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聖地・銭洲で泳がせカンパチ絶好調!釣果のカギはエサにアリ!

聖地・銭洲で泳がせカンパチ絶好調!釣果のカギはエサにアリ!

日帰りの遠征大物&高級五目釣りの聖地 銭洲。いま泳がせ釣りでカンパチが激アツだ。この時期のエサはチビムロと呼ばれる小型のムロアジ。秋の銭洲は大型にも期待が高まる。銭洲の泳がせ釣りはこれからだ!

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泳がせカンパチ絶好調! 基礎にプラスαするだけで 確実に釣果アップ!!

基礎的なことは すべて割愛します!

日帰り遠征釣りの聖地・銭洲が今期はかなり熱い。

泳がせ釣りでヒットするカンパチのサイズが例年以上によく、しかも数も上がっているのだ。

銭洲ではウメイロなどを対象とした高級五目釣りも楽しめるが、これほどまでにカンパチラッシュに湧く今期はぜひ泳がせ釣りに積極的にチャレンジしていただきたい。

そういった願いを込めて、ここではカンパチの泳がせ釣りに的を絞って紹介させていただきたい。

しかも、タックルや仕掛け、基本的な釣り方など基礎的な部分はすべて割愛させていただき基礎に簡単なテクニックをプラスαするだけで、より釣果アップが期待できるいわばマル秘的なテクニックを2つご紹介する。

つまり、泳がせ釣りの基礎は理解している中級者以上の方を対象としている。

解説してくれたのは、ロッドメーカー剛樹社長の弦巻剛さんだ。

ハリはエサを暴れさせるように刺す

「一にも二にもエサが大事」と弦巻さんも「とび島丸」鈴木忠文船長も口を揃える

まずはエサ。8月の取材時は、エサはチビムロと呼ばれる小型のムロアジを使用した。

このチビムロの確保が“いい釣果”への第一歩だと弦巻さんも、そして「とび島丸」の鈴木忠文船長も言う。

「泳がせ釣りで最も大切なのが、竿でもリールでもなく、エサ。エサがよくなければいい釣果は期待できません」

エサは数も質も重要。
数がなければ沖揚がり前に釣りを終了しなければならなくなり、“いいエサ”を投入すればするほど本命がヒットする確率も上がるわけだから、弱ったエサはすぐに交換したい。

人間だって、鮮度の悪い食べ物は食べたくない。
魚もそれと同じだ。

銭洲の泳がせ釣りでは、アカイカエサ以外は基本的に自分で釣って確保する。
したがって、朝イチのエサ釣りタイムはとにかく真剣に、そして一生懸命に釣りをすることが大切。

時間も限られてくる。くどいようだが、このときにその日の釣果が決まってしまうと言っても過言ではない。

エサの質にこだわるためには、釣ったムロアジは素手で触るのは厳禁。

とくにチビムロは弱い。サビキから外す際は必ずハリ外しを使おう。

人間の体温は魚にとっては火傷レベル。
弦巻さんがゴム手袋をしているのはそういう意味もある。
ハリの刺し方は、弦巻さんは鼻掛けにしている。

「こうすることで、ムロアジは目の前に刺されたハリやハリスを見て暴れます。
暴れればそれだけカンパチに対してアピールになります」

船には何人も釣り人が乗っており、自分の2m隣に釣り人がいる。

そんななかで自分のエサに食わせるのだから、彼らのエサよりも自分のエサを目立たせたほうがいいに決まっている。

つまり、チビムロはとにかく生きのいいものを選び、ハリはエサを長持ちさせるように刺すのではなく、故意に暴れさせるように刺す。

ゆえにチビムロは一投一匹が基本。朝のエサ釣りタイムが重要な意味を持つというのはこういうことだ。

エサがなければ泳がせ釣りは始まらない。十分な数を確保すべく頑張って釣ろう

釣ったムロは素手で触れない。ハリ外しは必需品だ
弦巻さんのエサの刺し方は鼻掛け

ロッドエンドは右脇 竿先は斜め上に向ける

右2本が泳がせ釣り用タックル。
左2本はムロ釣り用(ムロのタナが深いとき)兼五目釣り用タックル

次はアタリを待つ際の竿の持ち方。
これを意識するだけで、やはり釣果は変わる。

「一般的には、右ハンドルリールの場合はロッドエンドは左脇に挟むと思いますが、泳がせ釣りの場合はロッドエンドを右脇に挟みます。
これは、アタリがあってアワセを入れてから、素早くファイティング姿勢を取るためです。
右手でロッドエンドを下に押し込むことで、バットをすぐにお腹に当てられます。
左脇に抱えると、のされやすいんです。
デカイ魚のときほどこの方法が有効となりますので、ぜひ試してみてください」と弦巻さん。

