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相模湾のキハダ&カツオが高確率!両魚とも期待度MAX!

相模湾のキハダ&カツオが高確率!両魚とも期待度MAX!

相模湾でのコマセ釣りが8月1日に解禁となる。フカセ釣りやルアー船の状況はすこぶる好感触。5月ごろからすでに相模湾に回遊があり、キハダ・カツオともに「今年はかなり良さそう」と多くの船長が口を揃える。

相模湾キハダ&カツオのコマセ釣り

今年は両魚ともに期待度MAX!今シーズンこそ始めるチャンス
基本を理解して存分に楽しもう!

すでに佳境の御前崎沖 相模湾も今季期待大!

今年のキハダ&カツオは既報の通り、御前崎沖はすでに当たり年の様相だ。
5月末に黒潮が金洲周辺海域に流れ込み、大量のキハダ・カツオを呼び込んでくれた。

この周辺に両魚ともが居着くような形となり、この場所にさえ行けば好釣が約束されていた。
この最高の潮はいつまで流れているかはわからない状況で、潮が離れてしまうと群れは動き回るようになり、
現在の長時間流し込んいく釣りから、群れを追うスピーディな釣りへと変わっていく。

一方、相模湾でのコマセ釣りはこの8月1日に解禁となる。
フカセ釣りやルアー船の状況はすこぶる好感触。

5月ごろからすでに相模湾に回遊があり、
キハダ・カツオともに「今年はかなり良さそう」と多くの船長が口を揃える。

こちらも黒潮の接近具合によってポイントの遠近はあるが、
期待度MAXなのは変わりないだろう。今年こそ始めるチャンスだ。

接続部分は強度アップを 仕掛けは臨機応変に

タックルはカツオ・キハダともに1つのタックルで対応できる。
竿は1.7m前後のカツオ・キハダ用やライト泳がせ用を使用する。

最近は短めの竿が主流になっている。
これは手持ちでアタリを取って掛けていく釣りにマッチしているためだ。

リールは、こだわりのある人はレバードラグ式の両軸リールを使用するが、
慣れない人はハイパワー電動リールがおすすめだ。

道糸はPE8号~10号を最低でも300mは必要で、500mほど巻いてあればなお安心。
道糸の先端は必ず補強をしておこう。編み込み補強、パイプで補強、
ナイロンリーダーを接続するなどしておくと安心だ。

接続には強度があり安全なトローリングスナップを使用する。
ナイロンリーダーは、50~60号が2~3mあればいいだろう。

ハリとハリスは南方延縄結びやウエノットなどで結ぶが、
0.8~1mmの透明またはケイムラのパイプを入れてもいい。

また、ハリスとテンビン、またはトローリングスナップとの接続も強化チューブなどを
入れて補強しておくと安心だ。

これから相模湾、三浦半島の船宿が続々とコマセのカツオ・キハダ船を出すが、
それぞれの船宿によって仕掛けのローカルルールが存在するので、
初めて行く場合は事前に確認をしておこう。

主なものは3点、遊動式テンビン、クッションゴム、ハリスの長さだ。
遊動式テンビンは抵抗がない分、取れる確率が上がると言われるが、
オマツリすると大変なため禁止する船もあるし、逆に推奨する船もある。

クッションゴムは3.5~4mm径のものを、テンビンと道糸の間に入れる場合、
さらにテンビンとハリスの間にダブルで入れる場合とがある。
こちらも船宿により異なる。ハリスは長さが6m以下、4.5m以下などと、長さを規制するところもある。

また、ビシは最近は100号以上の重いものを推奨する船も多くなっている。
ビシはカツオが入れ食いの時は小型のステン缶に、キハダ狙いの時はプラビシなどと、
状況によって使い分けよう。

特にカツオがよく食っている時に大きなビシを使うとあっという間にコマセがなくなってしまうことも。
ビシをロストすることもあるので、2~3個は用意しておきたい。

テンビンは軸が太いカツオ、キハダ用がオススメ。

●仕掛けの使い分け

御前崎沖・金洲でのカツオ・キハダ釣りは、
「30号2mでいいよ。太くても細くても食いは変わらないから、太いのを使ったほうがいいよ。
ハリも軸がしっかりとした14~15号くらいの環付きバリがいいよ」と
御前崎港「茂吉丸」の小野田茂樹船長は言う。

