっかりと眠れるので、帰りの運転も安心だ。

前述のように、銭洲の竿入れは午前7時と協定で決められており、沖揚がりは13時となっている。したがって、実質の釣り時間は6時間。これは長そうで、案外短いので、集中して釣ろう。

タックルは五目用と泳がせ用を用意しよう

銭洲で楽しめる釣りのスタイルは大きく3つ。ひとつは「五目釣り」。
もうひとつは「泳がせ釣り」。エサ釣りの場合は基本的にこの2つの道具を持ち込み、状況に合わせてそれらを楽しむ。
3つめは「ルアー」である。

五目釣りの解禁当初のターゲットは、メインはシマアジ。
その他、ウメイロやマダイ、カンパチ、イサキなど、季節に応じた美味しい高級魚のオンパレードとなる。

泳がせ釣りのターゲットは、カンパチ、ヒラマサ、モロコの3種。
それらの頭文字を取り、特別な敬意を込めて“モヒカン”と呼ぶほど大物釣り師垂涎のターゲットとなっている。

今回は、今まさにグッドシーズンとなっているシマアジをメインとした五目釣りと、アカイカエサを使った泳がせ釣りについて紹介したい。

シマアジをメインとした五目釣りのタックルは、竿は2m前後の6対4または7対3調子のもの。
ワンピースの専用竿はやはり最高で口の柔らかいシマアジであってもバラシは非常に少ないが、もちろんそれでなければ釣れないということはない。ビシの重さに対応した軟らかめのビシアジ竿や万能船竿なども使用可能だ。

仕掛けは、初心者であれば市販仕掛けがオススメ。ウイリータイプと空バリタイプ(オキアミを付ける)の2つを用意できればなおよい。とくに潮が濁っている状況では、インブライトのハリが効果を発揮することがある。ただ、この場合はエサ取りにやられてしまうことも多いので、マメな手返しは必須だ。

さらに、ビシについてもプラビシとステン缶の2種類を用意できればベター。ウイリーシャクリではプラビシ、置き竿ではステン缶が最適なコマセワークを実現してくれる。

泳がせ釣りのタックルは、ロッドはワンピースタイプの泳がせ専用モデル。
これからはアカイカエサがメインとなるということで、高感度タイプがベストだ(イカは魚のエサほど派手に暴れないため)。
ちなみに、チビムロなどムロアジエサの場合は、食い込みのよいティップがしなやかなタイプが最適である(魚エサはイカに比べて食い込みが悪いため)。

アカイカエサの仕掛けで注意したいのは、親と孫のハリのサイズは同じにするということ。上の親バリを小さくするという考えの方もいると思うが、案外この親バリに食ってくることが多いのも事実。ハリが小さければ掛かりが悪くなり、すっぽ抜けなどトラブルも多くなる。もちろん、親バリは絶対に抜けないよう、しっかりと結んでおくことは言うまでもない。

活性が高ければ上のほうでも食ってくる!

五目のシマアジの狙い方だが、磯釣りの経験がある方ならご存じかと思うが、シマアジは海底付近だけを泳ぐ魚ではない。
海面付近までエサを追って来ることもあり、活性が高ければウメイロの層よりも上で食って来ることも珍しくない。

したがって、魚の活性に合わせて探るレンジを変えてやることが重要である。
ビシが海底に着いたらまずはハリス分上げ、基本はハナダイなどを狙うウイリーシャクリの要領で、最低でも海底付近から4~5mは誘うようにしよう。重要なのは、シャクったら必ず“止め”を入れるということ。魚はこの止めの瞬間に食ってくることが多いからだ。

逆に活性が低い場合は、海底付近での攻略が中心となる。
誘っても上まで追って来ないことが多いので、この場合は長めの仕掛けを使い、ハリス分上げて置き竿で狙ってみるとよいだろう。

やり取りは、口が柔らかいシマアジだけにすべてにおいて強引な動作は厳禁。リールのドラグを駆使し、竿の弾力も利用し、釣り人も体全体を使ってシマアジの引きをいなすようにしよう。