ロッドの角度についてもアドバイスしてくれた。

「竿先を下に向けてアタリを待つ人は多いと思いますが、これでは竿の意味がありません。
竿先は斜め上に向けます。
こうすることで波の上下動に対応しやすく、またアタリがあってからの対処も行いやすくなります」

銭洲は常に波やウネリがあると思いたい。
しかもかなりの高さだ。

船上にいると案外気が付かないかもしれないが、胴の間であっても船は相当上下に動いている。

竿を下に向けたままではその動きがダイレクトにエサに伝わってしまう。
そんなエサはカンパチだって食べにくいはずだ。

また、せっかくガツガツとした前アタリがあったのに、このときにエサが大きく上下してしまったら、カンパチもエサを離してしまうだろう。

竿先を斜め上に向けることで竿の可動域が広がり、波による上下動などに対処しやすくなるのだ。

魚もより食べやすいエサから捕食することを覚えておこう。

ただし、あまり上に向けすぎると今度はアワセができなくなるので注意したい。

今回、弦巻さんが紹介してくれたことは、決して難しいことではないはず。

だが、これらを行うことにより、釣果は必ずやアップするに違いない。

ぜひ今期の銭洲で試していただきたい。

当たり年良型炸裂!銭州泳がせカンパチ釣行レポート

銭洲は大物の匂いが満ち溢れたこの雰囲気だけでも最高だ

自らカラーデザインして製作した竿でのファイトは最高!

ロッドメーカー「剛樹」二代目の弦巻海謙さんは8kg オーバー

剛樹社長の弦巻剛さんは難なく一本。

こんな良型カンパチが待っている!今期はチャンスだ

この日の最大は14.8㎏!秋はこんな大型の可能性が高くなる!

今シーズンは数もサイズも絶好調の銭洲。チャレンジするにも最高のタイミング

ヒットするカンパチは本当に良型ばかり。しかもとっても美味!

今期の銭洲は数もさることながら、アベレージサイズもいいのが特徴。
8kg前後はもちろん、10kgオーバーも登場中だ

キハダも回遊中!カンパチ狙いに食って来た

こんな超大型のワフー(カマスサワラ)も。
その他ツムブリやハガツオなど、黒潮系のゲストも登場した

今回、取材にご協力いただいたのは、静岡・土肥港「とび島丸」

日帰りの遠征大物&高級五目釣りの聖地・銭洲では、いま泳がせ釣りでカンパチが激アツだ。

「今年は数もサイズもいいです。
全員安打の日も多く、アベレージサイズは8kg前後、10kgオーバーも珍しくありません!」とは、西伊豆土肥港「第十一とび島丸」の鈴木忠文船長だ。

朝イチは泳がせで使用するエサを釣ることからスタートする。
この時期はチビムロと呼ばれる小型のムロアジだ。

アミを手づかみでパラパラとまくと、海面にワラワラと小魚が群れる。
チビムロだ。それを延べ竿&サビキで狙う。

これが案外面白いのだが、遊んではいられない。この結果次第で泳がせ釣りの釣果も決まると言っても過言ではないからだ。

「このエサが重要です。
泳がせ釣りは一にも二にもエサ次第。
いい状態で十分な数を確保しましょう」とは、ロッドメーカー剛樹の社長、弦巻剛さん。

エサが確保できたところでいよいよ泳がせ釣りへ。
するといきなり船中あちこちで大物竿が絞り込まれる。

ウワサ通りの釣れっぷり。
複数キャッチする人も多く、まさに激アツな展開が待っていた!

秋の銭洲は大型にも期待が高まる。
今期はすでに30kgオーバーもキャッチされている。

さあ、銭洲の泳がせ釣りはこれからが絶好機だ!

以上の記事は「つり丸」2019年10月1日号の掲載記事です。

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