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【南房・布良瀬】魚影バツグン良型連発!絶品朱色オニカサゴ!

【南房・布良瀬】魚影バツグン良型連発!絶品朱色オニカサゴ!

「安田丸」は年明けオニカサゴ乗合と深場五目乗合で出船。深場五目はもうひとつの看板で、100m前後の水深をコマセ釣りで狙い、オキメバルを中心にイサキ、キントキ、高級魚ヒメダイまじりで多彩な魚が顔を出す。

良型中心にトップ5匹ボウズ無し オニ鍋食べたら寒さも吹っ飛ぶ!

12月に入り、寒い朝が多くなった。

しかしこの日はぽかぽか陽気の予報、沖釣りにはうってつけの天気になりそうだ。

久しぶりに南房、相浜へと訪れたのは12月6日、静かな港に「安田丸」の大型船は係留されていた。

港の前はオニの一級ポイント

「安田丸」は夏から冬にかけてオニカサゴをメインに出船している。

港の前に広がる布良瀬はオニカサゴの一級ポイントだ。

シーズン初期は数釣り、後半は大オニ狙いの傾向がある。

前回の取材は9年前の11月、キロオーバーまじりで好調に釣れてトップは9匹も釣り上げた。

私も小型をリリースしながらもクーラーには5匹の釣果と魚影の濃さを十分に感じた日だった。

冬場になって水温が下がると、夏場のように数は出ないが、その代わりに良型が揃うのがうれしいところだ。

6時に出船し、船は緩い追い風を受けて沖へと向かった。

東の空には朝焼けが美しい、布良瀬の左手には洲崎、右手には白浜、その反対側には伊豆大島が見える。

眺望の良さも布良瀬の魅力のひとつだろう。

出船前に安田智浩船長から「オモリは150号を使ってください」と言われた。

なんでも昨日から速い潮が入ってきたそうだ。

夏場では80~100号を使うこともあるが、冬場は120~150号も使うので、オモリ号数は予約時に確認しておこう。

配られたエサはカツオの腹身だ。
オニカサゴのエサはサバ、シイラなど船によって違うが、カツオは身持ちが良いこと、匂いが強いことが特徴。

ただし身が厚いので水中でヒラヒラと漂わせるため、削いで薄くしたり、端から切れ目を入れたりする人も多い。

私もハサミで薄く切ってハリに刺した。

水深は130mとちょっと深め。そしてやはり潮が速い。

底ダチを取り直すと糸が出ていく。

しばらくやったが、やはり釣りづらい。

船長は潮の緩い灘寄りのポイントへと移動した。

するとオニカサゴの型がぽつぽつと出始める、それも40㎝前後主体。

1匹釣れば鍋ネタ確保!というサイズがタルに泳ぐ。

この釣りはエサを動かしてアピールするのが重要で、「安田丸」の常連さんらはほとんど手持ちで釣っている。

誘い方は、オモリが底すれすれ(波の揺れでトントンと海底を叩く位置)から、ゆっくり大きく竿を振り上げ、そこから落とし込む。

この誘いは、エサが上から落ちてくる動きを演出している。

まめにタナ取りすれば 置き竿でもOK

ひと通り写真も撮れたので、私も竿を出すことにする。

私は基本的にこの釣りは置き竿なのだが、単に置き竿でほったらかしにしているとオニカサゴは食わない。

置き竿でも、しつこいくらいに底を取り直して、オモリを底すれすれにキープする。

底の取り直しによって、オモリもエサも動き、これが魚へのアピールになる。

なるべく先調子の竿を使った方がエサの動きも良い。

船長は急な斜面を流している。
130mの水深から150mまで落ちていく斜面は好ポイントだ。

潮が速いせいで糸は170m近くでている。

タナが狂いやすい状況だが、それでもまめに底を取り直してオニカサゴからのアタリを待つ。

底を取り直した直後に、ココッというアタリがきた。

オニカサゴのアタリは小さい、穂先を弱く引っ張るようなアタリだ。

ここではまだエサを完全に飲み込んでいないことが多い。

穂先を水面まで下げ、食い込ませる間をとってからゆっくりと竿を立てる。

重みが伝わった、竿を立てたままリールを巻いて魚を浮かせる、重い。

電動のスイッチを入れて巻き上げ開始だ。

ときどきゴゴンと竿を叩くのは本命に間違いないだろう。

テンビンの下にオレンジ色の影が見えた。

40㎝のオニカサゴがタモに収まってひと安心、これで今夜は鍋ができる!

