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【犬吠埼沖】エサ&ルアーで楽しめる オニカサゴ釣りへ行こう!

【犬吠埼沖】エサ&ルアーで楽しめる オニカサゴ釣りへ行こう!

釣り物が少ない季節の救世主。数釣りよりもサイズ狙い。犬吠埼沖の大オニはルアーでもエサでも有効!ゲストはアラ、メバルなど多彩でお土産十分。夏のオススメターゲットを紹介!

凪ぎが多いこの季節だからこそ、沖の大型に狙いを絞る

赤魚5点盛り!
5種の赤い魚をキャッチ。さまざまなゲストがまじるのもうれしい

2017年のゴールデンウイークから火が着いた犬吠埼の深場のアカムツ釣りだが、
今期も年始から5月いっぱいまでにぎわっていた。

例年、この深場エリアの6月7月は釣り物が少ない。カツオが回遊してくれば、カツオ一色の染まるほど爆発力のある人気ターゲットだが、今期はまだ来ていないようだ。

エサ師に人気のアカムツは、昨シーズンなどは、犬吠埼沖の潮が速まった時点で、
カンネコ根周辺の乗っ込みアカムツシーズンが開幕したが、今期はスロー開幕。
カンネコ根は釣れないことはないが、アカムツの群れがまとまらず日ムラはいなめない。

そこで、注目されるのが犬吠埼沖のオニカサゴとアラだ。
オニカサゴのポイントはかなり広範囲。海は凪ぎ日が多いのでさまざまなポイントを回ることもできる。

水深150m前後。さまざまなゲストがまじる。
オキメバル(ウスメバルやウケグチメバル)、ユメカサゴ、カンコ、そしてアラなどがそれだ。
みな食べておいしい魚ばかり。まず、お土産に困ることはない。

そして、犬吠埼沖の最大の魅力はオニカサゴのサイズがデカイこと。
数釣りよりもサイズ狙いだ。1kgオーバーは当たり前、2kgに迫る大型も珍しくない。

釣り方はエサ、ルアーともに有効

オニカサゴの釣り方はテンビンフカセ釣りが主流だが、このエリアでも特別なことはない。
近年、大流行しているスロー系ジギングも有効だ。ちなみに乗船日の最大のオニカサゴはルアーで釣り上げられた。

エサタックルは、オモリ150号を背負える8対2もしくは7対3調子の長さ2m前後の竿。
深場アカムツで使用しているものをそのまま使うことができる。 

リールは電動。P‌E4号300m収納してあるものでオーケーだ。
ルアーは、スローピッチジャークジギングなので、ジグのサイズは200~300gが適合。
スロー用の好みのものを使うとよい。

仕掛けは太めを準備エサも大きめを

エサはサバの切り身がメイン

さて仕掛けだが、市販のもので十分だが、ハリスの太さは最低でも8号は選ぼう。自作するなら10号以上がベター。
その理由は本命オニカサゴのサイズが大きいことと、大アラヒットを意識してのこと。

この時期は産卵を意識してアラはこの水深に回遊してきているからだ。
仕掛けの長さは全長160㎝で十分。3本バリ仕掛けは流行りだが、オマツリの原因になるので、2本バリ仕掛けがオススメだ。

ハリは通常より大きめでムツ18~20号でよい。
さて、付けエサだが、オニカサゴフリークたちなら一番こだわるところである。

「仁徳丸」でススメているのはサバの身エサだ。身エサといっても身を出来るだけ削ぎ落とし、ほぼ皮だけにしている半身をハサミで好みの大きさにカットして付けるというもの。
身そのものは軽いので水中でヒラヒラと舞って、小魚を演出、オニカサゴに高アピールするという。

これにタコベイトを加えてもよい。
イイダコは大きさにもよるが、大きめの場合、半割りにして頭部にチョン掛けする。

いずれも大きめのエサを付けることにより、大オニだけでなく大アラにもアピールすることとなる。
水中ライトは好みだが、黒潮がさす海域でもあるので、どちらかといえば澄み潮の海。
だから、必要ないだろう。ライト装着による手前マツリやサメ寄せの原因となってしまうこともあるからだ。

マメに底ダチをとり、エサのフォールで高アピール

釣り方は簡単だ。オモリを底から50㎝あげて待つだけ。
このタナをキープするためのマメな底ダチとりが、エサを動かし、いい誘いとなる。

そしてたまにハリスの長さ分だけゆっくりとあげてから底ダチとりをしよう。
オニカサゴの最大のアピール法はエサの落下(フォール)だ。オニの目の前にエサが落ちてくると、瞬時に「パクっ」とそれを食べる習性がある。コレを利用するのだ。

エサは大きめのため、一気に飲み込むことができないこともある。だから早アワセは厳禁。
具体的には、小さなアタリがでたら、そのまま竿を動かさず次の大きなアタリまでじっと待つか、竿先を少し下げて送りこむのもよい。

