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【東京湾・小柴沖】マダコ超当たり年!手釣りシンプル爆釣中!

【東京湾・小柴沖】マダコ超当たり年!手釣りシンプル爆釣中!

今夏は東京湾のマダコが絶好調。小柴沖のマダコは小型もまじるが、2kg以上も多く、連日3〜4kg級が上がっている。最大は5.8kg!久々の爆釣シーズン!伝統的な手釣りはシンプルでビギナーにもチャンス大!!

今夏の小柴沖は絶好調! 5kg超の大型も顔を出す!!

小柴沖のポイントは根掛かりが少なく、釣りやすいのが特徴

今夏は東京湾のマダコが絶好調。91年も爆釣があったが、それ以来の機会だ。
小柴沖のマダコはアナジャコや貝、小型のカニなどを貪欲に捕食している。

場所により昨秋に産まれた小型もまじるが、小柴沖では2kg以上も多く、
連日3〜4kg級が上がっている。
最大は5.8kgだ。良型が揃えば3杯で10kgを超す可能性もある。

金沢八景「小柴丸」が狙うのは、小柴沖や富岡沖の水深10〜15m程度。
この水深なら手釣りが初めての人でも十分に楽しめる。

この釣りは「運」が左右する状況も多く、初心者でも釣果が期待できる。
店頭のマダコは大半が輸入品。国産マダコを味わう絶好の機会だ。

今回は伝統的なテンヤを使った手釣りに絞り、
7月から出船を開始した「小柴丸」の鈴木仁船長や、
常連さんのアドバイスをもとに解説する。

同船は50年近く前からマダコ乗合を出船する実力派だ。

テンヤの手釣り道具は とてもシンプル!

マダコ釣りの道具立ては非常にシンプルだ。
手釣り糸に先糸、タコテンヤがあれば事足りる。
あとは指サックやタコを入れる網袋があればよい。

出番は少ないが、カンナの先を研ぎ直すヤスリ、
曲がりを直すプライヤーがあれば万全だ。

手釣り糸は渋糸やイナダのカッタクリに使うテトロン手釣り糸の22〜26号前後。
長さは50mもあれば大丈夫。

先糸はナイロンの20〜30号前後。
鈴木船長によれば「長いと掛かりが悪い」という。50〜60㎝でいい。
手釣り糸との接続は強度があればサルカン、直結いずれも可。

テンヤは60号。小柴沖は根掛かりが少ないのも魅力。2個も用意すれば十分。
もし60号がなければ50号でもいい。

オモリと一体化したテンヤが「小柴丸」では使われるが、
オモリが分離したテンヤでも構わない。

エサはイシガニが用意される。テンヤにカニを縛る時は、
タコ糸でカニの腹を上向きにしてX字型に縛り、
最後は太い輪ゴムで止めれば安心だ。

カニとテンヤの間に「遊び」があることも、
タコをテンヤに掛けるには重要と常連さんは言う。
人によってはカニに加え、
アナゴやスルメイカなどをテンヤに縛ってアピール力を高めている場合もある。

これらの道具一式は船にも用意されているが、万全を期すなら揃えるのもあり。
指サックは手を切らないためにも必要だが、
自分の人差指や中指と太さが合うか、購入前に確認しよう。

タコは発達した目でエサを探すが、
タコベイトやキラキラテープのようなアピールグッズは、
「アタリには関係ない」という話なので、どうしても使いたい場合以外、
あえて購入する必要はなさそうだ。

手釣りの道具はシンプル!手の保護のため指サックやグローブも持参しよう

エサはイシガニ

テンヤを着底させ あとは小突き続ける!

手釣りは、とにかく小突くこと!

釣り方は合図とともに投入したら、
テンヤの着底を確認し、後はテンヤを小突き続ければOK。
小突くのはテンヤの状態を確認するためで、手釣り糸が流れるからと、
潮に合わせて伸ばしてしまうと、タコがテンヤを見つけるのが遅れてしまう。

テンヤが底を切らない限り、不用意に手釣り糸を伸ばさないのがコツだ。
取材当日は時合になると次々に乗っていた。
潮の具合でバタバタ乗るため、
集中力を保ちながら海中の様子をイメージできれば何より。

「小柴丸」では基本的に根掛かりのない場所を探るため、
テンヤは1日で1個ロストするかどうかだ。
時には根のある場所を探ることもある。

もし根掛かりした時は、仕掛けが太いため手で引っ張るのは危険だ。
船のビットなどに手釣り糸を巻き付け、船で引っ張ってもらえば、
テンヤが外れるか先糸が切れる。

まれに根掛かりだと思ったら大ダコだったという話もあるため、
紛らわしかったら船長に確認してみよう。

アタったら しっかりアワせる

アタリは「雑巾が引っ掛かったような感じ」と鈴木船長は言う。
タコがエサを捕食する時は、腕でエサを捕え、
全身で覆いかぶさって食べている。

ジワジワーっと重くなったり、
根がない場所なのに「根掛かりした?」と思えるアタリもある。
いずれも早アワセは厳禁。そのまま小突き続ければよいが、
人によっては潮に合わせて手釣り糸を繰り出すこともある。

