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【本牧沖周辺】開幕して好スタート! 今年は湧きが良いマダコ

【本牧沖周辺】開幕して好スタート! 今年は湧きが良いマダコ

6月から開幕している「長崎屋」のマダコ釣り。開幕から好釣果を記録しその後も好釣果を記録している。取材は開幕初日。コンスタントにアタるマダコを見て長崎船長は「しばらくは楽しめそうですよ」と話した。

「長崎屋」では手釣りの貸し道具を完備!

「長崎屋」では、昔ながらのテンヤを使った手釣りで狙う。
当宿では貸し道具を完備しているので、道具を持っていない人はそれを利用するといいだろう。
手釣り用の糸は貸し出し無料。テンヤは根掛かりなどで紛失した場合は有料。紛失せず、終了時に返却すれば無料だ。
テンヤを持参する人用にエサのカニだけも用意している。取材当日、必要な人にはカニは無料で配っていた。

自分で道具を用意しようとする人は上のイラストを参考にしてほしい。
道糸は渋糸の22号前後。その先に先糸としてナイロンラインの20〜30号を1.5m前後つなぐ。
直結でもサルカンを介してつないでもOK。

道糸や先糸にアピールアイテムとしてビニールヒモや各種のアクセサリーを装着してもOK。
なくても釣れるので、必ず付けないといけないわけではない。

テンヤのオモリは50号。「長崎屋」の貸しテンヤは、オモリとボディが一体化したものを使っている。
オモリとボディが分離しているタイプのテンヤを持参して使用している人もいた。

エサはカニ。当日使用したカニは、港周辺で採集したもの。
中乗りの池田さんによると、「カニ獲りが上手い人がいてね、船着き場周辺で獲るんですよ」とのこと。

そのためエサのカニは無料で配っていた。
エサの付け方はいろいろあるが、大事なのはエサがズレなかったり、取れないようにすること。
カニの腹側を上にして付属のヒモでしっかりと結びつけるようにしよう。カニの向きは、縦でも横でもどちらでもOK。

カニが大型の場合は1匹、小型の場合は2匹を結び付けよう。

仕掛けは、前述したようにいたってシンプルだ。
ほかに用意しておきたいのは、手を保護する指サックやグローブがあると安全だ。

また釣れたタコを入れておくネットもあれば用意するといいだろう。取材当日、釣れた人には船でネットを配っていた。

根掛かりしやすい場所ではテンヤのハリで海底を小突く

基本的な釣り方を示したのが、上のイラストで示したものだ。

仕掛けを投入したらテンヤを着底させ、あとはテンヤで海底を小突くだけ。
とてもシンプルな動作だが、これが奥が深く、小突き方が合うと一人で連発することも珍しくないのだ。

小突き方はいろいろな方法があるが、長崎昭船長がオススメするのがイラスト内でも示した、テンヤのハリで海底をコンコンと小さく小突く方法だ。

この小突き方は、起伏のある場所では根掛かりしにくいのが利点。
取材当日も起伏のある場所では「オモリを浮かせて、ハリで小さく小突いて…」とアナウンスがあった。

小突いている途中、時々、大きく誘い上げる動作もおりまぜよう。
テンヤが上から落ちてくるのがアピールになると同時に、テンヤの位置を大きく変えることになるからだ。

アタリは魚のアタリと違い、重くなったり、何かが引っ掛かった感じだったり、いろいろだ。
何か変だなと思ったら、とにかくアワせてみよう。

アワセは大きくしっかりとおこなうこと。
アワせて重みを感じても、ハリに掛かっておらず、テンヤを抱いているだけの時もある。

そのため、手繰り始めた最初の3手、4手は力強く手繰ろう。
その後、糸を弛ませないように手繰り、海面にタコが見えたらタモですくってもらって取り込もう。

しっかりハリに掛かっていれば抜き上げてもOKだが、前述したようにハリに掛かっていない状態でテンヤを抱いているだけのときはバレる可能性もある。取り込みはタモですくってもらうのが確実だ。

タコが乗って、手繰っている最中にバレたら、テンヤをすぐ海底まで落として再度小突いてみよう。
近くにタコがいれば」、すぐに乗ってくるからだ。また周囲の人がバラしたときも同じ。
バレたタコが近くにいれば、すぐ乗るので、アタリに集中しよう。

釣れたタコはネットにすぐに入れて、口をしっかり結ぶこと。
タコは脱走名人なので、ちょっとでも隙間があると逃げ出すので注意しよう。

空いて入れば餌木で狙うのも可能!

