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怒涛の数釣り!キモパンカワハギ絶好調!三浦半島・剣崎沖

怒涛の数釣り!キモパンカワハギ絶好調!三浦半島・剣崎沖

剣崎沖のカワハギが絶好調!1月末に久比里「山天丸釣船店」のカワハギ船を取材。海況がよくなかったにもかかわらず、トップ釣果28枚。取材日の4日前にはトップ釣果54枚を記録!サイズも良型!今がチャンスだ!

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この冬はシーズンが遅れている! 厳寒期でも怒涛の数釣りがあるかも!!

目下のポイントは剣崎沖。水温が高めなのか、厳寒期でもカワハギが群れかたまっている剣崎沖はまだまだ好釣果が期待できそうだ

「今日は期待どおりというわけにはいかなかったねえ…」納竿アナウンスのタイミングを見計らう臼井幸次船長が、ぽつりとそうこぼした。

この日は、トップの釣果が28枚と好釣果と言っていいはずだった。

サイズ的にも30㎝の尺ハギが飛び出すなど、まったく申し分なかった。

いったい船長は、どんな期待をしていたのだろうか?

じつは、取材日の4日前にあたる1月24日に、トップの釣果が54枚という、今シーズンの絶好調ぶりを象徴するような釣果が記録されていたのだ。

底付近でしか食わない たるませ釣りが有効

ポイントに到着すると、船が上下の揺れを繰り返した。

前日の南西からの強風が、うねりを残していったのだ。

誘い上げた竿先をおろす釣り人たちが、その都度クラッチを切って、あるいはリールを巻いて対応する。

叩きを入れる釣り人などは、イメージどおりのタナで付けエサを躍らせることができているのかと疑心暗鬼になっているようだった。

さらにその風は、海水温にも変化をもたらした。

前々日まで14度ほどだった水温が、17・5度と急激に上昇したのだ。

魚の活性を下げるのは、水温が下がったときというわけではない。

下がっても、上がっても、その水温になじむまで魚の活性は低下する。

それを裏付けるように、この日のカワハギは底付近でしか釣れてこなかった。

「今日は下のほうでしか食わないから、たるませて張ってを繰り返して釣るしかないね」とは、右舷大ドモに釣り座を構えた常連客、安藤さんだ。

終日この釣り方で通した安藤さんは、この日の竿頭となった。

「カワハギが底から離れないみたいだから、今日は仕掛けをたるませて釣るしかいないですよ」とは、右舷胴の間で竿を出す常連客、内藤さんだ。

内藤さんも、たるませては聞き上げる動作を繰り返し、26枚を釣って次頭となった。

「でも、今日は難しいですよ」海水温の急激な変化とうねり。

内藤さんのこの一言が、この日の釣り人たちの苦悩を代弁していた。

エサはアサリ。小じんまりとまとまるように付ける

オモリが底を叩くタナで じっと待つとアタった!

私も仕掛けを投入した。
カワハギの独特なアタリは、記憶に残りやすい。

よみがえる記憶に期待感を膨らませながら、着底を待った。水深は約30mだ。

フケた道糸を巻き取り、竿先をゆっくりと下げていく。

すると、仕掛けが根に掛かる感触があった。

根掛かりの感触がない下げ幅を探り、そこまでたるませては聞き上げた。

これを何度か繰り返していると、時おり微かなアタリがある。

だが、ハリ掛かりには至らない。仕掛けを巻き上げてみると、アサリのキモだけが吸い取られていた。

叩いて止める、定石的な釣り方も試してみた。

竿先を上げて仕掛けを揺らし、落とし込んでいく釣り方も試してみた。

様々な釣り方を試してみたが、どれもアタリを感じることはなかった。

一時間経って、まだ釣れたカワハギは1枚だ。

しかし、カワハギはいる。
じゃあ、どうしたら釣れるのか?

