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福島・相馬沖 カレイ&アイナメ根魚乱舞!!ド派手な仕掛 効果大!

福島・相馬沖 カレイ&アイナメ根魚乱舞!!ド派手な仕掛 効果大!

震災から6年。福島・相馬港の「明神丸」が年明けに復活!ポイントは原町から相馬沖の岩礁帯。釣れるカレイは、マガレイ、マコガレイ、イシガレイなど。注目すべきはナメタガレイ!トップ22枚という激釣の日も!

6年ぶりに復活! 相馬沖 宮城とは異なる カレイ&アイナメパラダイスはここ

今年1月から土日祝日、平日は1日のみという限定出船だが、本格的に遊漁船が再開した福島県相馬沖。

震災から6年。まだまだ復興途中ではあるが、釣り人にとっては待ちに待った再開だ。

このときを約6年間じっと待ち見事復活をとげたのが相馬港「加都屋 明神丸」船長、佐藤正明さん。

現在は根周り五目釣りを出船中。
大型のアイナメを狙いながら、マガレイ、ナメタなど東北を代表する根魚の五目釣りが楽しめる。

もちろん、釣果は昔を変わらず、いやそれ以上にここは根魚パラダイスと思わせるほど盛り上がっている。

佐藤船長は遊漁船をやめようとも考えたが悩んだ末、再起を決意。

船のエンジンを昨年10月に新型に載せかえ、メンテナンスもばっちりだ。

このエリアにも詳しく佐藤船長とも親しい「つり丸」でおなじみ東北フィッシングライターの針生秀一さんに地元釣り人を代表してこの相馬の沖釣りについて解説してもらう。

上からマコガレイ、マガレイ、ナメタガレイ、アイナメ。これらがメインターゲットだ

東北ナビゲーター 針生秀一が語る相馬沖とは!?

震災から6年を経て、相馬港の遊漁船が再開となった。

相馬には稚魚を育む海の子宮である松川浦があり、そこから広がる砂地に岩礁、魚礁が点在。カレイ、アイナメの魚影が濃いところである。

そんなカレイ、アイナメを狙う船釣りが人気を集めて、特にアイナメ釣りは名物で良型がそろうのだ。

かつて相馬の釣りといえば、松川浦のハゼに相馬港岸壁のサビキ。

5号埠頭排水口のスズキと青物。そして沖防波堤に渡船してのヒラマサなどが人気を集めていた。

私も「賀都屋」の渡船に乗って沖防波堤へ渡り、ヒラマサ、スズキ、アイナメ、クロダイ釣りを楽しませてもらった。

「明神丸」佐藤正明船長は一見ニヒルで寡黙だが、気さくで面白く、南相馬で評判のトンカツ屋に一緒に行って、二人で共通の趣味の話で遅くまで盛り上がったこともある。

遊漁船の釣りが始まってきたのは20年ほど前で、当時から賀都屋「明神丸」では、アイナメ専門の乗合を出船していた。

宮城のカレイのように、福島はアイナメ釣りのファンが多いのだ。

ギラギラジャラジャラ派手なネオンに誘われる男のよう

特徴的なのは、その仕掛けである。
賀都屋「明神丸」のオリジナルを手に取れば、そのアピールグッズに驚かされる。

乗船して地元の方々の仕掛けを見れば、さらに小型の水中灯にタコベイト、集魚板まで加えられているのだ。

以前はギラギラ、派手なカレイ、アイナメの仕掛けが多く使われていた岩手、宮城でも、余計な装飾と思われたグッズが取り払らわれてきているのだが、それに逆行するような仕様だ。

何をいまさら…と釣り始めると、そんなギラギラ、ジャラジャラに誘われるようにアイナメが釣れて、ナメタまで掛かってくる場面に驚いてしまう。

ナンデ??オイラのシックで洗練された仕掛けの誘いを通り越すように、隣のギラギラに行くのだ?相馬沖の魚は派手好き?仙台国分町のネオンに釣られる男どもと同じか!?なんかオレも釣られそう…。

私も随分と、こんな場面に遭遇しましたよ。
これで地元の名手から船長、そしてダイバーにも話を聞いてみた。

相馬エリアの砂地は砂鉄分が多いらしく、それで岩礁帯も茶黒いのだという。

底際が全体に暗めになるようで、そのためなのかベイトになるエビなども濃い保護色で、その中で目立つビーズ、アピールグッズが効くのではないかという。

クロメバルのサビキも、ナマズ皮など濃い色の魚皮に金茶やグリーンのフラッシャー。

それに夜光ビーズなどのワンポイントが効いて、これに良く釣れる。

ハリスも、以前は2〜3号の太目が標準に使われていた。

ビーズを連ねたラトル音もエビ、カニの関節音を模するといわれ、その効果を証明するようにアイナメが釣れてくる。

相馬沖エリアは、こんな特徴がある。

相馬沖では、海底の特徴からド派手な仕掛けが効果があるといわれている。水中ライトも活用しよう

天然の岩礁帯から続く 根周りがポイント

小突きを決めて、良型キャッチ!

