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解禁!外房・大原沖ショウサイフグ!釣り方のポイントは3つ!

解禁!外房・大原沖ショウサイフグ!釣り方のポイントは3つ!

大原沖のショウサイフグが満を持して解禁。春先までロングランで大原沖を熱くするターゲットだ!大原港「敷嶋丸」はイチ早く「カットウ釣り」を取り入れた草分け的な存在。今シーズンは例年以上に視界良好だ!

昨年の解禁直後の釣行では大当たり! 今年も期待して行くと自分だけ蚊帳の外

9月1日、大原沖のショウサイフグが満を持して解禁。

春先までロングランで大原沖を熱くするターゲットゆえ、解禁を心待ちにしていた人もかなり多い。

同日にはヒラメも部分解禁。
どちらも大原沖を代表する人気ターゲット。

釣行日の9月7日は解禁後初の土曜日ということで、朝早くから大原港は多くの釣り客でごった返していた!

釣り方の ポイントは3つ

集合の4時半より1時間も前に到着したのに、既に駐車場は残りわずか。

近くのコンビニも多くの釣り客で賑わっていた。

本日お邪魔した大原港「敷嶋丸」は多くのショウサイフグ船を出す大原港にあっても、イチ早く「カットウ釣り」を取り入れた草分け的な存在。

じつは筆者は昨シーズンにも「敷嶋丸」を訪れ、15年ぶりのカットウ釣りにもかかわらず爆釣を経験したので、2匹目のドジョウならぬ、2年連続の大当たりを期待して解禁を心待ちにしていたのだ。

フグのカットウ釣りというのは、オモリのすぐ下の親バリにアオヤギのむき身をたっぷりと付け、寄って来たフグを下で待ち構える2本のカットウバリで引っ掛ける釣り方。

下のハリはあくまで引っ掛けることを目的としているので、返しのない鋭いハリ先が3つあるトリプルフック。

2本のカットウバリのハリスの長さを変えることで、ハリが掛かる確率を上げている。

当然、この仕掛けには「敷嶋丸」ならではのこだわりがあるので、詳細は別コラムをご参照いただきたい。

船長から聞いた釣り方のポイントは3つ。

①、底中心に攻める
②、怪しいと思ったら空アワセを入れる
③、エサにはアオヤギのキモを付けるのが重要
 
釣行日に狙ったポイントは砂地帯がメイン。
根掛かりのリスクは少ない。

海底付近を泳ぐショウサイフグなので、オモリが海底を叩くように底付近をトレースすることが重要だ。

そしてカットウ釣りはフグを引っ掛ける必要があるので、アタリがあればもちろんだが、なくても定期的に空アワセを入れる。

これは近くまで来ているフグを引っ掛けるという目的もあるが、空アワセが良い誘いになるという点もある。

そしてフグが好むのはアオヤギのベロの部分ではなく、匂いもしっかりとあるキモ。

エサのアオヤギ3、4個を縫い刺しするのだが、ベロの部分だけでなくきちんと肝の部分も残すことが好釣果に繋がる。

専用のカットウ仕掛けを使う。付けエサはアオヤギ

あちこちでアタるが 筆者にはアタらない

以上3点を肝に銘じて水深25mで実釣開始。

まずは海底までオモリを落とし、着底したらすぐに糸フケを取る。

明確なアタリがなくてもモゾモゾと違和感があれば、すぐさま試しのシャクリを入れる。

魚がそばにいれば引っ掛かるという算段だ。

朝一番から船中ではポツリポツリとアタリがあった。

なかには30㎝を超える良型のショウサイフグも顔を出す。

右舷船首で竿を出すのは、9月7日時点で本年の「敷嶋カップ」トップの前田さん。

早くも今シーズン3回目だそう。この日も開始早々にコンスタントにアタリを出す。

一方の筆者は船長の指示どおりに海底付近で集中して誘いを入れるが、他の釣り客の好調どこ吹く風でアタリが出ない。

エサもきれいに残ってくる。あまりの自分の不甲斐なさに焦りが出始める。
 
船中コンスタントにアタリが続き、本日が初の船釣りという釣り客も最初の1匹を手にした。

これで私がいよいよ本命の顔を見ない最後の釣り客となってしまった。

本格的に焦り出し、頭のなかで反省点を整理する。

海底付近で本当にいいのか?テンヤマダイの外道で釣れるフグは、いつも少し浮いている。

ひょっとするとベタ底より少し浮かせないといけないのではないか?
 