投入した仕掛けもそのままに、しばらく思案に暮れた。

すると、手にした竿にアタリが出た。

反射的にアワセを入れる。25㎝のカワハギだった。

もしかしたら…。
もういちど、同じ状態を再現してみる。

オモリがコツコツと海底を叩くタナで、じっとアタリを待った。

周囲の釣り人たちは、付けエサのチェックや誘いで常に動き続けている。

それでも、動かさない竿先をじっと見つめ続けた。

すると…。

『やっぱり釣りが好き!!』カカカン!と竿が叩かれた。瞬時にアワせる。

リールを巻くと、金属的な引きが続いた。

このカワハギは、26㎝だった。

ふたたび投入し、じっとアタリを待ち続けると、ほぼ同じ待ち時間でアタリが出た。

定期的にアタリが出る、この日の状況に合ったパターンが見つかったのだ。

オモリが海底を叩くときに付けエサが揺れ、それが誘いになる。

また、この日のように活性が低いカワハギは、激しく動かす誘いにはついてきてくれない。

仕掛けを動かさずにじっとアタリを待つことが、奏功したのだろう。

カワハギ釣りには、仕掛けを動かし過ぎないほうが良型が釣れるという定説がある。

このパターンで連釣した10枚のカワハギは、すべてが20㎝オーバーだった。

この冬はシーズンが遅れている まだまだ好釣果が期待できそう

「今日は期待どおりというわけにはいかなかったねえ…。けどまあ、悪くもないか。いつもだと12月頃なんだけど、今年はちょっと遅れて1月に入ってからようやくカワハギが固まりだしたんだ。ここんとこ数が釣れてるのはそういうこと。今年は遅れたぶん、まだしばらくは続くんじゃないかと思ってるんだけどね」船長は、そんな展望を話し終えると、マイクに手を伸ばした。

この日はうねりで釣りにくい状況だった。

水温の急激な変化もあり、カワハギの活性にも影響した。

しかし、それでも好釣果は継続された。

サイズ的にも25㎝前後の良型が多数釣れ、その腹はパンパンに膨れ上がっていた。

剣崎沖のカワハギは、これからさらに固まってくるようだ。

海況がよくなれば、釣果も上昇することが期待できるだろう。

好調が続く剣崎沖の良型カワハギ釣行レポート

出船前にアサリを剥く釣り人たち

オモリは30号、付けエサはアサリ

この冬はシーズンが遅れている まだまだ好釣果が期待できそう

取材当日はウネリがあり、底付近でよくアタった!

この冬はシーズンの移り変わりが遅れている。

良型のダブルヒット!

嬉しい1枚

当日最大の30㎝

1月に入って好調な剣崎沖のカワハギ。

キモパンの良型が多い!

剣崎沖でカワハギが固まった!

好釣果継続中だ!

取材当日に釣れたカワハギ

どれもキモがパンパンに膨れ上がっていた。

良型ぞろい

最高に旨かった!

剣崎沖のカワハギは今がチャンスだ!

イシダイもまじった

今回、取材にご協力いただいたのは、神奈川・久比里「山天丸釣船店」

剣崎沖のカワハギが、好釣果継続中だ!

1月28日に、久比里「山天丸釣船店」のカワハギ船を取材したが、前日の南西からの強風で海況がよくなかったにもかかわらず、トップの釣果が28枚。

二番手となる釣り人の釣果は26枚だった。

この釣果でももちろん好釣果だと言えるのだが、取材日の4日前にはなんと!

トップの釣果54枚が記録されているのだ!!

しかも、そのサイズは良型ぞろいだ。

取材日にも30㎝の尺ハギが釣れたほどで、アベレージでも24〜25㎝はあったとみていいだろう。

「剣崎沖のカワハギは、いつもなら12月に浅場に固まってくるんだけど、今シーズンはちょっと遅れて1月に入ってから固まってきたんだよね。このところの釣果がいいのはそういうことだよ。遅れたぶん、まだこれから固まってくるんだろうから、しばらくこんな状態が続くんじゃないかと期待してるんだ」と話してくれたのは「山天丸釣船店」の臼井幸次船長だ。

取材当日に釣れたカワハギはどれもキモがパンパンに膨れ上がっていた。

もちろん食してみたが、キモが甘くてコクがあって、最高に旨かった!

剣崎沖のカワハギは、まだまだこれから固まってくるようだ。

良型が数釣れている今がチャンスだ!久比里の「山天丸釣船店」へ急げ!!

以上の記事は「つり丸」2017年3月1日号の掲載記事です。

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