タコは一度乗ったエサは離さないため、アタリから最低10秒待つ。
大型のタコほど乗るのに時間がかかるため、30秒ほど待つこともあるという。

そして3回ほどきつくアワせ、テンヤにタコを掛ける。
この時にアワセが弱いとテンヤが刺さらない。

タコも大きくなるほど身が堅くなってくるため、強いアワセが必要だ。
もし乗らなかったときは、また落とせば再びテンヤに乗ってくる。

意外と盲点! 取り込み時の注意

足を広げて上がってくるならテンヤが掛かっているが、
足をすぼめた状態の時はテンヤを抱いているだけということもあるので要注意だ。
大型は重量感があり、水を噴射して抵抗する。

手繰る時もタコが船縁に触れないよう、腕を伸ばして対応しよう。
タコの吸着力は体重の20倍以上の重量に耐えるほど強烈。
うっかり貼り付かれたら逃げられる。

取り込みはテンヤが刺さっていないか、3kgを超えるならタモを使おう。
しかし、「タモがないつもりでやる」ことが重要。テンヤにはカエシがない。

タモがあるからと安心して緩めるとバレる。タモはタコをすくうのではなく、
キンメ釣りのように「下で受け止めるつもり」が正しい使い方だという。

タコは自分の眼球と同じ大きさの穴を通れるため、
すぐ網袋に入れて袋の口を縛っておくことが重要。
縛り方が甘いと逃げられる。

タコに噛まれると結構痛みが続くため、
頭(正確には胴体)の付け根をしっかり握って対処しよう。
常連さんによれば、一度タコが乗ったカニは乗りが良いという。
ボロボロになるまで使うといい。

持ち帰り方、調理法、保存法について!

タコは墨を吐くことは少ないが、頃合いをみてクーラーに入れよう。
最近は締める人が多いが、
その場合はアイスピックなどで目と目の間の脳を突けばよい。
締まれば色が変わるのですぐ分かる。

タコはイカと同じく、直接氷水に漬けると変色し、身が堅くなってしまう。
ペットボトルの氷を用意したい

料理方法は生のまま足の皮をむき、刺身にすることもあるが、通常は茹でる。
頭を裏返して内臓を取り除き、塩で揉んでヌメリを取る。
吸盤の間もしっかり揉むことが大切だ。
筋肉の塊なのでしっかり揉んだり、大根で叩くこともある。

ヌメリと塩を洗い流したら、足の先から沸騰した湯(番茶を入れることもある)に入れ、
大きさで差は出るが、半生ならおよそ30秒から1分茹でればOK。

あとはブツ切り、唐揚げ、おでんと、お好みの調理方法で楽しめる。
「土用のタコは親にも食わすな」という言葉まであるほどだ。

マダコは冷凍すれば、解凍時にヌメリが取りやすい。
当日や翌日に食べるもの以外はそのままジップロックに入れ、
冷凍保存がオススメだ。

マダコの寿命は通常1年、大きなものでも2〜3年程度。
成長が早い釣り物だ。

乗りが良い時は、あまり小さなタコは放流しよう。
すぐ大きくなってくれるだろう。

東京湾・小柴沖 大型マダコ狙いの釣行レポート

この夏、東京湾のマダコは広範囲で好釣果が記録されている!

今シーズンは小柴沖も好調だ!

7月13日には5.7㎏の大型が取り込まれた(画像は船宿ブログから)

アタっあたら最低10秒は待つ

そして力強くアワせる!

嬉しい1杯!

「小柴丸」では混んでいなければ竿釣りもOK。事前に船長に確認すること

このサイズが多いのは湧いている証拠だ

国産の近海マダコは夏のご馳走だ。

今回、取材にご協力いただいたのは、神奈川・金沢八景「小柴丸」

東京湾のマダコが絶好調。
金沢八景「小柴丸」では7月から小柴沖、富岡沖を中心に出船し、
大型まじりで連日トップ10杯前後と盛況が続いている。
小柴沖は根掛かりも滅多にない。

カニとタコテンヤを使った手釣りは道具立てもシンプルで、荷物が少ないのも魅力的。
釣り方は海底までテンヤを沈めたら、手釣り糸をなるべく伸ばさず、小突き続ける。

マダコは目で獲物を探すため、テンヤを見つけてもらうことが前提だ。
「小柴沖では3〜4㎏級の大型を狙います。最大は5.8㎏です。

アタリが来たら最低10秒は待って、3手ほど強くアワせてください。
タコは大きくなるほど身が堅いので、アワセが弱いとテンヤが刺さりません。
テンヤは返しがないので、絶対緩めないでください」とは「小柴丸」の鈴木仁船長。

「この釣りは運が左右する面があるので、
初心者でもチャンスは十分にあります」と常連さんも言う。

この日は調子が今一つだったものの、
数狙いの場所では潮が効き出すと1.5㎏を筆頭に次々にマダコが取り込まれていった。

翌日からは再び大型まじりの釣果が続いている。
流行のタコ餌木で狙うなら船長と相談したい。
釣り上げたマダコは網袋に入れて、袋の口はしっかり縛っておこう。

国産の近海マダコは夏のご馳走だ。

以上の記事は「つり丸」2019年8月15日号の掲載記事です。

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