奥の2〜4mで開始から活発な食いを見せ、10〜20㎝のハゼがバケツの底を埋めた


数珠っこ釣りや江戸前の夜アナゴ釣りのように二本を重ねて片手に持った。

だれにでも手軽によく釣れるハゼ。型もなかなか。

12号のハリで大型狙いに絞る戸島さん。

20㎝クラスの一荷釣りを達成。

袖、ハゼ針8〜10号のサイズが標準。赤トンボは使いやすく、松島湾ハゼ釣りに根強い人気のテンビンだ。

エサ取り魚はクロダイの幼魚チンチン。やさしくリリースした。

外洋はウネリが大きく出れないなか、湾内でこれだけ釣れれば大満足。
松島湾のハゼ釣りは地元で秋の風物詩といわれるほどに親しまれている。
正月の仙台雑煮は焼き干しのハゼで出汁を取る伝統があり、これには焼いて干して20㎝というサイズが良く、こんな大型ハゼは二年魚といわれる。これを育む良い環境が備わり、なんだハゼかぁ、と侮れないのが松島のハゼ釣りなのだ。
彼岸を過ぎてようやく秋めいてきた。
台風の接近で外海はシケでも松島湾内は穏やか、このタイミングに松島のハゼ釣りに行ってみた。
湾奥の2〜4mで開始から活発な食いを見せ、10〜20㎝のハゼがバケツの底を埋めた。松島ハゼとしては、まだまだ小ぶりだが湧きは良く、盛期に向けて十分に期待できそうだ。
島に浜菊が咲き始めると大型の好機に入り、手軽に飴色の松島ハゼが釣れる。今年も秋ハゼを楽しみましょう!
以上の記事は「つり丸」2012年11月1日号の掲載情報です。
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これは塩釜神社の御神馬が放され、余生を送ったといわれる馬放島。