9月中旬の平均サイズは指3~3.5本、それに4本以上の大型がポツポツといった具合。だが、取材日は大型ラッシュとなったのだ!


上が指6本添えても大幅にはみ出す指7本。下が指3本。こうして比べてみると、改めてその大きさにビックリ!

これぐらいがアベレージサイズ。脂の乗りはバッチリ!

暗いうちのタナは35~45m。明るくなるにつれ徐々に深くなる。暗いうちに手返しよく数を伸ばそう。

10月以降はこのサイズも珍しくなくなるだろう。

大型となれば抜き上げもひと仕事。実はこのときは指3本とダブル。そりゃ重いわ…。

の指5本を皮切りに当日は大型ラッシュとなった。これで取材成功! とひと息ついたのも束の間だった…。

エサはサンマの切り身を使用。

指6本!!!!!!

塚田貴政若船長の仕掛け。指7本もこの仕掛けで。大型対応でハリスもハリも太いのが特徴。

ジグでも指5本!

明け方の時合ともなればバタバタバタっと同時ヒットも。ルアーも好調!

ジグは80~200g以上と幅広く用意しよう。

東海大学海洋学部の学生さんは、なんと100均のメガネレンチで! 発想が柔軟!

ジギングも好調にヒット!!

今回、取材にご協力いただいたのは、静岡・焼津港「貴政丸」。
指何本以上を“ドラゴン”と呼ぶのか正確なところは分からないけれど、前ページの魚は誰が見ようと間違いなく“ドラゴン”だろう。
なんと指7本!! さすがにこのサイズにはそうはお目にはかかれないが、駿河湾の焼津~安倍川沖では、深夜に出船し夜明け後に帰港する“早朝タチウオ”が好調だ。
焼津港「貴政丸」ではエサでもルアーでも楽しめ、9月中旬の平均サイズは指3~3.5本、それに4本以上の大型がポツポツまじるといった具合。だが、それがどういうわけか取材日は、写真のような大型ラッシュとなったのだ。
数はおおむね30~40本。多いときには50本以上! 大型クーラーをいっぱいにして帰る人がほとんどだ。
また、駿河湾のタチウオは脂の乗りはもちろんだが、身に甘みが強く大変おいしいと評判。しかも、指3本でもしっかり脂が乗っているのがうれしい。
寒くなるにつれ大型がヒットする確率も高くなり、例年では年明け頃まで楽しめる焼津沖のタチウオ。さあ、いよいよベストシーズンに突入だ!
以上の記事は「つり丸」2013年10月15日号の掲載情報です。
つり丸最新号は、こちら↓
雑誌つり丸(マガジン・マガジン)を販売中!割引雑誌、プレゼント付雑誌、定期購読、バックナンバー、学割雑誌、シニア割雑誌などお得な雑誌情報満載!
ズシリとした重量感の指7本! 正真正銘のドラゴン!! まさに龍だ。おそらく軽く2kgを超えているだろう。