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東京湾・猿島周り 至高の金アジ爆釣!タックル&釣り方!

東京湾・猿島周り 至高の金アジ爆釣!タックル&釣り方!

東京湾でピカイチのうまさを誇る猿島周りのブランドアジ。20~23㎝クラス主体に、30㎝前後の中型、さらに35㎝オーバーの大アジもまじる。タックル、仕掛け、基本の釣り方などを徹底解説!最高の味覚を楽しもう!

浅場で大中まじりで理想的 味はピカイチ、金アジばかり 脂の乗りも最高のシーズンへ!

猿島周りは超絶うまいアジの宝庫だ。これから一年のうちで最も脂の乗る時期だという

激ウマがさらにウマい時期へ 至高のアジ、ここにあり!

脂乗ってます!

東京湾・横須賀沖にある猿島。

この周辺のアジは、うまい東京湾のアジの中でもピカイチのうまさを誇るブランドアジとして人気を集めている。

「ここで釣れるのは金アジが多いよね。色もいいし、丸々と太ってて脂の乗りもいいよ」と、新安浦港「村上釣舟店 千代吉丸」の村上敏宏船長は言う。

なるほど、釣った23㎝ほどのアジを手に取ると、それだけで「絶対にうまい!」とわかるような姿形をしている。

「一年のうちで一番脂が多くなるのは今の時期から年末にかけてですね。ここのアジが好きで通ってくれる人が多いですが、私が食べても本当に美味しいと思いますよ」

つまり、今からが猿島のブランドアジの最高のシーズンに入ると言うわけ。

「ここのところずっと、好不調の波が少なく、半日でだいたいトップが40~50匹くらいのことが多いですね。最近はサイズがいいのもまじりますからいいお土産になりますよ」

この日は20~23㎝クラス主体に、30㎝前後の中型、さらに35㎝オーバーの大アジも結構まじっていた。

さらにこちらもこれから脂の乗りが最高になる大型のマサバもポツポツと釣れて最高のゲストに。

秋の最高の味覚を手軽に楽しみたいなら、このアジを狙わない手はないですぞ!

ビシ130号のノーマルタックル 大型に備えた仕掛けも

このエリアの釣り方はビシ130号を用いたノーマルタックルで狙う。

竿は1.5~2‌mほど、オモリ負荷100~120号程度のビシアジ竿、ムーチングタイプの軟らかめの竿などを使用する。

慣れない人はある程度硬い竿の方がコマセを振り出しやすく扱いやすい。

リールは小中型電動リールが標準だが、水深が浅い現在では手巻きでも可能だ。

道糸はPE3~4号。
片テンビンに1.5mm径20~30cmのクッションゴムを付ける。

仕掛けはムツ10号ハリス2号2~3本バリが標準的。

2本か3本かは、慣れ、風の有無、多点掛けの多い少ないを見て変更する。

猿島周りのアジは20~25cmクラスのものが最も多く、こちらがメインならハリスは2号でいいが、大型が多い場合やマサバがよくまじるような時は仕掛けをチェンジしてもいいだろう。