アイナメ、カレイは高低差の大きい魚礁より、天然の岩礁帯から続く根周りを釣る。

エサはアオイソメのほかイワイソメ(福島でアカイソメと呼ばれる)の食いつきが抜群。

アオイソメと合わせてハリに刺すのも良い。

イソメはハリに縫い刺し、房掛けでボリュームアップ。

タラシは元バリを短め、先バリは長めの5㎝ほどにする。

これを大き目の幅で竿を上下して、イソメをヒラヒラさせてフワリと落とす。

これでビーズのラトル音、集魚板のアピールで広く注目させてエサに食いつかせるのだ。

こんな組み立てが派手目の仕掛けにマッチする。
 
海底のアップダウンを探るように小突いていく。

根際の砂泥底に入るとマコガレイのチャンス。

産卵後、そして低水温で活性が低いので、小突きを警戒されることもある。

エサを留めて食いつきを待ってみる。

上で揺れるエサに飛びつくように食ってくるのもマコガレイ。

底から上げて揺らす誘いも試してみよう。

特に動かさず、置き竿にナメタということもある。

ナメタは誘い過ぎが禁物といわれる。

それでアピールグッズに注目したナメタが寄ってきて、底に落ち着くエサを、じっくりと食ってくるのであろう。

硬めの砂地にはマガレイが多い。
こんなところでは、細かく早いリズムの小突きにして誘う。

この時期のマガレイは狭い範囲に固まっていることも多く、小突き即アワセの早い組み立てで、集中して枚数を伸ばすチャンスだ。

根周りのマガレイは良型が多く、釣り応えがある。

オモリは40号。エサはアオイソメがメイン。最低でも1500円分は必要。エサは多めに持参しよう

タックルは東北カレイのセット 今後テンヤマダイも期待

小型電動の普及でカレイ釣りも電動が活用されるようになった

タックルは東北カレイのセットでOK。
アイナメをメインにして、それで大きめに誘うために2mほどの長めの竿を使う人もいる。

宮城県境のラインを越えただけで、海底、潮の流れも変わってくる。

昨年の試釣では、ひとつテンヤのマダイでも良い釣果が出ている。

これから春に向けて、相馬エリアは有望な釣り物が多い。

さらに出船も多くなるだろう。

関東からのアクセスの常磐道の開通で大変よい。

ぜひ「明神丸」で、ひとつテンヤマダイをやりましょう!

6年ぶりに本格出船再開!カレイ&アイナメ根魚パラダイス釣行レポート

小突き釣法で魚を寄せる。小突きのテクニックで釣果に差が出る奥が深い釣りである

ジャラジャラド派手仕掛けで強烈アピールしよう

ナメタが数釣れる。この魚狙いでは仕掛けをあまり動かさないほうがいい

根周り釣りでは、アイナメ狙いの釣り方が基本だ。アイナメはビール瓶級がザラだ

アイナメは大型のみをキープしよう。小型は少ないが釣れたらリリースしよう

いわき市の石井さんは、20匹を目標にこのとおり。良型ばかりなので50ℓクーラーがちょうどよい

マガレイは良型だ

大型マガレイが一荷で来た

これはイシガレイ。ヒラメのようにデカイ

マコガレイも多い

大きなタルは各自いっぱいになる

高級カレイ〝ナメタ〟乱舞!!

岩礁周りの小突き釣りでは、ナメタガレイの一荷も珍しくない

東北の年末年始の祝いの膳にはかかせない高級魚のナメタガレイがこのように数釣れる

珍しいケムシカジカがヒット。食べておいしい

船後部キャビン内はポットと電子レンジ完備

泊まりは「賀都屋」で

今回、取材にご協力いただいたのは、福島・相馬港「賀都屋 明神丸」

震災から6年。福島・相馬港の「明神丸」が年明けに復活を果たした。

「一度はこの仕事をあきらめようとも考えましたが、私にはこの仕事しかない!と思い再生を決意。昨年秋に船のエンジンを新しくしました!」とは、相馬港「明神丸」の佐藤正明船長。

今年から土日祝日、平日は週1日のみ遊漁として出船可能になった。

ご存知のとおり全国に吹き荒れる強風の影響で2月いっぱいまではなかなか出船できなかったが、いざ、海へ出てみると、カレイやアイナメをメインとした根魚たちのパラダイスは健在。

しかも大型ばかりが釣れている。

ポイントは原町から相馬沖の岩礁帯。
釣れるカレイは、マガレイ、マコガレイ、イシガレイなど。

注目すべきはナメタガレイ。
乗船日の前回の出船日にはトップ22枚という激釣ぶり。

さらに大型アイナメ、カジカなどがまじりお土産には不自由しない。

この海域ではド派手なジャラジャラ仕掛けが有効だ。

海底の砂地は砂鉄分が多く含まれているため、岩が黒茶色で海のなかも暗いという。

そのため、派手な色のタコベイトや水中ライトを装着した仕掛けが集魚効果が高いという。

行けば十分な釣果が望めるのだが、釣り人として福島の海で釣りをすることが復興のための応援となる。

ぜひ、相馬港へ行って乗船してほしい。

以上の記事は「つり丸」2017年4月1日号の掲載記事です

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