MENU
沖釣り専門誌『つり丸』が徹底取材した釣果、釣り方、仕掛け、タックル、魚の生態、グルメコラムを中心に配信する釣り情報サイト
駿河湾・中深場五目でアカムツ&クロムツ!大本命は幻の大アラ

駿河湾・中深場五目でアカムツ&クロムツ!大本命は幻の大アラ

駿河湾・清水沖の超高級魚を狙う、中深場五目!狙いはアカムツ&クロムツだが、大本命は幻の大アラ!!10kg級が釣れることもある。海況が安定する梅雨時はベストシーズン!アカムツ、クロムツは良型が釣れる!

”大本命”は今回顔見ずも‥‥豪華な顔ぶれ!ドリームジャンボも出ちゃった!!

「ほら、言う通りにしたら食ったでしょう!」右ミヨシの高田氏がダブル、胴の野口氏が0.8㎏とたて続けのアカムツ。
水中ライトを外し、エサを小ぶりにした途端の準本命連発に長橋寿光船長は「してやったり」の笑顔を見せる



【数年越しの計画叶って、初めての大アラ狙い】

大型は10㎏を超す「大アラ」をトップターゲットに据えた清水港「大宝丸」の中深場五目。
数年前から幾度もTEAMでの仕立てを予約してきたが、荒天中止や筆者の持病悪化、手術入院とことごとくチャンスを逸して来た。

そんな駿河湾中深場に「初挑戦」が叶うのはベタ凪に恵まれた5月26日。

「お久し振りです。長かったですねぇ」。

巴川河口の船着場で改めて長橋寿光船長と名刺を交わす。
実は2010年の稲取「安貞丸」釣行時、たまたま仕事で港を訪れた長橋船長をメンバーから紹介されており、9年振りの「再会」でもある。

「波風なく最高のコンディションですよ。海が良過ぎて凪倒れが怖いけど」と往路ジョークを飛ばした長橋船長だが、これが「予言」になろうとは、神ならぬ身の知る由もない。

6時、エサ釣り6名、スロジギ1名の計7名でスタート。

現状ポイントは「大宝丸」の独壇場で「場荒れ」は無縁だと言う長橋船長。

「着底直後に次々とアタリが出るのが普通です。でも朝イチにアタリが来ない日は苦戦ですよ」とも。

果たして。しばしの沈黙のあと、筆者と野口氏が何とか食わせたが、明らかに「奴」のアタリ。
アラとは「セット」だから致し方なしと巻き上げれば、案の定のトガリツノザメ。

2投目も船中ツノザメオンリー。

3投目は「アカムツがまじる」やや深みに移動するが、エサ釣り6名中5名が立て続けのサメ。

唯一大ドモの佐藤氏が「準本命」アカムツをタモ取りし、スロジギの高橋氏もランディング間際にロストも「それらしい」ヒットで一筋の光明が。

【船長の指示に従いアカムツ連発】

「次からは水中ライトを外してください。エサも小さくしてみて」と船長から指示が飛ぶ。
全員ライトを外し、筆者以外の5名は小ぶりのエサにチェンジする。

4投目は野口、野村、高田、佐藤の4氏が35㎝前後のクロムツ。

船長曰く「灘寄りサイズ」だが「この潮でサメ以外なら、とりあえず良いかな」と微苦笑する。

続く5投目、着底直後にアタリを捉えたのは高田氏。
ややあって隣席の野口氏も「食った!」の声。

そして迎えた冒頭のシーン。

普段は2㎏級の特大ルビーも出ると言うが、このところ釣況芳しくないとやや小振り。この日は全て40㎝未満。

「これじゃあ港近くと変わらないなぁ」と苦笑しつつも表情が和らぐ長橋船長。

何とか形になりそうだ、筆者も安堵するが、直後に潮向きが変わると再度沈黙。
9時が満潮、しばし我慢か。

この後昼まではサメにゴマサバ、25㎝級ユメカサゴがポツリ、ポツリの膠着状態。

「ユメカサゴも小さいなぁ。ここには50㎝、2㎏近いドリームジャンボ(巨大なユメカサゴ)がいるんだけれどね」と長橋船長。

千葉勝浦沖の大アラ場、洲崎沖や石廊崎沖のアコウ場など、キロ超のユメカサゴが出るポイントは他にもいくつかある。

以前筆者は南紀白浜沖で1.6㎏と遭遇、四国某所では平坦な海底斜面の窪みと言う窪みに巨大ユメカサゴ…という調査映像を見せられた事もある。

大アラが望み薄なら、せめて船長のユメカサゴコメントが「誇張」ではない事を読者諸兄にお見せしたい…。

【本当に出たぁ〜!ドリームジャンボ!!】

12時。
「いい所に入ったけんが…」の船長コメント直後にアタリをキャッチしたのは稲取で筆者と長橋船長の仲を取り持った「張本人」菊島氏。

ここまで沈黙を守ってきたが、狙っていたと言う「ドリームジャンボ」を一荷で跳ね込み「どーだい!!」。

同乗者が驚愕する1.4㎏はまさに圧巻、TEAM最古参メンバーの面目躍如。

「大きい方はこれに食いました」と示したのはニッコー化成の「ロールイカタン」。
本来筆者がやるべき「仕事」までして頂き、感謝です。

右胴の野口氏はやや小振り、
と言っても0.8㎏。ユメカサゴとしては充分デカい!