仕掛けのチェンジは以下を参考に。

●標準時…ハリス2号ムツ10号2本バリ
●入れ食い時…ハリス2号ムツ10号3本バリ
●大アジや大サバがよくまじるとき…ハリス2~3号、ハリムツ11号2本バリ

シアジ仕掛けは船宿仕掛けや市販仕掛けで十分だが、大型狙いの人は、フロロカーボン2~3号で自作してもいいだろう。

現在、ポイント周辺にはフグやタチウオなどもいて、ハリだけ切っていってしまうことが多くある。

また、サバも増えてきているので、仕掛けの予備は多めに持参しよう。

ビシはアンドンタイプかプラビシの130号を使用する。

アンドンビシの場合、コマセの粒が比較的細かいので、細目を使用しよう。

中目などのビシの場合、コマセが出すぎることも。

わからなければ、船宿で借りよう。船宿ではプラビシが用意されている。

エサは紅染のイカタン。粒の中央にハリを刺して取れにくくしておこう。

ビシにはコマセを8分目ほど入れておき、あとは投入の合図を待とう。

釣りを開始する前に、氷の入ったクーラーボックスに、海水を10~15cm程度入れておきキンキン状態にしておこう。

そのほか、ハリ外し、魚つかみ、手拭き用のタオルなどを用意しておこう。

コマセを詰めたら、毎回すぐに手を洗っておくと、コマセでタックルが汚れないし、キレイな釣り座周りをキープできる。

左はドクター愛用の仕掛け。右は船宿仕掛け。ハリス2号2~3本バリで。

付けエサはアカタン

タナ取りさえできれば釣れる! やり直して確実なタナ取りを

「現在の水深は水温が高いので20~25mぐらいのところが多いですよ」

こう船長が言うように、この海域としては比較的浅い場所を狙っている。

これから水温が下がっていくにつれて少しずつ深場に落ちていく。

それでも最終的に50mほどと、比較的浅い場所を狙うのが特徴だ。

「タナは下から3‌mが基本です」タナが下から3‌mというのは、ビシの位置が3‌mにあるということ。

●基本の釣り方
まずはビシを振り子のようにして前方に投入する。

軽くサミングして落下させて、着底したら糸フケを取って1‌m巻き上げる。

ここで1、2回竿を鋭く短い間隔で振ってコマセを出す。それから1‌m巻き上げ、再度コマセをまき、1‌m上げて3‌mのタナにセット。

最初の1匹が釣れるまで、まだ魚が寄ってこないような時は、コマセは下の方で多めにまいてやり、手返しも早めてまずは魚を寄せよう。

●2度目のタナ取り
3‌mのタナで少し(状況により30秒から1分ほど)待って食わなければ、もう一度ビシを海底まで落とし、同じ動作を行い再度3‌mのタナにセットする。

この2度目のタナ取りがビシアジ釣りではとても重要になる。

最初のタナ取りはタナが正確じゃないことが多いためだ。

2回目のタナ取りでしばらく待って食わなければ回収して再投入する。

一度食いが良くなってきたら、コマセは軽くまく程度でO‌K。

着底後、2‌m巻き上げて一度コマセを出して、1m巻き上げて待つ。

これぐらいで食う時間をキープしよう。

●アタリと追い食い
アタリは竿先に明確に現れる。

アタリを感じたら軽く竿を持ち上げるようにしてアワせておくとバラシが少なくなる。

「ブルン」とか「ツンツン」といったようなアタリが出ても食い込まないことも多い。

こんな時は、もう一度その場でシャクってみるか、タナの取り直しをしてみよう。

1匹アタったら、50cmから1‌mほどずつ上げてもう1匹狙ってみよう。

ただし、引きから判断してかなりの大型と思ったらそのまま巻き上げてこよう。

巻き上げは、20~30cmクラスのものなら電動の中速からやや早めのスピードでいいが、「ガツンガツン」と手応えが大きかったら、無理をしないで手で巻いてこよう。

強く引いたらストップして、一定のペースで巻き上げよう。

40cmクラスのアジは想像以上の引きなので注意しよう。

また、サバ、クロダイ、マダイなどもまじる可能性があるので頭に入れておこう。

●大型狙い
「常連さんたちは結構上のタナまで探っているみたいですよ。

40cmクラスの大型は5‌mくらいのタナでも食っているようです」こう船長が言うように、この日も高いタナ狙いで大型が出ていた。

ある程度、中小型でお土産になったら意図的にタナを上げるのもアリだ。

この日、船長の指示ダナは3‌mだったが、5~7‌mあたりでも大型が食っていた。

食いが止まった時なども高めのタナを狙ってみれば、いいことがあるかも!

