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【大山沖】シーズン開幕! 釣味と食味を求めて良型イサキ狙い!

【大山沖】シーズン開幕! 釣味と食味を求めて良型イサキ狙い!

昨年、大山沖のイサキ釣りを初経験。「幅広、身厚で良型でこんな美味しいとは」と。関東周辺で釣りをしていると、なかなかイサキ釣行までたどり着かない。その時決意した。「来年こそは、真っ先釣るぞ!」と。

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大山沖 イサキ仕掛けをご紹介!

シーズン初期は数より味。グルメ派にもオススメ

「大山沖のイサキ」と言われているのは、渥美半島沖の人工魚礁に群れるイサキのことだ。
渥美半島の旗ともいえる大山の沖で釣るからだ。

伊良湖水道沖から浜名湖沖にかけて、無数ともいえる人工魚礁が設置されている。そこに産卵行動のために群れ固まり釣れやすくなるので、例年6月ごろからイサキ釣りのシーズンインとなるのだ。

この好ポイントを目の前にするのが、赤羽根港。この港から出船して釣りを行えば、伊勢湾内の乗合船に比べると、船での移動時間はぐっと短く、実釣時間も長くなることがメリットだ。

赤羽根港「第8丸万丸」の鵜飼託哉船長によると、

「地先のイサキは、6月13日までなかなか口を使ってくれませんでしたが、14日からようやく活発になりました。シーズン初期はサイズもよく、脂がのっていてとにかくおいしいのが特徴。みなさん、数が釣れなくてもイサキの看板をあげるとどぉーと多くの釣り人が来てくれるのは、この時期のイサキがおいしいからなんですよ」と、話す。

釣り方はアミコマセ使用、天ビン吹き流し3本バリ仕掛け

釣り方は、アミコマセを使用する天ビン吹き流し釣り。

仕掛けはハリス2号2m前後、グリーンスキンバケ3本バリがご当地仕様。

関東周辺で例えれば、剣崎沖や相模湾、南房、外房と仕掛け以外はほぼ同じだ。
シーズン初期は数より味。つまり、イサキの食いはけしてよくない。ある程度のテクニックと工夫が必要との事前情報をえていた。
そこで、考えた。南房の仕掛けと釣り方をそのまま行ってみようと。

用意したのは、ハリス1.5号約3m、金ムツバリ9号の「竜一丸」オリジナル仕掛け。ハリ先には、アミに近い大きさのイカタンをチョン掛けにした。

託哉船長は、「水深は45m、40m〜35mを探ってみてください」とのアナウンス。
「探る」との言葉を聞き、まずは、コマセを詰めたサニーカゴの穴は上下全閉にし、水深40mよりウイリーシャクリの要領で早いピッチで約10m間をシャクリ始めた。

すると、幸先よく小気味よいアタリがきた。予想どおり水深36mくらいだろうか。

2投入目以降は、40mから70㎝刻みでシャクリ、36mのタナで数秒アタリを待つ。すると、このやり方もビンゴ。だが、その後が続かない。

この勢いなら、今期初の爆釣デイ! になるとも思われたが、やはりシーズン初期の魚。活性が高くなったとはいえ、プレッシャーが入るのも早い。

ここからは、慣れなくないものだがいつも食い渋りモードの誘いを行う。

タナ周辺で、50㎝刻みで軽くシャクリ、待ちを2〜3秒と長めにとりながら誘いを繰り返す。5mほどシャクってアタらなければ、それを繰り返す。コマセは少量しか出してないので、何度でも往復可能だ。

この釣り方で再びアタリが出始めた。

腹パンイサキは目の前にあるエサをパクパクするだけ?

魚探反応はあるが、なかなかヒットしないときなど、アタリの出方から推測すると、白子や卵でお腹がパンパンになったイサキたちは、目の前にきたエサだけをスゥーっと吸い込み、違和感を感じてから逃げるように泳ぎ出す……。だから、アタリが出てからすぐに引きこまないのだろう。

周りを見回しても一荷はなくほとんど単発の取り込み。このことからも、魚の状況が推測可能だ。

だから、置き竿のままではなかなかヒットまでいたらないのだ。この対応は、「少し動かす」ということでアタリを出すことが可能になる。

具体的には置き竿にしてても、たまに、チョンと仕掛けを動かすことでリアクションバイトに持ち込みアタリをだすことができる。

また、常連さんが多用するテクニックは、デッドスロー巻きだ。電動リールの巻きあげスピードを最小にしてタナを通過させる、というもの。いずれにしても、仕掛けを少しずつでも動かすことが、共通していること。

このやり方では、大きなアワセは不要。アタリが出たら少し待ち、ゆっくりと竿を聞き上げるだけでよい。ハリ掛かりしないようであれば、再び誘いを継続する。

地元名人の釣り方が一番! グリーンスキンバケ仕掛けで

 関東流のイサキ釣りを試してみて分かったことは、やはり郷に入れば郷に従え! ということ。地元のベテランの釣り方が一番ということ。

結果からいうと、大山沖では、いま一番実績のあるグリーンスキンバケ仕掛け(船宿で購入可能)が一番よく釣れる、ということ。

とくに、これからは誰にでも数釣りが可能になってくる。竿頭は100匹、実際、この翌日にはトップ49匹をあげており、すでにハイシーズンに突入していると言ってもいい。

そうなると、手返しがよいこのバケのみの仕掛けはなおさらよいといえよう。

私の空バリ+イカタン仕掛けVS名人のグリーンスキンバケ仕掛け(勝手に対決にした)は、初日こそ、20匹同数だったが、翌日は私は惨敗。名人は食い渋りのなかも20匹あげていた。

