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10kg級がトリプルヒット!外房のカモシ釣りで「ヒラマサ」好調!

10kg級がトリプルヒット!外房のカモシ釣りで「ヒラマサ」好調!

勝浦沖はヒラマサが回遊する一級ポイント。初夏と秋はカモシ釣りで数が出る時期だ。カモシ釣りはヒラマサと大ダイをターゲットに絞った外房地区の伝統釣法。難しいテクニックも必要なく、大物を手にするチャンスだ!

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同時ヒットで10kg級三連発!未経験のあなたにもチャンスです!!

青物の潮が流れ、外房のカモシ釣りでヒラマサが活発に食っている。
取材前日には船中27本の大釣りの船もあったという。

行川港へと向かう5月27日、車中ではいつもより気分が高揚していた。
滅多にお目にかかれないヒラマサを釣るチャンスだ。

ヒラマサ狙いでイカエサを使用

行川港の「作栄丸」は、カモシ釣りの老舗だ。
渡辺弘一船長は、カモシ釣りのヒラマサ、マダイと夏冬のスルメイカ、ヤリイカを得意とする。

おっとりとした雰囲気が好きで、私はもう何年も通っている宿のひとつ。
朝の挨拶をすると、「昨日爆釣だったから今日は駄目かもなぁ」と船長が笑う。

常連さんも「つり丸さん、大丈夫この船長は期待を裏切ってくれるから」と軽口が出る良い雰囲気だ。

ヒラマサポイントは行川沖から御宿沖と広範囲に渡るが、いま釣れているのは三本松と呼ばれるポイント。
行川からは40分ほどかかる。

竿入れ協定時間の6時に着くよう、5時過ぎの出船となった。
釣り場には御宿、勝浦、興津の船がすでにスタンバイして開始時間を待っていた。

「やってみましょう、タナは海面から20ヒロです」。

この日は最初からヒラマサ狙いに絞ったハリス8号6mで、エサにはイカを使った。

25ヒロの目印まで仕掛けを落とし、そこから竿を振っては下ろすを繰り返して20ヒロの目印に合わせる。
そして置き竿でアタリを待ち、ときどき竿を振り上げてエサを動かす、釣り方は簡単だ。

サンマミンチをコマセに使うのがカモシ釣りの特徴
このコマセは大型ヒラマサやマダイに効く

2流し目に私の竿にもアタリが!

朝イチの流しは不発だったが、潮まわりをして2流しめ、ミヨシの竿が入った。
ズドン、ズドンという強烈な引き込みはヒラマサに間違いない。
さっそく4キロのヒラマサが取り込まれた。

次のアタリは私の竿。
強烈な引きで竿がのされドラグから糸がずるずると出て行く。

ナイロンの道糸の伸びを利用し、頭をこちらに向けたらガンガンと巻き取る。
仕掛けが上がってきた、オモリは竿先にぶらさげたままでハリスを手繰る。
こうしておけばヒラマサが急に突っ走ってもハリスを放せばいい。

海面に姿を見せた魚は元気一杯、反転してまた潜る。

ハリスを放して対応しつつ、魚をまわすように誘導し、船長のタモに無事収まったのは4㎏のヒラマサだった。
朝のうちに本命の顔を見られて一安心だ。

その後も流し換えのたびにポツポツとヒラマサがアタるが、マダイの写真も欲しい。
マダイを狙ってみようかな、と思い始めた。

マダイを狙うには、ヒラマサ仕掛けの先に小型サルカンを介して5号3mのハリスを結び、エサにサンマのブツを使えばよいか…。と考えていると、私の竿先がストンと入った。

重々しい引きだがヒラマサのように疾走しない、上がってきたのは3.8㎏のマダイだった。
10号ハリスでイカエサに食ってきた、マダイも活性が高いのだろう。

運良くマダイも写真に収められて良い取材になった。

この後に私は2.3㎏の小型を追加し2本め、船では7本めのヒラマサが上がった。


トリプルヒットで竿が折れんばかり!