御前崎沖は船数も少なく魚影が濃いため、太仕掛けで対応できるが、
相模湾では臨機応変に変えていく必要がある。

①カツオ
カツオの仕掛けはハリス12~16号2~3mが基本。
ハリスはフロロが基本だが、ナイロンハリスの方が食いがいいことも。
ナイロンを使用する場合はフロロよりも太めのものを使おう。
ハリはヒラマサや青物系の13~14号程度。

カツオは短時間で入れ食いになることも多い。食いが良い時ほどハリスは短くした方がいい。
ハリスが短いと、取り込み時にバラす確率がグーンと減るのだ。
慣れない人も仕掛けは短め(2m以下)にしよう。

②キハダ
キハダの仕掛けはハリス20~30号を4~6mが基本。
多くの場合はフロロ20~24号4.5~6mで狙う。

シーズン中盤から場合によっては8~10mの仕掛けで狙う場合もある。
カツオも一緒に食ってくるような時は4.5m以下の短めがいいだろう。

ハリはキハダ用の16号前後を使用する。14号、18号まで使う人もいるが、迷ったら16号でいいだろう。

後述するが、カツオ・キハダは狙いによって臨機応変に仕掛けをチェンジする必要がある。
チェンジしてからまた元に戻すこともあり、可能ならば、
テンビンから下をカツオ用、キハダ用に分けておくと便利だし素早くチェンジできてチャンスを逃さない。


初期は追っかけ釣りメイン 素早い投入&強引に寄せる

相模湾のコマセ釣りは、
①パヤオ・ブイ周りの釣り
②ストップ&ゴーの釣り(追っかけ釣り)
③流し込みの釣り
に大別することができる。

パヤオ・ブイ周りの釣りは、シーズン初期に多く、パヤオ周りに集まったカツオを狙う。
「タナ15m前後」などと指示が出るのでその2~3m下まで沈めて素早くコマセをまいてタナで待つ。
朝一番だけ狙うことも多く、手返しを早めてアタリを出そう。

ストップ&ゴーの釣りは、群れを追いかけてその遊泳コースを読んで先回りして仕掛けを落とす、というもの。
カツオやキハダは魚類でも高い遊泳力を誇る。つまり、この釣り方はかなりのスピード勝負となる。

「もうすぐやるから準備しといてね」などと船長からアナウンスがあったら、
投入の合図と同時に仕掛けを入れられるようにしておく。

指示ダナよりもハリス分落としてからコマセを素早くまいてタナまで上げる。
ちょうどコマセをまいた時に群れが来るとあちこちでアタリがやってくる。

群れの移動が早い時などは、指示ダナでストップしてコマセをまいてもいい。
落としていては間に合わないからだ。

逆に群れがゆっくり入ってくるような時は、コマセを残しておき、
周りでアタったらコマセをまいてもいいだろう。

流し込みの釣りは、船団の周りに群れがつく時の釣り方で、シーズン中盤から後半はこの釣り方が多い。
特にキハダ狙いではこの釣りが多くなり、比較的じっくりと待つ釣りとなる。
船長から「群れが入ってきたよ」というアナウンスがあったらチャンスだ。

●カツオのアタリとアワセ

カツオはドラグをしっかりと締めて手持ちでアタリを待とう。
竿先を見ていると、「ブルン」とか「フワ」っとした小さいアタリが竿先に現れる。
これがカツオの前アタリで、これを察知したら竿を持ち上げてアワせよう。

ハリ掛かりするとギューンと強烈な走りを見せるが、掛かったと同時に巻き上げを開始する。
手巻きならゴリ巻き、電動でも強引に巻き上げる。

ここで相手が向きを変えたり泳がせてしまうとキャッチ率が下がってしまう。
とにかく「えっ?そんなに強引でいいの?」と思うぐらいで寄せてこよう。「やり取り」してはダメだ。

慣れない人はヒットと同時にロッドキーパーにかけて巻いてもいいだろう。
最後は竿先いっぱいまでビシを巻き上げて竿を立ててハリスを掴み取り込む。

ビシをコマセのオケに入れるといきなり走られたりして危険だ。
取り込みはハリスが短いほど楽。最後の一手が出せないばかりにバラすことも多い。

この時、最低でも指ゴムを、できたら滑らないグローブがあるといい。

●キハダはいつ狙うのか?

