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【相模湾】多点掛けを楽しもう!良型のスルメイカを釣ろう

【相模湾】多点掛けを楽しもう!良型のスルメイカを釣ろう

スルメイカは地方によって産卵の時期が異なり、相模湾等の太平洋側は冬が産卵時期とされる。寿命が1年のイカなのでGW頃に20㎝ほどのムギイカに成長し、ニセイカ、そして胴長30㎝を超えるスルメイカになる。

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【相模湾】湘南 海成丸スルメイカの仕掛け

ポイントは洲崎沖いきなり6杯掛け!

今日お邪魔したのは相模湾沿岸のほぼ中央部に位置する茅ヶ崎港。
「都内からそれなりに遠いのでは?」と感じるかもしれないけれども、いやいやどうして! 
筆者の自宅がある東名川崎IC付近から最も近いのは、川崎でも横浜でも、そして三浦でもなく、茅ヶ崎港。
都内から東名高速、圏央道、新湘南バイパスと高速道を乗り継ぎ、茅ヶ崎海岸ICを降りたら港までもう数分。
東名川崎ICからなら30分ほどで港に到着する。圏央道の普及で、ここまで身近な場所となった。

この時期に人気を博すのがムギイカ(小型のスルメイカ)。
束(100杯)を超えるほど釣れるのも珍しくなく、数釣りを楽しめる。
今シーズンもすでに開幕を迎えており、連日好釣果の報を聞く。

しかし本日の本命はムギイカではなく、サイズが大きくなったスルメイカ。
茅ケ崎港「湘南海成丸」にお世話になった。「湘南海成丸」と言えば、夏時期のキハダマグロ・カツオが有名。
スルメイカ? と感じる方もいるかもしれない。それもそのはずで、じつは今年からスルメイカの乗合船を始めたばかり。

鈴木敦船長に聞くと、「今年うちに来てくれるお客さんは茅ヶ崎沖のムギイカでなく、スルメイカ狙いの方が多くて。今、スルメイカは洲崎沖がメインでGW明けから本格化しています。トップ50杯を超える日も珍しくないほど好調だから、今日も洲崎沖まで行ってみます」とのこと。

精鋭の5名の釣り客を乗せて洲崎沖に向け午前6時に出発。

ポイントに到着するとたくさんの船がすでにスルメイカの反応を探している。
連日の好調そのままに鈴木船長もすぐにイカの群れの反応を発見。水深は130mほど。
海底から20m幅でサバの反応とまじってイカの反応が出ているとのこと。のっけから最近の好調さを目の当たりにする。

ご夫婦で通年イカを追いかけているという土門さんご夫婦。
奥様に着底と同時にずっしりと感じる重み。いきなりスルメイカ6点掛けからのスタート!

朝のチャンスタイムに全員が型を見る!

朝イチは着底と同時にアタリが来るほど、まさに入れ乗り。しかしこの日はイカの反応と一緒にサバの反応が。
上げてくる最中にサバの猛攻に遭い、せっかく掛かったイカが振り落とされてしまう状況。う
まくサバの猛攻を掻い潜れば本命の顔を見られる。

さすがは精鋭の5名で、このチャンスを逃すことなく開始早々に全員が本命の顔を見る。
土門ご夫妻は早々にツ抜け(10杯)を達成。居ても立ってもいられず、筆者もここで竿を出す。

じつは筆者は長年の釣り経験にもかかわらず、一向にイカ釣りの腕が上達しない。

その苦手意識からか? いきなりの大失態。
皆が直結仕掛けでやるなかで、扱いが簡単なブランコ仕掛けを選択してしまったのだ。
何が間違いって? 仕掛けが下りないのだ!

30mそして70mに待ち構えるサバの群れ。この2ヶ所の関所を超えることができずに苦戦。
一回、一回サバを取り込み、絡まった仕掛けを解くのに時間を取られる。

3回目にやっと諦めて仕掛けを直結に交換。
すると誘いが下手な私にも着底と同時にズキュンと感じるスルメイカのアタック。2回目は2点掛け。
まさに入れ乗り状態でお土産を確保。

しかし、変えた時間が遅かった。この2回で美味しい時間は終了してしまった。

チャンスタイム以降は誘いで差が出る展開

8時半を過ぎるとスルメイカの群れも深場へと移動を開始。船長が出す水深のアナウンスも最初の130~160m。
そして180mと徐々に深くなっていく。

こうなるとイカも急に乗りが悪くなってきて、いわゆる「誘い」が釣果を左右し始める。

ご夫婦で参加した土門さん。奥様の話では「朝イチは何も考えなくても良かったけど、中盤以降は時間帯によって有効な誘いが変わって難しかった」とのこと。
ご主人は「底付近で入念に誘いを入れてから、竿先にわずかに訪れる触りを引っ掛ける感じ」と表現した。