そしてこの日のハイライトが訪れた。

隣のミヨシの釣り人の竿が折れんばかりに曲がる、これは大きそう。
自分の仕掛けを上げてカメラを構えると、反対舷でもヒットだ、これまた大きそう。
さらにトモの釣り人の竿も入り、トリプルヒットだ。

どの竿の曲がりも尋常ではない、船長は誰の仕掛けが早く上がるかを見極めて、次々とタモを入れた。

上がってきた魚にびっくり。
11.2㎏、10.5㎏、9.8㎏の大型ばかりじゃないか!

85年に阪神タイガースがバックスクリーン三連発をしたときにもたまげたが、この10㎏級ヒラマサ三連発はそれ以上の衝撃だ、長いことカモシ釣りやっているがこんなの初めて見た。

「さっき伊井さんが2㎏を釣った根をもう一度流してみたんだよ。でかい奴の群れがたまたま来たんだなぁ」と船長。

私もでかいの釣りたい、最後に10㎏オーバーを! と念じて竿を振るが、さすがにそこまで上手くはいかずに沖揚がり。
それでもヒラマサ2本にマダイ1枚と満足、クーラーずっしりの釣果で竿を仕舞った。

大ヒラマサに大ダイ、多くの釣り人にとって目標とする魚への近道、それがカモシ釣りと言えるだろう。

独自の道具を使うためチャレンジに躊躇している人もいると思うが、まずは貸し道具を利用するのがおすすめだ。
予約時に初めてということを伝えれば、船長が釣り方まで丁寧に教えてくれる。

一度ヒラマサの引きを味わえば、カモシ釣りの虜になることは間違いない。

9.8kg!10.5kg!!11.2kg!!! 外房 ヒラマサ釣行レポート

グラスワンピースロッドをひん曲げる!10㎏級のヒラマサの引きは強烈。
カモシ釣りは身近なエリアで大型青物の引きが楽しめる釣りだ

ヒラマサ狙いでは、付けエサはイカ類が効果的。
こちらはミミイカの1匹掛け

サンマのブツ切りはヒラマサもタイも食ってくる

ヒラマサがコンスタントに食っている外房のカモシ釣り。
取材当日は10㎏クラスのトリプルヒットもあった。当日最大の11.2㎏

こちらは10.5㎏。メモリアルな10㎏オーバー

10㎏まであと一歩の9.8㎏。コイツもいい引きを見せてくれた

この日は2~4㎏前後も多数ヒットした

筆者はヒラマサのほか3.8㎏のマダイも釣り上げた

今回、取材にご協力いただいたのは、千葉・浜行川港「作栄丸」

勝浦沖は周年ヒラマサが回遊する一級ポイント。
特に初夏と秋がカモシ釣りで数が出る時期だ。

今年は春から真潮(北へ流れる潮)が差し込み、良型のヒラマサが好調に釣れている。

行川港の「作栄丸」では、この日船中全員がヒラマサを釣り上げ、良型のマダイもまじった。

カモシ釣りはヒラマサと大ダイをターゲットに絞った外房地区の伝統釣法。
遊動式仕掛けで大物の引きをいなし、ナイロンラインでハリス切れを防ぐ独自のシステムだ。

難しいテクニックも必要なく、大物を手にするチャンスは誰にでもある。

この日のハイライトは10時過ぎにやってきた。

続けて3人の竿が海面に突っ込む、どの竿も折れんばかりに曲がって、釣り人とヒラマサのファイトが繰り広げられている。

渡辺弘一船長が次々とタモを差し出し、11・2㎏、10・5㎏、9.8㎏のヒラマサが船に上げられた。

10キロ級ヒラマサの三連発の離れ技! 

こんな大物が手軽なタックルで釣れるのがカモシ釣りの最大の魅力だ。

6月は例年なら乗っ込み大鯛の好期に入る。
しかし、今年の潮だと夏までヒラマサが釣れ続く期待は大きい。

「作栄丸」では無料の貸し道具も用意されているので、
カモシ釣り未体験の人もこの機会にメモリアルな大物にチャレンジしてみよう。

以上の記事は「つり丸」2017年7月1日号の掲載記事です。

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