大型が掛かったと思ったら、取り込みはタモ入れが無難だ。

手の届く場所にタモがあるか確認しておこう。

●速潮時のタナ取り
このエリアはそれほど極端ではないが、潮が速くて釣りづらいことがある。

こんな時はタナ取りを工夫して食わせよう。

まず、潮があまり流れていなければ、仕掛けは竿から真下に落ちていく。

これならタナ取りも容易だ。
それは1‌m糸を巻き上げれば仕掛けも1‌m上がっているからだ。

しかし、潮が速い場合は、仕掛けが斜めに入っていく。

極端な時は横に流れていくような時も。

隣の人や、さらに前の人の道糸が自分の前に来るようなことも。

こんな時はしっかりとタナ取りをする必要がある。

まずは落下中には軽くサミングして無駄な道糸の出を抑えてやる。

そして、着底したらまずは3~5‌mくらい一気に巻き上げてみよう。

はじめは斜めになっていた道糸が少しずつ自分の正面に来る。

浮き上がったビシが振り子のようにして竿から垂直に落ちた状態になってくる。

もし、途中で着底してしまったらさらに1~2‌m巻き上げてみる。

道糸が垂直になるのを確認したら、ここでもう一度ビシを落としてやる。

5‌mも上げていたのに、1‌mもしないうちに着底することも多い。

ここからコマセをまいてタナにセットしてやる。

これでかなり正確にタナ取りできたことになる。

最初のタナ取りで食わなければここでもタナの取り直しをしよう。

潮が速い=仕掛けが斜めに入っていく時は、少し低めのタナにセットしてもいいだろう。

根周りではカサゴもよく掛かってくるが、あまりカサゴが多いようならタナが低い証拠になる。

これらを見て調整しよう。

●なぜか自分だけ食わない
周りは入れ食いなのに自分だけ食わないとこがある。

タナはキチンと取って正確なはず。

仕掛けも問題ない。こんな時は、コマセが出ていないことが多い。

「釣れないな」と思ったら一度回収してビシカゴをチェックしてみよう。

しばらく釣りをしていると、網目にイワシミンチのカスが詰まっていき、ほとんどコマセが出ないような状態になっていることも。

こんな時は一度キレイにしてからもう一度詰めなおしてみよう。

ただし、詰まり気味でも良く食っているような時は、コマセの出をうまくセーブしてくれているので、そのままの状態で続けるのも手だ。

ビシは120〜130号。横目アンドンビシのほかプラビシもOK
イワシミンチのコマセ釣り。ビシは130号使用。船ではポリビシを借りられる

激ウマ!猿島周り至高のアジ釣行レポート

水温高く活性が高いので引き味も抜群だ

ドクターのタックルはダイワ「ショットバイパー」と「シーボーグ300MJ」の組み合わせ

大物から小物まで脂乗ってます!

「水深20mちょっとで40cmクラスが出るなんですごいね!」と侍ドクター・近藤惣一郎さん

20~22㎝クラスが一番多いがこのサイズが一番うまいかも

「ここのアジはとにかくうまいよ」

みなさん、丸々と太って金色のアジを好調に釣っていました

「ここの船長は金アジを釣らせてくれるよ」

「タナを上げて探ってみたら大アジが釣れましたよ」

定番ゲストの良型クロダイもゲット

釣れたアジにヒットしてきたイナダ

なんとワラサもキャッチ!!

マサバも回ってきている。こちらもこれから絶品だ

ラストに来ました!4kgクラスの大ダイにビックリ。ハリス2号で上がってきた

今回、取材にご協力いただいたのは、神奈川・新安浦港「村上釣舟店 千代吉丸」

東京湾のアジがうまいというのは今や誰もが知る当たり前の話だが、中でも横須賀・猿島周りのアジを「最高!」と推す人が多い。

そんな猿島のアジが最も美味しくなる時期がこれからだという。

つまり超絶うまいアジのシーズンが来たのだ。

「ここのアジは年中うまいと思いますが、特に脂が乗るのが10月ぐらいからですよ。魚を見るとわかりますが、金色で丸々と太ったものが多いんです」とは、新安浦港「村上釣舟店 千代吉丸」の村上敏宏船長。

現在のポイントは水深20~25mほどの浅場主体。

メインは20~23cmクラスだが、30~40cm級の大型も普通にまじってくる。

中でも20cmクラスの小型のものはまさに金アジの名にふさわしく、丸々として金ピカに光り輝いている。

「半日でだいたいトップ40匹前後で安定しています。まだまだ水深も浅いですから誰でも楽しめますよ」

激ウマのアジに加えてマサバも回遊してきている。

手軽に秋の味覚を楽しむなら、猿島のアジは激推しだ。

以上の記事は「つり丸」2019年10月15日号の掲載記事です

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