海面下にオレンジ色の魚体が見えてくる。本命だ!それにしても派手でおめでたい色ですね~

おいしいオニ鍋で活力アップ!

船長はこまめに流し替え、オニカサゴの数は増えていく。

数こそ高水温期には及ばないが、釣れ上がる魚のサイズはキロオーバーが半数以上、最大は1.6㎏の良型だった。

乗船者全員がオニカサゴの型をみて、トップで5匹という釣果は、速潮に悩まされた日にしては上々だ。

「安田丸」では、年明けはオニカサゴ乗合と深場五目乗合で出船する。

深場五目はもうひとつの看板で、100m前後の水深をコマセ釣りで狙い、オキメバルを中心にイサキ、キントキ、そして高級魚ヒメダイまじりで多彩な魚が顔を出す。

春まで続く人気の釣りだ。

さて、家に戻ってオ二鍋作りにとりかかる。
我が家はいつも水炊きだ。

頭と中骨でダシを取り、皮付きでぶつ切りにした身が鍋の主役だ。

オニカサゴは煮ても味が抜けず身崩れも少ない、活力あふれる身だ。

深海で生きるこの魚の生命力が宿っているように思える。

釣りたてオニ鍋を食べたら、冬の寒さが飛んでいった。

南房・布良瀬 海面にはじける朱色がウレシイ!オニカサゴ釣行レポート

あちこちで巻き上げ音が!いいポイントに入ると船中何人も同時ヒットすることもある

1㎏オーバーがコンスタントに食ってきて、2㎏級も少なくない南房のオニカサゴ。鍋ネタにも最適で新年に狙う赤い魚に超オススメです

この日は船中ボウズなし。トップ5匹だった

船長の操船がバッチリ当たり、一荷釣り!

大型のオニカサゴは引き味もいい。水圧変化に強いので海底から海面まで、いい引きを見せてくれる

まじりでメダイも上がった。いい引きを楽しめた

オキメバルもおいしいゲスト。煮つけが最高

おいしいオニや、高級ゲストでお土産たっぷり!

今回、取材にご協力いただいたのは、千葉・相浜港「安田丸」

房総半島の南端に位置する布良瀬。

東京湾の干満による潮流と外洋流の両方の影響を受け、エサのプランクトンや小魚が多い漁場を形成している。

特に根魚は攻める船がそれほど多くないこともあり、バツグンの魚影の濃さを誇る一級ポイントだ。

その布良瀬へしているのが相浜港の「安田丸」。

鬼ヶ島への案内人は安田智弘船長。

この釣りのスペシャリストなので、わからないことがあれば遠慮なく聞こう。

この日は朝イチこそ速潮でアタリが遠かったものの、日が昇るとともに調子が上がり、船上ではオレンジ色のオニが次々とタモ取りされていった。

オモリを底スレスレの位置に合わせて誘いをかけると、いかつい顔に似合わない小さなアタリがコツンとやってくる。

ここで早アワセは禁物、エサを飲み込む間を与えてからアワせよう。

釣れ上がるオニカサゴは型揃いなので、タモで大事にすくってやる。

1匹あれば鍋、2匹めはしゃぶしゃぶ、3匹だったら空揚げもと、釣った瞬間から食べることで頭がいっぱいになるのがオニカサゴの特徴。

それほどにこの魚は美味しいのだ!

北風が強い真冬でも、布良瀬は風裏になって沖に出やすい。

寒い時期でも、沖の魚は元気に釣り人を待っていてくれるぞ。

以上の記事は「つり丸」2017年1月15日号の掲載記事です。

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