〝入れ食い〟〝爆釣〟という言葉が、すっぽりと当てはまるヒラメ釣り場が仙台湾亘理沖


大型は高ダナキープでキャッチしよう。

きれいな朝日が港を赤く染めた。

終始入れ食いが続いた。なかにはワラサやサワラがまじることも。

船上あちこちでひっきりなしにヒラメがヒットするのでタモ入れは大忙し。

エサはマイワシ。朝、イケスから船に積み込む。エサの管理は手間がかかる。

ヒラメに食われたマイワシ。生きイワシにはかなわないが、死にエサでも十分ヒラメはヒットする。

常連さんもこの釣果。とにかくものすごい食いっぷりだった。

プライベートで訪れた寺泊港「光洋丸」の小林聡船長は、1本竿でなんと35枚キャッチ。「これでも途中でやめたんですよ。クーラーに入らないんで……」。

今回、取材にご協力いただいたのは、宮城・亘理「大海丸」。
〝入れ食い〟〝爆釣〟という言葉がすっぽりと当てはまるヒラメ釣り場が仙台湾亘理沖だ。
昨年の茨城海域を思い出させる光景、いやそれ以上の食いっぷりがここで味わえる。
エサは生きイワシ。例年であれば、カタクチイワシエサがメインだが、今期はマイワシだ。この大きめのエサに超高活性のヒラメがバクバクと食ってくる。
「今年は6月からヒラメをやり始めたのですけど、ここ最近の爆釣ぶりは気持ちいいっすね。
理由は、ヒラメが根や魚礁についたからでしょう。根についたヒラメは刺し網漁ではとれませんから。釣り放題って感じです」
と話すのは、亘理「大海丸」山川大海船長。仙台湾の生きイワシエサのヒラメ釣りのパイオニア船長だ。
通常ハリスは4号前後を使用するが、この荒食い時はハリス6号以上がおすすめ。8号でもいい。
本格シーズン前に爆釣を味わいたい人、ヒラメのアタリからアワセの腕を上げたい人、もちろん、ビギナーにもピッタリの亘理沖のヒラメだが、早めの釣行がオススメだ。ぜひ、チャレンジを!!
以上の記事は「つり丸」2013年10月15日号の掲載情報です。
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大船長が操船し若船長の山川大海さんが竿を出した。怒濤の入れ食いに大満足だ。