春は大型まじりで 中ダイ連発もある! 幅広いタナを探ろう

はっきりした乗っ込みはないが 状況次第では良型連発もある!

外房・飯岡沖はマダイの好ポイントが多く、周年マダイが狙えるエリア。
そのマダイをひとつテンヤとタイラバで狙っているのが、今回取材した飯岡港「梅花丸」だ。
「飯岡沖では、はっきりした乗っ込みはありますか?」と「梅花丸」の梅花亮佑船長に質問してみると、「はっきりとした乗っ込みはありませんが、毎年、ゴールデンウイーク頃に中ダイクラスが数釣れるときがあります。それが、おそらく乗っ込みのタイだと思います」と教えてくれた。
いずれにせよ、この時期も好釣果が期待できる飯岡沖。
このところ中ダイがコンスタントに上がり、まずまずの好釣果を記録している。
取材をした4月3日は数は出なかったものの、2㎏弱のサイズが取り込まれた。
取材後も好調で、4月6日の午前船では0.4〜2㎏を0〜10枚と好釣果を記録している。
反応によっては幅広い タナも探ってみよう
4月前半の「梅花丸」の取材では、水深40〜50mのポイントを狙うことがあった。
水深がある場所では、テンヤが軽いと着底がわかりづらい。
底ダチがわからないと釣りにならないので、着底がわからないときは、確実にわかるまでテンヤを重くするといいだろう。
テンヤが着底する直前と直後は、とくにアタりやすいタイミング。
手ごたえを感じなかったり、竿先にアタリが出なくてもアタっていることがあるので、道糸の変化に注意しておくこと。
急に糸がフケたり、横に糸が走るときは、アタっている可能性大なので迷わずアワせよう。
テンヤが着底したら、すぐに糸フケを取り、50㎝ぐらい巻き上げてからシャクってアタリを待つ。
2〜3回シャクってもアタらなければ、50㎝〜1mぐらい巻き上げてシャクってアタリを待つ。
それでもアタらなければ、再度50㎝〜1mぐらい巻き上げてシャクってアタリを待つを繰り返して、海底から5mぐらいまでを探ってみよう。
時には反応が幅広く、海底から10m上や15m上まで出ることもある。
そのようなときには高めのタナも探るようにしよう。
また梅花亮佑船長によると、幅広く、高い位置まで出ている反応は、フォール中にアタりやすいという。
さらにこのような反応ではタイラバもアタりやすいという。
タイラバは海底から、水深の半分ぐらいまでの範囲を、ただ巻きで探るだけ。
アタってもそのまま巻き続けるようにすると、竿が絞り込まれてハリ掛かりする。
タイラバは60〜120gまでを用意しておけば万全だ。

幅広く、高い反応が出ているときは、テンヤのフォール中にアタリやすい
中ダイ連発!大型まじり! 外房 飯岡沖 釣行レポート!

当日、船で用意していたエビエサはこの2種類

エサ付けの見本

ラインが出された!サイズがいいマダイか?

梅花亮佑船長がタモのアシストをしてくれる

コンスタントに中ダイクラスが取り込まれている飯岡沖。取材当日も2㎏弱が取り込まれた!

榎戸さんにヒット!ノリーズ「ハイブリッドテンヤ真鯛」が絞り込まれた!

ノリーズプロスタッフの榎戸冨さんも本命キャッチに成功!

本命ゲットは嬉しい!

こちらはハナダイ

イナダもまじる

マハタもまじる

こちらもマハタ

ホウボウもまじる

今回、取材にご協力いただいたのは、千葉・飯岡港「梅花丸」
周年マダイが狙える飯岡沖だが、この春は中ダイがコンスタントに取り込まれ、好調にアタっている。
もちろん大ダイが釣れる日もあり、トップ10枚を記録する日もある。
「こっちでは、はっきりした乗り込みではないですが、ゴールデンウイーク頃に中ダイが連発することがありますね!おそらく、そのタイが乗っ込みの魚だと思います」と話すのは、飯岡港「梅花丸」の梅花亮佑船長。
とにかく乗っ込みがあろうが、なかろうが、ゴールデンーンウイーク前後は好シーズンなのだ。
取材当日もそうだったが、ポイントによっては浮いた反応や幅広い反応が出ることもある。
そのような場所では高めのタナや着底前のフォール中にアタることも多い。
底付近だけでなく、幅広く探るのがコツだ。
またタイラバでの実績もあるので、こちらで挑戦するのもおもしろいだろう!
以上の記事は「つり丸」2017年5月1日号の掲載記事です。
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飯岡沖はポイント多数。当日は30〜50mのポイントを狙った