十分に食わせたと感じたところで、ゆっくりと竿を聞き上げる。このときテンションが掛かっていれば、電動スイッチオン。最初だけ中速度で巻きアワセを入れる。
すぐさま、低速度にかえて手持ち竿で慎重に巻き上げよう。

やり取り中はけして道糸を弛ませてはいけない。オニカサゴはハリ掛かりせずにハリだけを咥えていることも多いからだ。
やり取りは慎重に丁寧にがこの魚の基本だ。

海面に本命が見えたら、ここからが大事。道糸のテンションを緩めずにできるだけ巻き上げ動作をとめずにスムーズにタモのなかへ魚を誘導しよう。タモに収まった瞬間、魚が暴れると同時にハリが外れるということがよくある。

釣ったオニカサゴは足もとのイケスで生かしておく

釣ったオニカサゴは、足元のイケスで納竿時間まで生かしておこう。
そして、クーラーに入れる前にハサミで毒のあるトゲをカット。そのトゲはきちんと洗い流すことを忘れずに。

アラの仕掛けと釣り方

アラを専門に狙うならタックルはオニカサゴ用でいい。つまりやアカムツ用を流用できる。
仕掛けはハリスは10号以上でテンビン吹き流しと胴付きとあるがオススメは胴付き。

アラはベタ底に張り付いているのではなく、たいてい底上1~3m付近を泳いでいるから。
胴付きであれば、一度にタナを広く探ることができ効果的だ。
同時にオニカサゴを狙いたいなら、オモリ付近からハリスを1本出すとよい。

テンビン仕掛けで釣るときは、必ずタナを底から2~3mは上げること。そして、マメに底ダチとりを行うこと。
フィッシュイーターであるアラに対して、このマメな底ダチとりは、ルアー的なアピール効果を発揮する。
つまり、エサをルアーと仮定するのだ。

大アラをターゲットにするときは、エサは大きめが定番。オニカサゴで用意したものを使えばよい。
アラは雑食なのでエサはなんでもよいのだ。

専門に用意するならヤリイカ、ヒイカ、ムギイカ、各種魚の切り身。
とくに実績があるのはやはり手に入れやすいサバの切り身だ。
アタリは意外と小さく出る。ここでヒラメ同様早アワセは禁物。じっくりエサを飲ませてからやり取りに入る。

アラは大きいほど、底付近で激しく抵抗する。底から10mもあげてしまえば、そこからは意外とすんなりとあがってくる。
そして、1匹ヒットしたら、チャンスアップ。たいていの場合、2匹でいることが多いからだ。
このことを覚えておくだけでかなりヒット率があがるぞ。

エサ釣り&スロー系ジギングも楽しめる。犬吠埼沖の高級根魚オニカサゴ釣行リポート

8対2のショートのゲームロッドで楽しむことが可能

オニカサゴはスロー系ジギングの格好のターゲット。
とくに夏場はオニカサゴの活性が高いので狙い目だ

メヌケも得意とする「仁徳丸」。
この中深場エリアも詳しい。船は広々で行き帰りは船内で仮眠をとれるので釣行が楽

これで2匹目。イイダコエサに来た

誘いと臭い効果のあるエサで見事良型ゲット

この良型ならば、1匹キャッチできれば満足だ

ポイントの水深は150m前後

常連ゲストのユメカサゴ。
こちらもドリームジャンボだ

小アラがまじった。
大アラもいる

ジグにはウスメバルがよくヒット

これはウケグチメバル。
通称パンダメバルと呼ばれている

エサ釣りではメバルが一荷

落とすたびにメバルがジグにアタックしていた

竿頭をとると
もらえるシール

今回、取材にご協力いただいたのは、茨城・波崎「仁徳丸」

年明けから深場アカムツでにぎわっていた犬吠埼沖だが、凪ぎが多い梅雨期の人気ターゲットはオニカサゴだ。
「アカムツは犬吠埼沖は終了して替わりにカンネコ根でこれから楽しめるようになります。

7月中はどうしてもムラがあるので、犬吠埼沖のオニカサゴも同時に狙っていく予定です」とは、深場から中深場の釣りを得意としている波崎「仁徳丸」の三橋正幸船長。

犬吠埼沖は根掛かりが少なく、本命のオニカサゴはむろん、アラやオキメバルがまじるのが特徴でお土産に困らない。
エサ釣りだけでなく、スロー系ジギングも同時に楽しめる。

「オニカサゴは数釣りというよりサイズ狙いですね。マメに誘いを入れるとよりいっそう効果がありますよ」と三橋船長はアドバイス。使うオモリは150号。タックルはアカムツ用をそのまま使える。

エサはサバの切り身は基本。その他、イイダコ、イカタン、さまざまな魚の切り身でオーケー。
大型狙いなので、エサを大きくして魚にアピールしてみよう。釣ったオニカサゴは、
トゲに毒があるのでくれぐれも触らないように。

下船前にハサミでトゲをカットし、クーラーのなかに納めるとよい。
最高級の根魚であるオニカサゴ。確実にしとめたいなら犬吠埼沖へ行こう!!

以上の記事は「つり丸」2019年7月15日号の掲載記事です。

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