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いよいよカンネコ根開幕!波崎沖のアカムツが浅場で手軽に!

いよいよカンネコ根開幕!波崎沖のアカムツが浅場で手軽に!

いまやアカムツ釣りのメッカとも言えるような存在となった波崎沖カンネコ根が開幕!乗っ込みのアカムツが浅場で好調!イカやオニカサゴのタックルで手軽にアカムツが狙える釣り場だ。この夏ぜひオススメしたい!

今年もカンネコ根開幕!

言わずと知れた超高級美味魚。コレが浅場で釣れるのが魅力だ!

1990年代には、なかなか数が釣れずに「幻の魚」とも称されたアカムツだが、
ここ20年ほどで新しい釣り場の開拓が進み、沖釣りの中で完全にポピュラーなターゲットになった。

とりわけ波崎沖にあるカンネコ根は水深も浅く、最もアカムツを釣りやすい場所として近年では人気が上昇している。

120~150mの 浅場がポイント

波崎の「三栄丸」に行くのは久しぶりだった。以前は利根川河口から出船していたが、
現在は波崎新港に移動している。

波崎新港は大型船も出入りする広い港だ。船長に電話で聞いた通り、
漁協の建物の脇を抜け未舗装の道路を進んだ突き当りの突堤に船は係留されていた。

波崎沖のアカムツ釣りは、現在では冬~春に攻める沖合深場ポイント、
夏~秋にかけての浅場ポイントの釣りに大別される。

今日のポイントであるカンネコ根は120m~150mの浅場で、
夏になるとアカムツが産卵のために乗っ込んでくるポイントだ。

例年なら7月頃から開幕となるが、今年は群れの寄りが早く、6月中旬からの開始となった。
「三栄丸」は本日6月22日が、今期2日めのカンネコ根への出船だった。

木村卓三船長に話を伺うと、初日はトップ3匹とまずまずの釣果だったが、
例年よりも早い時期なので、これからさらに数が伸びるだろうということ。

予想外の激渋りも なんとか本命ゲット!

水深が浅い場所なのでオモリは120号でも150号でもよく、道糸はPE3号か4号を使う。
仕掛けは胴付き2本バリ。船の上でハリとサルカンを結んで出来上がり、と準備が楽な釣りでもある。

エサは船ではホタルイカを用意してくれるが、魚の切り身を持参するか、
外道のサバを船上で切ってエサに使う人も多い。
ホタルイカとサバタンの抱き合わせは、波崎沖アカムツでの定番のエサ付けだ。

タックルはヤリイカやオニカサゴで使っているものが流用できる。
口が弱い魚でハリ外れしやすいため、軟調の竿を使うのもひとつの手段ではあるが、
積極的な誘いで攻めて食わせるには先調子の竿を使って、
竿を手持ちにして巻き上げてバレを防ぐ釣り方をおすすめしたい。

さて、カンネコ根までの行程は1時間ほど、沖の方に雨雲が見えた。
雨がぽつりぽつりと落ちはじめる頃、ポイントに到着した。
水深は130m、オモリが底をトントンするようにキープしてアタリを待つ。

さっそく小さなアタリが来たが、これはアカムツの引きではなさそう。
引きも弱く、30㎝ほどのウスメバルが浮いてきた。
他の人にもドンコ、ユメカサゴなどが掛かってくるが、本命アカムツはなかなか顔を出さない。

アタリの少ない原因は潮が動かないことにあるようだ。船は流れず、道糸はまっすぐ下に垂れている、
こういう日は魚の活性が悪い。

やっと本命が上がったのは8時過ぎだった。右舷の釣り人の竿が、ガンガンと小気味よく叩かれ、
「あと40mのとこで暴れたから、これは本命だよ」と笑顔だ。
その通り、赤く輝く魚体がタモに収まった。35㎝のアカムツだった。

その後も潮が動かず、アカムツのアタリが続かない中、やっと私の竿にも本命らしきアタリがきた。
コツンとした明確なアタリに竿を手持ちにして聞き上げると、ググッと抵抗が伝わる。

竿を手持ちで電動で巻き上げる。途中でゴン!と強く引くのは本命の期待が十分。
海面にアカムツが浮いてきた、タモですくって一安心。これで最高の炙り刺しが食べられる。

翌日は4~8匹と復調 本番はこれからだ!

この日は終日潮が動かず、アカムツは0~1匹に終わってしまった。
「速い潮も困るけど、動かない潮も困ったもんだ」と船長。

しかし、この不調は一日で終わり、翌日は4~8匹と盛期並みの好釣果が出た。
釣れるも釣れないも潮次第、特に中深場釣りは潮の影響が大きいとあらためて感じた一日だった。

カンネコ根のアカムツは夏から秋に本番を迎える。深場から次々に新しい群れが入ってくる場所なので、
上限の10匹に届く釣果が出る日も遠くはないだろう。

貴重な1匹のアカムツは炙り刺しにした。皮目を炙ると、
じわじわと脂が浮きだす刺身は釣魚の中でも最高峰と言って良いと思う。

もう1匹釣れれば、塩麴で軽く締めての焼魚を食べたかったのだが、今回は炙り刺しだけで我慢としよう。
しかし、いつ食べてもアカムツは美味い。次回こそ、塩麴焼き、さらに酒蒸し、煮魚とアカムツ三昧を楽しみたい。

夏になったらまた釣りに来よう。

浅場で超美味魚の幸せが今年も!波崎沖のアカムツ カンネコ根開幕!釣行レポート

人気のアカムツ釣り。カンネコ根には船団ができている

カンネコ根のアカムツ釣りがスタートした。
120mほどの浅場でアカムツが狙える人気ポイント。これから熱いシーズンだ

開幕から好調。トップ5~8匹ぐらいもけっこうあるぞ

筆者も本命ゲット。炙り刺しがウマかった!!

今回、取材にご協力いただいたのは、茨城・波崎港「三栄丸」

波崎沖の浅場ポイント、カンネコ根のアカムツが開幕した。
例年なら7月から始める釣り場だが、今年はすでに群れが入ってきたようで、
6月後半になるとアカムツ船が集結していた。

他海域では250m~300mの水深を狙い、それなりに大掛かりなタックルも必要なアカムツ釣りだが、
カンネコ根は水深は120m前後と浅くて釣りやすいのが特徴。深場専用道具は必要なく、
イカやオニカサゴのタックルで手軽にアカムツが狙える釣り場だ。

カンネコ根はサバが多いので、ハリ数は2本が扱いやすい。船にはホタルイカが用意されているが、
釣った新鮮なサバを切り身にして、ホタルイカと抱き合わせにすればエサ持ちも食いも良くなる。

波崎新港「三栄丸」の木村卓三船長はアカムツが得意なベテラン船長、夏秋は浅場、冬春は沖の深場と、
ほぼ周年アカムツ乗合を出している。8月から9月にかけては、カンネコ根アカムツの最盛期になる。

かつてはベテラン向けの釣りと言われたアカムツも、今やビギナーでもチャレンジできる釣りになった。
そしてアカムツは誰もが認める美味しい魚だ。さらりとした上品な脂が乗った白身は、
刺身、焼き物、煮物、どんな料理法でも極上の美味が楽しめる。この夏におすすめしたいターゲットだ。

以上の記事は「つり丸」2019年8月1日号の掲載記事です。

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