9月から乗っ込みが本格化するのは例年どおりだ。12月いっぱいまで楽しめるぞ


アカムツ釣り名人“今期も後半ダッシュ型” 三沢育正。

アカムツ釣り名人“スローな誘いで攻略する” 泊政彦。

土日ともなれば、大人気のアカムツは満員御礼状態。だが、釣り座に関係なく釣れるのもこの釣りの魅力のひとつ。誘いがカギだ。

小さなアタリを捉える、感度よい穂先のロッドが活躍する。

置き竿ではなかなか釣れないアカムツ。混雑した船の胴の間でも誘いを駆使すれば、必ずアカムツはヒットする、腕の差が出る釣り物なのだ。

今期は数もさることながら、大型が多いのが特徴だ。

圧倒的な数をタタキだした栂安名人。攻めのスタイルは変わらない。

後半スパートタイプの三沢名人。しっかりと数をそろえる。

シケのなか、ダントツの釣果で竿頭の泊名人。

今回、取材にご協力いただいたのは、茨城・波崎「信栄丸」。
いまや関東のアカムツ釣り場の代名詞となっている波崎沖カンネコ根。
7月から始まったここのアカムツ釣りだが、9月に入ってようやく大きな群れが回遊してきた。
「今期、8月中はさっぱりだったけど、9月半ばにようやく大きなアカムツの群れが入ってきましたね。昨年、一昨年と絶好調だったので、あまり釣れてないイメージがありますが、9月から乗っ込みが本格化するのは例年どおり。12月いっぱいまで楽しめるでしょう」とは、波崎沖のアカムツ釣りに精通している波崎「信栄丸」の浮島和雄船長。アカムツのサイズが平均的に大きいのでこれからますます期待大と太鼓判を押す。
今期の特徴を聞くと、アカムツの群れがあまり浮いてないという。だから、ボトムから1mの範囲を仕掛けを上げ下げして丁寧に誘い続ける人に釣果が出ているという。
カンネコ根アカムツの攻略のカギはまさに“誘い”だ。アピールグッズと併用して、貴重な1匹を確実にものにしよう。激うまアカムツが待ってるぞ!!
アカムツ名人のタックルはこうだっ!

「信栄丸」で配られるエサはコレ。使う分だけ、手元に出しておいて、残りは鮮度を保つためにクーラーに入れておこう。

解凍したてのホタルイカが一番鮮度がよく釣れる。

エサはサバの短冊とホタルイカのゲソの抱き合わせが定番。

以上の記事は「つり丸」2013年10月15日号の掲載情報です。
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アカムツ釣り名人“鬼攻め釣法”栂安正信。