いかにイカが暴れるレンジを探せるか

アカイカエサの泳がせ釣りの釣り方で重要なのは、まずはエサ付け。
親バリはイカを裏返したとき(水管が見える側)の胴の先端に、神経(軟骨)に刺さないようにしっかりと抜けないように刺す。
神経に刺してしまうと、イカの弱りが極端に早くなってしまうので要注意だ。

孫バリは、水管のところに軽く刺す。注意したいのは、水管に刺して水の通りを悪くしないようにすること。水管は文字とおり水の通り道。人間でいう気管みたいな役割を果たすので、水の通りが悪くなればその分弱りは早くなってしまう。

次に重要なのは、イカが暴れるタナを(これはイカエサに限ったことではないが)いかに見つけられるか、ということ。

慣れた人はゆっくりと巻き上げてイカが暴れるレンジを見つけられるだろうが、慣れないとこれがなかなか難しい。
というのも、イカはムロアジのように派手な暴れ方はせず、クンクンといったようにその前アタリは案外小さいからだ。
アカイカエサの場合は高感度のロッドが最適と前で紹介したのはそのためである。

もし、クンクンというアタリが分かりにくければ、1m巻き上げては10~20秒待つ、ということを繰り返してタナを探してみるとよいだろう。
アワセは、イカエサの場合は基本的に食い込みがいいので、送り込むことはしない。
水平にロッドを構え、強い引き込みがあったらシャープにしっかりとアワセを入れるようにしよう

【銭洲】遠征釣り五目 釣果レポート

取材日は水温が16度程度で、シマアジが絶好調! ダブルでも!

シマアジ専用ロッドが美しい弧を描く。「このロッドにしてからはシマアジのバラシが極端に減りました」とは常連の市川さん

銭洲初挑戦というハピソンガール・橘明奈さんも3kgクラスの良型! 
銭洲はベテランじゃないと行けないのでは…なんていうことはない。初心者も十分に楽しめるフィールドだ

この日はシマアジが絶好調!

取材日は船中ボウズなし! だった

3kgクラスをはじめ、2kgクラスも多数取り込まれた。「このサイズならいいね!」

市川さんの勢いは止まらない! 次々と良型シマアジを釣り上げていく

もの凄く引きました…と上がって来たのはなんとクチジロ!

五目釣りでもカンパチが多数ヒット!

銭洲の五目釣りはまさに高級魚のオンパレード。良型マダイも

アカイカの泳がせ釣りでヒットしたのは……?

6㎏級のカンパチ! 水温が上がればさらに期待大だ!!

エサのアカイカは予約で購入する

五目釣りの定番はこのウメイロ。美味な魚だ

今回、取材にご協力いただいたのは、静岡・下田港「龍正丸」

「今年はずっと水温が19度前後もあったので解禁当初から泳がせ釣りに期待が高まりましたが、いざ蓋を開けてみると水温が3度も下がっていました。その代わり、五目でシマアジが絶好調です」と話すのは、銭洲遠征船の老舗、下田港「龍正丸」の鈴木豊船長。

その言葉通り、4月中旬の取材では2〜3㎏クラスの良型シマアジが炸裂! 乗船者全員キャッチ、複数釣り上げる釣り人も多数という好結果。その他、銭洲の五目釣りらしい、カンパチやマダイ、ウメイロなど数多くの高級魚たちが登場したのだった。

さて、そんな銭洲遠征の船上にはベテラン釣り師ばかりかといえば、そんなことはない。実は案外初心者も楽しめてしまう。
今回取材した「龍正丸」はもちろん、その多くの船には仲乗りさんが乗っているから、エサの付け方や釣り方を丁寧に指導してくれるのだ。取材日は、銭洲初挑戦というハピソンガールの橘明奈さんが乗船。五目メインに楽しみ、3㎏級のシマアジをはじめ、磯師垂涎のクチジロ(イシガキダイの老成魚)まで釣り上げた。

「初めてでしたが、本当に楽しかったです。次は泳がせ釣りでカンパチを釣ってみたいです!」と次回への意気込みも話してくれた。
「今後はアカイカエサの泳がせ釣りも面白くなってきますよ!」とは鈴木船長。案ずるより産むが易し。GWは、銭洲遠征にチャレンジだ!

以上の記事は「つり丸」2019年5月15日号の掲載記事です。

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