水温低下、群れ固まって数釣り有望!鹿島沖ショウサイフグ釣行レポート


エサはアオヤギ。エサバリにまとまるように付けよう

でかいの釣れてます!

「サイズがいいと聞いていたけどこの型はいいね」

重量感と抵抗感はハンパない

朝一番から好調に良型ばかりかけていった常連さん。数こそ20匹に満たなかったがかなりの満足度

巻きながら思わず「おっとっと」と声が出てしまう良型ばかり。

「1匹でもかなり食べでがありますね」

夫婦で良型ばかりゲット!

満足の良型

みなさん良型に笑顔がこぼれた

「このサイズが釣れるなら10匹もあれば十分だね」

大ドモの釣り人はマダコばかり4杯ゲット

船上でさばいてもらえて、帰りも待たずに帰れるのがうれしい

今回、取材にご協力いただいたのは、茨城・鹿島港「第十八不動丸」
寒さはいよいよ本格化して厳寒期に突入する。
ところが海の中はまだまだ冬になっていないようである。
「今シーズンは暮れになっても水温があまり下がらなかったね。例年、水温が下がってくると群れが固まって数がまとまって釣れるんだけどね」とは、鹿島港「第十八不動丸」のフグ船担当、菅原靖人船長。
高水温のため、あちこちに魚が動き回る。
このため、狙いを定めて魚を直撃することが難しいのだという。
つまり、どこにでも魚はいるのだけど、1箇所に集まるようなことがまだ少ないのである。
そんな状況ながらサイズがいいのが現在の特徴だ。
上がってくるフグはいずれも30㎝オーバーばかり。
水を吸って膨れているから、重量感はそれ以上。
こんなサイズなら10匹も釣れば大満足だろう。
「水深30mちょっとの砂地をメインに狙っていますので、べた底狙いでいいですよ。これから数まとまるようになれば、好反応が出て浮くようになります」
この日は、トップ20匹にあと一歩とどかなかったが表情はみな明るい。なにせ型がいいから、さばいてもらったフグもずっしりと重い。
鹿島沖のショウサイフグは水温10度切るぐらいまで釣れ続く。
冬場の本番はまだまだこれからだ。
以上の記事は「つり丸」2017年2月1日号の掲載記事です。
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ポイントは広範囲に広がる。砂地主体だったが岩場狙いも