キハダはいつ狙うのか? とギモンに思う方もいるだろう。
船長から明確に「カツオの人は20m、キハダの人は40m」などと指示があるときもあれば、
全くない時もある。自ら判断してキハダを狙うこともある。

カツオをある程度釣ってしまった時などは、カツオよりも10mほど下のタナを狙ってみる。
誰かが大物らしきをバラした、他船でやりとりをしている、
これらの場合は、仕掛けをキハダ用にチェンジして狙ってみよう。

いずれの場合も、わからないことがあったら船長や仲乗りさんに聞いてみよう。
キハダも手持ちでアタリを待とう。

ハリス分ほど沈めてから静かにコマセをまき、ハリスがなるべく張った状態にしてアタリを待つ。
竿先をしっかりと見ておき、「ブルブル」とか「ブワブワ」といった変化があったらそれはアタリだ。

ここで走られる前に思いっきりアワせる。
キハダはここでアワセを入れられるかどうかで取れる確率が全く変わってくる。

キハダ狙いの時は、両手で引っ張って出るぐらいのドラグ調整にしておく。
ヒットしたらファーストランがあるので、これはそのまま泳がせる。

ストップしたらある程度強引に巻いてくるのが最近の傾向だ。
時間をかけるとそれだけ取れる確率は減ってしまう。船長、仲乗りさんの指示を仰ぎ、楽しもう。

フカセ釣りが絶好調!相模湾のキハダ釣行レポート

3人同時ヒット!

取り込みは一番緊張する瞬間だ!

池田さんは20.5kgのほか20kgもゲット

当日は5人がチャレンジして20〜25kgまでを5本の釣果!

強い引きを楽しもう!

エサ付けは鼻掛けが一般的

カマ掛けはイワシが
もぐりやすい

山崎さんは船中最大の25㎏を手にした

ナブラを見つけたら、イワシをまく!

まいたイワシをキハダが食べたら、釣り開始だ!

走りが止まったら、ドラグを駆使してやり取りする

田村さんは23.5㎏と24㎏をゲット!

これからはカツオもおもしろい!

今回、取材にご協力いただいたのは、神奈川・長井漆山港「長助丸」

相模湾のキハダはフカセ釣りが絶好調。15〜30㎏級まで上がっている。
現時点では久米島へ行くより高確率?!

ナブラを見つけたらイワシをまき、魚がエサを取ったら釣り開始。
船の周りでエサを捕食している間がチャンスになる。

スピニングタックルで生きイワシを流すフカセ釣りは、イワシを弱らせないようハリに掛け、
船から遠ざかりながら潜らせることが最大のテクニック。

キハダが食うとサーッと道糸が出ていくので、
10mほど走ったところでベールを返せばハリ掛かりする。

キハダは一気に潜るので、ファーストランでは無理せず走らせ、
止まったらドラグを駆使してやり取りしよう。

でかいキハダも無理せず、竿のリフティングパワーで浮かせれば獲れる。
カツオ、キメジならゴリ巻きして寄せる。

取材時は5人で13回のアタリがあり、一度に3〜4人が同時ヒットという事態も起こった。
バラシやラインブレイクも相次いだが、20〜25㎏を5本キャッチした。まじるカツオも良型。

「これから漁場が近づいてきて、10月末まで期待できます。
エサはマグロ用のマイワシ、カツオ用のカタクチイワシと両方あります。
状況次第でルアーを投げるため、フカセ釣り、一本釣りのつもりでも、
必ずルアーを持って来てください」と長井漆山港「長助丸」の漆山晃船長は言う。

誘い出し用のフローティングとイワシに似た沈下系があれば万全だ。
今後は徐々に身に脂が乗り、さらなる大型も期待できる。
仕掛けの点検とドラグ調整を万全に整え、キハダの強烈な引きを満喫しよう。

憧れのキハダを手にするのは今だ。

以上の記事は「つり丸」2019年8月15日号の掲載記事です。

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