確かに中盤以降は獰猛なスルメイカがかなり奥手な触りに。
うまく上げられてもイカの触腕1本がかろうじてカンナに引っ掛かっているだけのときも。
かなり難しい状況の拾い釣りとなった。朝に20~30m幅で出ていた反応も底にべったりと貼り付く反応に変わってしまった。

しかし、その状況にもかかわらず土門ご夫婦はわずかなチャンスをモノにして、イカ船名物の沖干しイカ暖簾を作っていく。
最終的に奥様24杯。ご主人23杯。洲崎沖は早くも最盛期!? 一方の茅ヶ崎沖は現在ムギイカに沸く。

しかし鈴木船長の話では「一回り大きなニセイカがかなりまじるようになってきた。近いうちに茅ヶ崎沖でも良型スルメイカを楽しめるようになるんじゃないかな」との嬉しい話が。いよいよ開幕したスルメイカ。今シーズンもイカフリークを大いに楽しませてくれそうだ!

直結仕掛けの誘い

今日のようにサバの猛ラッシュに困ったときに有利なのは直結仕掛け。
普段ブランコ仕掛けを使用している人でも、こういう場合に備えて直結仕掛けの準備だけはしておきたい。

しかし、直結仕掛けでまず頭に思い浮かぶのは「誘い方が難しくない?」ということ。
かく言う筆者もイカは何年経っても上手くならないので、つねにこの疑問が頭をよぎる。
鈴木敦船長にコツを聞くと、スルメイカの直結での釣り方は、着底と同時に大きめに2回ほどシャクる。

あとは電動を微動でスイッチオン。竿先に集中してアタリがあったら大きくアワせる。
最初の2回の誘いの後は電動タダ巻き釣法。そもそもが獰猛な性格のスルメイカなので、これだけでOKだそうです。

最盛期!?と思える釣れっぷり! 相模湾のスルメイカを多点掛けで楽しもう!! 釣果レポート

仕掛けはプラヅノ14~18cmで組んだ直結式、またはブランコ式

竿先に集中!

当日、前半は入れ乗り!

イカの触りを見て乗せていく!

直結仕掛けはの取り込みは、仕掛けを弛ませないようにするのがコツ

朝はあちこちで多点掛けがあった!

絶品のワタが魅力のスルメイカ!

スルメイカ釣りは多点掛けが醍醐味!

移動の最中に釣れたイカを開いて船上干しを作ろう!

船上干しによる「イカ暖簾」のできあがり!

多点掛けをすると一気に釣果が増える!

7杯掛けもあった

今回、取材にご協力いただいたのは、神奈川・茅ヶ崎「湘南 海成丸」

例年以上の長期連休を存分に楽しんだGWが終わってしまった。例年GWを過ぎた頃に開幕するのがスルメイカ。
冬から春にかけてイカフリークを熱くしたヤリイカからバトンを受け継ぎ、夏にかけて人気を博す。

すでに、この時期の相模湾名物のムギイカ(小型のスルメイカ)は順調なスタートを切った。
しかし、今日狙うのはサイズが大きな正真正銘のスルメイカ。
今年からイカの乗合船を出し始めた茅ヶ崎港「湘南海成丸」の鈴木敦船長に釣況をうかがうと「GW明けからいよいよ本格化しだしましたね。今は洲崎沖まで行って、トップは連日50杯以上釣れています。茅ヶ崎沖のムギイカも最近はサイズがアップしてニセイカがまじっています。近いうちに茅ヶ崎沖でもスルメイカを楽しめると思いますよ」とのこと。

釣行日の5月11日は洲崎沖を狙い、朝イチは着底と同時にスルメイカが乗るまさに入れ乗り状態。
後半はベタ凪無風の絶好の釣り日和で、イカもお休みモードに入ってしまったのか?

打って変わって厳しい状況になってしまったが、釣り客皆が満遍なく10杯以上の本命を手にし、
トップは24杯とイカ船名物の沖干しによる「イカ暖簾」も見られた。今年もすでに熱い夏の訪れを感じることができた!

以上の記事は「つり丸」2019年6月15日号の掲載記事です。

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