続く流し、我がビッグベイトにアプローチしたのはウケグチメバルで「WHY?」

12時45分にラストコール。
高田氏3匹目、野口氏2匹目のアカムツで有終の美を飾る。

船長は大いに不本意、筆者は終始空回りの一日も、メンバーの奮闘で何とか形になった「駿河湾中深場」。

タックル&仕掛けを精査して次回こそ大本命キャッチだ。


超高級中深場五目!駿河湾・清水沖 アカムツ&クロムツ釣行レポート

「大宝丸」の狙う中深場ポイントは場荒れが少なく、さまざまな深海ターゲットが食ってくる。その中には大型のアラも…

でっぷり太ったアカムツ、グッドサイズの超高級魚だ。
しかし、今回の本命はこの魚ではなかった…

こちらも高級魚、クロムツもまじった

筆者は大アラ狙いでビッグベイトを用意したが、タックルもエサの大きさも「ほどほど」がいいようだ

アカムツはけっこうアタる!!

なんとアカムツの一荷もあった

野口さんはこの日良型を2匹キャッチ

赤、黒、両方キャッチ。これはウラヤマシイ

巨大なユメカサゴの一荷。このサイズなら立派に主役?
こんなサイズが釣れるのも、この海域の場荒れの少なさの証明とも言えるだろう

「つり丸」の過去の取材では、こんなビッグなアラもキャッチされていたんだけど…。絶対リベンジするぞ!!

今回、取材にご協力いただいたのは、静岡・清水港「大宝丸」

筆者と清水港「大宝丸」の長橋寿光船長は9年前に知り合い、船宿看板の「アラを本命に据えた駿河湾中深場五目」には本誌協定加入当初からアプローチを試みてきた。

しかし、なんと筆者が計画したその全ての釣行で、天候の巡り合せと自身の体調の都合で乗船が叶わず。

「大宝丸は遠い…」のまま、気が付けばすでに7年の歳月が経過してしまっていた。

待ち過ぎる程待たされた「初挑戦」となったのが今年5月26日。
今までの鬱憤を全て晴らすような最高の凪に恵まれた快適なクルージングに誰もが大アラに夢を膨らます。

けれどこの期に及んで今度は「大アラは遠い…」。

「大宝丸」の独壇場、場荒れと言う言葉が無縁なはずのポイントも潮が流れなければ万事休す。
本命大アラからのシグナルは遠い。

しかし、船長が状況を見ての指示に素早く対応したメンバー達が35㎝前後ながらアカムツ、そしてクロムツをキャッチしてボウズの憂き目は免れることができた。

終盤にはTEAM最古参が「ドリームジャンボ」こと43㎝・1.4㎏の大型ユメカサゴで釣り場のポテンシャルを垣間見せる。

この日大本命は幻に終わるも、次回に繋がる確かな手応えを感じた「大宝丸」の「駿河湾アラ五目」。

海況が安定する梅雨時はこの釣りのベストシーズン。

再チャレンジを誓い岐路についた。

以上の記事は「つり丸」2019年7月1日号の掲載記事です。

関連記事
今シーズンも好調継続中の東京湾タチウオ。新安浦港「義和丸」ではサイズも上々!メーター前後のグッドサイズが多く、110㎝クラスの大型もまじり、半日船でトップ20匹前後という日も!ドラゴンシーズン突入だ!
東京湾のビシアジが絶好調!近年、大アジの魚影は抜群。半日もあれば、レンタルタックルのビギナーでもお土産十分の釣果を期待できる。今後はマダイやクロダイがゲストにまじる。ベテランも大注目の走水沖だ。
関東エリアで魚影がも最も濃いといわれている茨城海域のヒラメが11月1日、鹿島沖で部分解禁。取材日は1投目から船中あちこちでヒット。規定数の10匹に達する釣り人も!2kgオーバーが多く最大は79㎝の大型!
東京湾LTアジが好調キープ。当日は八景沖〜野島沖を狙った。水深10m台〜20m台という浅場。コマセが効きだすと、どちらの釣り場でもコンスタントにアタりトップ28匹。慣れた人は、ほとんどが25匹前後だった。
手軽で簡単に釣れ、そして食べても美味しいイシモチが、今季も東京湾で絶好調!金沢八景の「小柴丸」では出船の度にトップ40~50匹と高値安定の釣果で、今季もいかんなく優等生振りを発揮している。
最新記事
今シーズンも好調継続中の東京湾タチウオ。新安浦港「義和丸」ではサイズも上々!メーター前後のグッドサイズが多く、110㎝クラスの大型もまじり、半日船でトップ20匹前後という日も!ドラゴンシーズン突入だ!
驚異的な粘りと高弾性を併せ持つスローゲーム専用ベイトロッド「オフショアスティックHSJ CS(スロー)シリーズ」
東京湾のビシアジが絶好調!近年、大アジの魚影は抜群。半日もあれば、レンタルタックルのビギナーでもお土産十分の釣果を期待できる。今後はマダイやクロダイがゲストにまじる。ベテランも大注目の走水沖だ。
「釣りフェスティバル2020 in YOKOHAMA」2020年1月17日~19日に開催
東京湾の青物ジギングが好調!横浜新山下「渡辺釣船店」では1㎏前後が主体ながら、午後船の短時間で、イナダ、カンパチを織りまぜ20本以上キャッチする腕達者も!湾内青物の釣果とタックル&最新攻略術を紹介!
船宿一覧

ランキング

総合ランキングarrow_right_alt
つり丸船宿一覧
つり丸定期購読