オモリのカラーはどうなんだ?朝イチの暗い間は、有利といわれるグローに色を変えてみたりと色々と試行錯誤。

アタリがないと全てが不安になる。まさに末期症状。

筆者にもアタり出した!

一回、心をリセットして、気分を変えてテンヤマダイの要領で少しちょい投げして手前まで引いてくると「カツカツ」。

やっと出たアタリ!大きめのアワセを入れると、根掛かりのような重量感。

無事に本日初のショウサイフグを上げた。しかもなかなかの良型で30㎝オーバー。

その後も同じやり方を続ける。アタリが出るのはベタ底で間違いないようだ。

朝イチの好調な時間は過ぎてしまい、船中でもアタリがまばらになってきたが、集中力を切らさずに誘い続けると何とかアタリを拾うことができた。

ここでコンスタントにショウサイフグを上げている前田さんに話を聞くと、「今日はなかなか明確なアタリは出ないですよ。

定期的に空アワセを入れてやっと掛かるという感じです。

アタリがなくても空アワセを入れてみるといいですよ」とのこと。

なるほど、船長の言っていた空アワセの重要さを痛感する。

同時にアタリにこだわりすぎていた私は、大きな間違いだったようだ。

前年の経験で言うと底を取ってから海底付近で誘いを入れていたら明確なアタリが出た。

アタリの後にすぐにアワセを入れればうまく掛かった。

しかし今日は潮も澄んでいて、そこまでフグの活性が高くないようで、定期的な空アワセが重要なようだ。

筆者の2匹目のドジョウの下心はもろくも打ち砕かされることとなった。

最終的にこの日のトップは、左舷船首でコンスタントに釣れていた佐々木さんの21匹。

腕利きの前田さんも遜色ない釣果で19匹。

ほぼ全員がツ抜けを達成。
またサイズも30㎝オーバーを手にすることができて、お土産には十分な釣果で終了。

ちなみに私は5匹という寂しい釣果で一人蚊帳の外。
 
まだ水温が高いのでフグも広範囲に広がっている。

今後は水温の低下とともに一定の場所に集まって、数釣りが楽しめるだろう。

山本幸夫船長の話では、今シーズンはサイズが良いことが最大の特徴。

今後もサイズ、数ともに期待できる良いシーズンとなりそうな気配濃厚。

船中大満足の中で、苦杯を舐めた筆者だが、このままで終わるわけにはいかない。

今年中のリベンジを誓ってこの日は納竿となった。

好スタート!大𠩤沖のショウサイフグ釣行レポート

良型が掛かると引きも楽しい

慣れた人は着実に数を伸ばした

朝のゴールデンタイムはコンスタントにヒットした

当日はほとんどの釣り人が30㎝オーバーを手にした

良型を釣って笑顔

今シーズンは良型が多く、引き味も抜群

下アゴ付近に掛かっているのは、アワセのタイミングが合っている証拠

女性アングラーも良型を手に

今シーズンも好スタートを切った大原沖のショウサイフグ。連日35㎝級がまじっている

下船後は処理師免許を持った船宿スタッフがさばいてくれるので安心

今回、取材にご協力いただいたのは、千葉・大原「敷嶋丸」

猛威を振るった夏の暑さもひと段落。
朝晩の心地良い風に秋の気配を感じるようになった。

これから数カ月にかけて、続々と外房の人気ターゲットが解禁を迎える。

まず9月1日は大原が誇る二大人気ターゲットのヒラメとショウサイフグが解禁。

休ませていたポイントに多くの魚がいるとあって、解禁直後はとくに人気が高い。

今回お邪魔したのは大原港「敷嶋丸」のショウサイフグ。

「敷嶋カップ」という大会を開催するほどショウサイフグには精通していて、一級ポイント大原の草分け的存在。

3代目の山本幸夫船長に解禁直後の状況をうかがうと「今シーズンは上々なスタートだよ。
数も出ていて昨日もトップは30匹を超えたしね。でも今年は何よりもサイズが良いのにビックリ。35‌㎝前後のサイズが連日数出ている」

9月1日に開幕したばかりだというのに、9月7日時点で敷嶋カップ1位の人は累計重量が16㎏を超えている。

数もさることながらサイズも良くなければ叩き出せない数字だ。

取材当日もほぼ全員が30‌㎝オーバーのジャンボフグの強烈な引きを楽しんだ。

これからロングランで楽しめる大原沖のショウサイフグ。

水温が下がるとさらなる数釣りも楽しめる。

今シーズンは例年以上に視界良好のようだ!

以上の記事は「つり丸」2019年10月15日号の掲載記事です。

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