開幕から良型主体に好調! 白子はまだだが、今は身の旨さも魅力


筆者のタックルは竿が「アルファタックル・ディープインパクト TERUスタイル RT‐I」リールが「ミヤエポック・コマンド AC‐5SC」。オモリは350号。

いいポイントに入ると、第1信、2信、3信と、次々とマダラが掛かってくることを竿先が伝えてくれる。思わずニンマリしてしまう瞬間だ。

エサはサンマのタンザクと、肝付きゲソの半割り。

仕掛けを手繰り上げると、ズッシリとした重量感。良型のマダラが次々と海面に姿を現す、ウレシイ瞬間だ。

トリプル! これだけでもお土産十分。

今回、取材にご協力いただいたのは、茨城・平潟港「第十五隆栄丸」。

今シーズンも開幕した茨城県平潟港「第十五隆栄丸」のマダラ乗合。
8月中旬時点では8~10㎏の「ビッグワン」はまだ姿を見せていないが、連日2~6㎏級がメヌケまじりで上がり、順調な釣果を見せている。これなら今期も期待充分。
元より夏場は「数より型」&「白子より身肉」の季節。大型が多く、強いアタリと強烈な引きが楽しめる時期が今なのだ。
また、船長のアドバイスを確実に実行すれば入門者でも十分な成果が期待できるのがこの釣り。セオリー通りに攻めれば、ビギナーでも大型多点掛けは夢ではない。
「夏は身肉」に間違いはなく、その身の味はバツグン。
また、既に白子が膨らみ始めた早熟な個体もまじり、運が良ければ冬場より濃厚な味の「白子」が楽しめる可能性もあり、だ。
取材当日はかなりのバットコンディションの中、終盤数投入のマダラ狙いとなったが、「沈船」を確実に攻略したメンバーは充分な釣果を手にすることが叶った。
平潟沖マダラは秋以降「型より数」、「白子の魅力」にシフトしつつ、釣期は年内いっぱい続く。
開幕初期の大型狙い、そして、その身自体の味を楽しんでみては。
以上の記事は「つり丸」2017年10月1日号の掲載情報です。
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やったぜ、ダブルだっ! 年末までシーズンは続く、今後は白子も楽しみ。