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佐渡島沖までプチ遠征!良型オキメバルを釣ろう!!

佐渡島沖までプチ遠征!良型オキメバルを釣ろう!!

オキメバルは水深100m~200mの底付近で周年釣れるが、食べ頃は今。その好漁場ともいえる佐渡島沖へメバル狙いでプチ遠征を行っているのが、「魁明丸」だ。釣り方はオモリ200号使用の胴付きサビキ釣り。

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6月いっぱいまで楽しめる佐渡島沖オキメバル釣り

新潟駅からほど近くの新潟西港から出船している「魁明丸」は、19tの大型船だ。
新潟県海域は昔からオキメバル釣りが盛んに行われており、この魚は新潟県民の大衆魚として親しみがあるという。
そんなオキメバルをメインのターゲットにしているのが、「魁明丸」だ。
佐渡島や淡島沖などプチ遠征エリアをメインのフィールドにするため、船は大型なのだという。

「春から初夏のオキメバルはちょうどいまがハイシーズンですよ。6月いっぱい楽しめます。それ以降は夜釣りのアジやマダイ、ワラサ釣りになります。再びメバル釣りを再開するのは秋ですね」とは、この道20年以上の大ベテラン、「魁明丸」野崎明船長。

船長に今期の様子を聞くと、「今年はプランクトン(アミ)が非常に多いですね。もちろんこれをメバルは捕食しているので、どこにでもメバルがいるようです。傾向としてプランクトンが多いところのメバルは大きく、逆に少ないところは小さい傾向があります。だから、メバルを探し当てるカギはプランクトン(アミ)なんですよ。みなさんはメバルというと根魚で根につく魚と思っているでしょうけど、実は回遊魚なんです。エサのアミを追いかけるため、夜はかなり浮くんですよ。そして、移動します」という。

さらに、オキメバルはどちらかといえば、冬の魚のイメージが強いだろうが、実はいまが旬。
たっぷりとアミを飽食した個体は脂がたっぷりとのっており、どんな料理にしてもおいしいのだ。

オモリは200号胴付き10本バリで臨む

タックルだが、仕掛けが胴付き仕掛けで200号のため、竿の調子は7対3、もしくは8対2調子でオモリ200号を背負えるもの。
そう、流行のアカムツタックルと同じだ。と言いたいのだが、当地では昔から3.5m〜4mのロングロッドが使われている。

日本海仕様ともいわれ特種なものだが、野崎船長に聞くとメリットがあるという。
・胴付き10本〜15本バリサビキ仕掛けが扱いやすい。 ・誘いやすい。 ・追い食いさせやすいという。

厳密には、メバルは臆病な性格ゆえにオモリがボトム付近に到達すると
いったんオモリや仕掛けと道糸のカーテンを避けて逃げる。
再びその外側からメバルの群れが仕掛けに近づいていくから、ロングロッドが有利なのだろう。

では、前述のアカムツタックルではロッドが短いので不利ではないか、と思われるが
トータル釣果にはあまり影響はないようだ。大事なのはこれから後述するハリスの長さと誘い方だという。

リールは、PE4号が400m収納できる中型電動でオーケー。
腕達者の常連さんは、シマノ社製なら4000番以上、ダイワ社製なら750番以上の大型電動を使っているが、
耐久性の問題ゆえに大は小を兼ねるの考えで使用しているという。

大型狙いではハリスは長めの35㎝仕様で釣戦!

野崎船長がススメるのは、ハリスの長さが35㎝のフラッシャー仕掛け。幹間は45〜50㎝と短い。
「オキメバル仕掛けのスタンダードは、ハリス長が30㎝ですよね。大きいメバルは長いハリスに反応します。逆に小さいメバルはなんでも食います。つまり、ターゲットを良型に絞ってますから、ハリス長は長めが正解です。ちなみに最近30㎝のハリスしか使わなかったお客さんがなかなか良型のメバルが釣れなくて、私のアドバイスでハリスを5㎝伸ばしたら、すぐに釣れるようになって竿頭をとるようになりましたよ」

ハリは素バリよりもフラッシャーを付けていたほうがよいという。

「フラッシャーの一般的な定番カラーはピンクと赤なんですけど、私が作る仕掛けはさまざまなカラーを使ってます。なぜかって? 当たりカラーはその日そのときによって異なるのでどれがいいかは分からない。この釣りは最初の1匹を掛けることが大事だから、ヒット確率を増やす目的でさまざなな色のフラッシャーを取り入れてます。ホント、1匹掛かれば簡単に追い食いしますから」