シーズンは8月までと拓也船長は話す。だが、冒頭でも話したとおりとくに“おいしい”イサキは卵や白子をはたく前。なので、できるだけ早めの釣行がおすすめだ。

いよいよ激うま良型イサキシーズンイン! ナイスバディぞろいの数釣り釣果レポート

「第八丸万丸」は、19tの大型乗合船

ポイントは赤羽根港沖の水深45mの人工魚礁周辺。居付きのイサキがターゲット

ショート系のゲームロッドが扱いやすい。電動リールは「フォースマスター800」がベター

小気味いい引きを思う存分味わうことが可能だ

海面の小金色の魚体が輝く

ナイスボディのイサキが空を舞う

次々と良型イサキが船中あちこちで抜き上げられた

おいしそうなイサキでしょ!

ここは見事はイサキがそろうのが特徴。脂もたっぷりのっている。激うまイサキぞろいなのだ

肉厚幅広お腹パンパンの良型イサキがそろう

こんなジャンボイサキが多くヒットする。小型はいない

ヒットするイサキはみな惚れ惚れするようなイサキばかりだ

すでに乗っ込み本番なので激うまを味わいたいなら早めの釣行がオススメ

良型イサキオンリー!これが知る人ぞ知る激うまイサキだ!!

良型ばかりなので10匹釣れれば御の字のイサキだ。最盛期には50匹〜100匹キャッチはザラ

今回、取材にご協力いただいたのは、愛知・赤羽根港「丸万釣り船」

シーズンが開幕したばかりの大山沖のイサキ釣りへ赤羽根漁港の「丸万釣り船」を訪れた。

今期はなかなか水温が上がらず例年に比べてイサキの開幕が遅れ気味だが、釣行日前日より良い兆候が出てきた。かなり期待できそうだ。

港からポイントまでは航程約20分。釣り方はアミコマセ使用の天ビン吹き流し釣り。関東の東京湾口や相模湾、南房総、外房と同じだ。スキンやウイリー、カラーバリなどの3本バリ、全長2m前後の仕掛けに一番先のハリにイカタンを付ける。

ポイントの水深は45m。指示ダナは35m〜40m。探見丸を見ながらどのタナでアタるのかゆっくりと探る。
ここは海中がにごっているようで植毛のバケには汚れがついてしまった。だからすぐさま、グリーンスキンに変更した。
さて、状況はというと開始直後は船中ではたまに大型イサキが釣れる程度。私にはアタリもない時間が続く。
ほどなくして、10分ほど移動したポイントでは海中の汚れが少なく探見丸ではっきりと魚影が確認できた。

ここでも水深40m〜35mを探る。水深37mくらいでようやくアタった。追い食いを期待するがなかなか次がこない。そこでデッドスローで巻き上げると30㎝超えのデカイサキをキャッチ。

これで気をよくしてタナ止めすると心地良いアタリが連発。6連続で釣れたのち、アタリが遠くなった。
タナを変えて待つと再び水深38mでヒット。今日は魚の活性が低く小さなもたれのようなアタリが多い。ゆっくりとしたシャクリでコマセを巻きながら誘うとイサキは居食いしているようだ。そのアタリが出たらゆっくりと聞き上げるとグググっと竿先が引き込まれる。そのパターンで同様な誘いをいれると連続ヒットした。

初期の活性が低いときは、その日の食いのパターンをいち早く発見することが肝。当日はオキアミの付けエサの反応が鈍く、空バリ仕掛けにイカタンを付けた方が反応が良かった。

これからはイサキの活性もあがり、サバやアジまじりで束釣りもある。ただいま、イサキは乗っ込み真っ最中。早目の釣行がおススメだ。

下船後、鵜飼託哉船長に話しを聞くと、今後イサキは8月まで出船するとのこと。その後は泳がせ乗合を出す、とのこと。
「丸万釣り船」は大型船が2隻あり、弟の智基船長はルアー船の担当だが、最盛期はイサキ乗合2隻出しもあるという。

帰宅後、イサキを捌くとプリプリの白子と真子がたっぷり。それらを傷つけないように取り出す。身は3枚におろし、皮をバーナーで軽く炙り薄く削ぎ切る。ポン酢ベースでブラックペッパー、レモン、塩コショウで水菜、レタス、ミニトマトでカルパッチョに。魚卵類はアルミホイルに入れ酒、みりん、塩コショウでオープントースターで焼くこと15分。ホイル焼きのできあがり。最高な食味に飲みすぎ注意を!

私はイサキの魚卵が大好きで一押しですね。一度食べたらヤミツキ間違いなし。皆様もいかがですか。きっと大満足できますよ。

以上の記事は「つり丸」2017年7月15日号の掲載記事です。

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