取材当日、餌木で狙う釣り人がミヨシとトモに一人ずついた。
長崎昭船長に「餌木で狙うのもOKですか?」と聞くと「よほど混んでなくてオマツリしない状況でしたらいいですよ。
席はミヨシかトモでやることになります」との返事だった。

状況次第ではできないこともあるので、餌木でのチャレンジを考えている人は事前に電話で問い合わせてみよう。

取材当日、ミヨシから餌木で狙っていた常連の渡邉昌弘さんは3kg弱を頭に5杯のタコを釣り上げた。
3kgクラスを乗せたときの釣り方が、イラストの左側に示したものだ。

船下を狙う時は、オモリを着底させて糸フケを取ったら、オモリ1個分の大きさだけスローに上げ下げ(リフト&フォール)する。タコが乗ると重みが伝わり、リフト&フォールできなくなるという。そこで次は、竿で仕掛けをシェイクすると、タコがしっかり餌木を抱くのでアワせてから巻き上げるのだ。

根掛かりしやすい場所やストラクチャー周りを狙う時に、おもに船下を探るという渡邉さん。ポイントが平場で、根掛かりの心配がない場所では餌木をキャスト。オモリが着底したらズル引きで船下まで探ってくるそうだ。

数釣れたら冷凍保存!

タコが数釣れた時は、冷凍して保存しよう。
中乗りの池田さんオススメの方法は、釣れたタコをそのままビニール袋に入れて冷凍するだけ。

冷凍前にタコを塩で揉んでヌメリ取る必要はない。
この方法だと、食べる時に解凍するとヌメリが取れやすくなり、水で洗うだけでヌメリが取れるという。

開幕して好スタート! 本牧沖周辺のマダコ釣果レポート

当日は本牧沖をメインに広範囲を狙った

手釣り用の糸は貸し出し無料。テンヤは紛失した場合有料。エサはカニ

船中ファーストヒットは、この1杯

女性アングラーもこのとおり

良型マダコがタモ取りされる

常連の渡邉さんは餌木で3kgオーバーをゲット!

夫婦でタコ釣り! 良型ゲット!!

当日はシマノインストラクターの飯田さんもチャレンジ。小型がいるということは、湧きがいい証拠だ!

カニが小さい場合は2〜3匹つける

なんとこの日は全員マダコをゲット!

産卵を控えた7〜8月頃までが好機!

カニはしっかりとしばりつけること!

4.7kgの大型!!

こちらもナイスサイズ!

とにかく小突くこと!

釣ってよし! 食べてよし! のマダコ

餌木でゲット

釣れたタコはネットにすぐに入れるて、口をしっかり結ぶこと! タコは脱走名人だ!!

ゆっくりテンヤを引こう

開幕初日は小型のタコも多数まじった。湧いている証拠だ!

タコが乗るとぐーんと重くなる

取り込みはタモで確実に

お刺身や和食、イタリアンなど食べ方は無限大!

今回、取材にご協力いただいたのは、神奈川・本牧「長崎屋」

取材当日は土曜日ということもあって、大勢の釣り客が足を運び2隻での出船となった。
結果は2隻ともにオデコなし。トップは10杯と9杯という好釣果だった。小型が多かったが、良型、大型もまじった。
最大は4.7㎏で、ほかに3㎏台が数杯取り込まれた。

 長崎屋」ではテンヤを使った手釣りで狙うが、空いていればミヨシかトモで餌木の竿釣りもOKだ。
 東京湾のマダコは食べても美味しいので、この夏チャレンジしてみよう!

以上の記事は「つり丸」2019年7月1日号の掲載記事です。

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