付けエサのベストはホタルイカのゲソの塩漬け

野崎船長に
「クロメバルのようにフラッシャー、いわゆるバケのみでオキメバルは釣れますか?」とたずねると、答えはNО。
「エサは付けたほうが絶対にいいですよ。長年やってきた経験では、ホタルイカゲソの塩漬けが一番いいですね。フラッシャーとこのエサの組み合わせが効果があるのでしょう。ゲソを塩付けにすることでゲソのシルエットを小さくできます。メバルはプランクトンイーターですから。アジと同じく捕食法は吸い込み型です。吸い込みやすいエサがいいんですよ。イカタンやサバタンなどを使うにしても、長さは3㎝で十分。魚の身はできるだけ削いで薄くしてくださいね。まれに、サバタンばかりがアタることもあります」

付けエサが水中で5㎝動く誘い動作を行う

水中での激しいエサの動きは臆病なメバルにはよくない。静かな動きがメバルの食い気を誘う。

「メバルに有効、つまりエサをアピールするにはやはりエサは動いていたほうがいいです。ハリスの先のエサが5㎝動けばかなりのアピール効果を発揮させられます。つまり、エサを海底付近で5㎝動かすために竿を動かすことが誘い動作になります。具体的には竿先を15㎝ほど上下させれば誘い効果が出ることになります」

「魁明丸」の常連さんはこの誘い動作を行うのに、ロングロッドをロッドキーパーを支点にしてテコの原理で動かしている。
なかなか独特な珍しい光景にも見えるが、野崎船長が話すような水中イメージを持ちながら誘い動作を行っている。
これは、ショートロッドでも可能だ。

オモリは上げても海底から50㎝ほど

メバルはイサキと同じで良型は高ダナにいる、といわれている。
そのため、タナ取りが大事であることは周知の事実だが、これについてはどうか。

「小さいメバルの群れの上に大きなメバルがいる、と言われてますが、佐渡沖では、オモリを海底からあげても50㎝ほどで十分です。仕掛けの全長は十分に長いですし、ハリ数もある。これでメバルの層を十分カバーしてます。オモリは底に着けっぱなしはダメです。底ギリギリに上げるようにして、そこで誘ってください」

そして、1匹掛かったら必ず追い食いを期待する。ここからがメバル釣りといっても過言ではない。
竿先15㎝上下の誘いを継続して追い食いをさせるのが「魁明丸」流だ。

大型船で快適佐渡島遠征! 良型激うまオキメバルがザックザクの魁明丸 釣果レポート

ポイントは佐渡島の北東沖。プチ遠征エリアである

ロングロッドではなくショートロッドでも十分に楽しめる。誘いはきちんと行おう

よい群れに当たれば、10点掛け以上もザラだ。小型メバルはほぼ多点掛け可能だ

おいしいそうなメバルを船べりに並べて、ハイポーズ! 

竿先の上下15㎝の誘いを行う

1匹ヒットしたら多点掛けを期待して誘い続けるのが「魁明丸」流

30cm級の良型ばかりの多点掛け達成!サバエサに好反応した

こんな良型がコンスタントにヒットする

大型狙いでは、ハリ数に対してパーフェクトヒットは難しい。これが標準だ

見事なサイズ。40㎝近くある大型も多い

佐渡島沖は誰にでも見事なサイズが多点掛けできるのが魅力だ

うれしいゲストのマゾイ

アラもよくまじる

常連さんは80L大型クーラー満タンだ

でっぷりとした個体は、サイズは関係なく脂がたっぷりとのっている

今回、取材にご協力いただいたのは、新潟・新潟西港「魁明丸」

キャビン内は広々。遠征釣行に最適

深場のメバルとして知られるオキメバルだが、魚市場では高級魚として取引きされている。
 この魚は水深100m~200mの底付近でほぼ周年釣れるが、食べてうまいのはいま。
理由はプランクトンであるアミを飽食したっぷりと脂を身に蓄えているから。
その好漁場ともいえる佐渡島沖へメバル狙いでプチ遠征を行っているのが、新潟西港「魁明丸」だ。
釣り方はオモリ200号使用の胴付きサビキ釣り。

「6月いっぱいは佐渡島沖でメバルを狙います。良型主体でよく釣れますよ」とは、メバル専門でこの道20年以上のベテラン船長の野崎明さんの弁。水温上昇のため食いが落ちる夏期は、マダイやワラサ、アジ狙いの夜釣りで出船し、秋から再びメバル狙いを再開するという。

「常連さんですけど、30㎝のハリスを使いなかなか釣れなくて、ハリスを5㎝伸ばしたら急に釣れるようになったんですよ。今時期の良型狙いのときには、とくに35㎝のハリスが効きますよ」と、野崎船長は説明する。小型のメバルは仕掛けは関係なくよくヒットするが、良型になるほど、長めのハリスが有効というのだ。ぜひ、試してみてほしい。

船は新潟県下では最大級の19tの大型船。現場までの往復の道中は広いキャビン内で仮眠できるのもうれしい。

以上の記事は「つり丸」2019年6月15日号の掲載記事です。

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