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絶品良型オニカサゴ、釣るなら今!【南房・相浜〜白浜沖&布良瀬】

絶品良型オニカサゴ、釣るなら今!【南房・相浜〜白浜沖&布良瀬】

オニカサゴ釣りのハイシーズンと言えば冬! と、誰もが答えると思うが、釣ることだけを考えると、8〜10月。実はこの時期こそが最適なのだ。

高級魚のオニカサゴが、比較的イージーに釣れるのがこの時期だ!

貴重なオニを手にご満悦のお客さん。この日は1kg前後を中心に、最大1.6 kgが取り込まれた。

常連さんが4匹をキャッチ(小型を2匹リリース)して竿頭に! 「今期は活性が高いと思いますよ」とのこと。

掛かり必至の釣りになるので、仕掛けは多目に持参することをオススメします!

ほぼ満船。浅場で釣れるオニの人気がおわかりだろう。

今回、取材にご協力いただいたのは、千葉・相浜港「安田丸」。

一般的には、オニカサゴは冬場に狙うものと思われているが、ここ南房・相浜周辺では、真夏の8月から釣り始めるのをご存知でしたでしょうか?
「高級魚のオニカサゴが、比較的イージーに釣れるのがこの時期なんですよね。だいたい10月いっぱいくらいまでが産卵後の荒食い期になっていて、水深の浅いエリアで活発に捕食してくれるので、夏から本腰を入れて攻め、釣果を楽しみ、その後も食味が増す冬場まで狙っていきます」と教えてくれたのが、今回取材をお願いした相浜港「安田丸」の安田智浩船長だ。
狙う水深は、その言葉の通りオニ狙いとしては浅い60〜80mラインが中心で、ちょうど相浜の真沖・行程20分前後の場所がポイントとなっている。
今期は例年以上に良い感じで、ここまでトップ3〜5匹で推移していたが、このところ潮が悪く(速潮や2枚、3枚潮)なり釣果が落ちてきたと言う。
この日は、そんな潮を避けながらの釣りとなったが、ご覧のような結果に。
「潮が良くない状況で、これだけ顔を出してくれるんだから、やっぱり好調ですよね。ちなみにこの釣りは、海底に潜むオニの鼻っ面にエサをいかに持っていくかがキモ。速潮の今はもちろん、マメな底ダチ取りで仕掛けを上げ過ぎないように挑んで下さいね」
貴重なオニカサゴを釣るなら、イマがチャンス。 しっかり釣ってその豪快なファイトと食味を楽しみましょう!!

オニカサゴを仕留めるためのタックル

中深場用の8:2〜7:3調子の竿に、中型電動リールで挑む。船長は道糸4号を推奨している。

仕掛けは市販のオニカサゴ用でOKと船長。通常オモリは120号だが150号まで用意。

ロッドは、全長2m前後の中深場用で、オモリ150号まで背負えるタイプをチョイスしよう。具体的には8対2から7対3調子が良く、元部から胴部に掛けてしっかりしたものが、根掛かりを外すのにも適している(海底付近をタイトに攻めるので根掛かり必至。後解説)と船長は言う。
リールは中型電動が主流。道糸をPE4号で統一したい所だが、お客さんの懐事情もあるので3〜5号までを許容とし、逆にライト仕様の2号は「安田丸」ではご遠慮いただいている。頻繁に底ダチを取り直すので、クラッチのオン、オフが一瞬でできるタイプが操作しやすいとのことだ。
ちなみに置き竿でも釣れるが、手持ちで誘った方か圧倒的に有利となる釣りなので、なるべく軽量のロッド&リールを用意して果敢に攻めて欲しいのだ。
仕掛けに関しては「ウチで発売しているのは先糸8号、ハリス7号の全長1.8m・2本バリですが、2m程度の市販のオニカサゴ用なら問題ないですから」と船長。なお詳細は仕掛け図の通りだ。
オニカサゴは悪食で、なんでも食うことから 〝特エサ(エサにこだわる)〟に走るファンも多い。サケの皮、アナゴやサンマ、イワシにイイダコなどを持参する方がいるが、それは自由に試してもらって構わないと言う。
「楽しみ方は人それぞれですからね。ちなみにウチで配るこの時期のエサは、高水温で、海底付近のエサ取りが元気なことを考慮して、身持ちの良いカツオの腹身とシイラの切り身にしていますが、毎年好釣果を得ていますよ」とのこと。
なお、ハリ周りのアクセサリーにこだわる人もいるが、こちらも船長はお好みでと語る。ただし「エサもそうですが、あまりゴチャゴチャ付けるとオマツリの元になるので、シンプルに!がウチの方針です」と続けた。

基本となる釣り方。底付近にエサが漂うようにタナを合わせる

身持ちの良いシイラとカツオの腹身がエサとして船宿から配られる。チョン掛けで使おう。

高級魚だけに取り込みは、船長、もしくは周りの人にお願いして、タモですくってもらおう!

海面までよく引く! ロッドが絞り込まれる!!

水圧変化に強いオニは、巻き上げ途中に何度も暴れる。ロッドだけでなく全身を使って魚をいなし、一定のスピードで巻き上げよう。

エサを追わないオニカサゴを仕留めるには、前述した通り、こちら側からエサを鼻っ面へ持っていき、そこでアピールし、食いつかせなければいけない。
「重要なことは、タナを上げ過ぎないってことになるかな。理想的なのは1.8mある仕掛けが潮に乗って斜めに漂い、底に潜むオニの目の前にちょうどエサが届く位置にセットすること」。
タナは海況・潮の速さでコントロールしなければならないが、大まかには攻略図で紹介した通りなので参考にして探って欲しいで。
通常、船長は潮がどんな状態かをアナウンスするので、それを聞き漏らさず、タナをその都度、微調整。アタリが出やすいよう工夫してまずは一匹を目指していこう。
ちなみに海底はフラットではなく、アップダウンしている。ましてやオニが潜むポイントは起伏が激しいので、マメに底ダチ取りを行って、極力、エサが浮かないようにすることも釣果への道となると覚えておくこと!

以上の記事は「つり丸」2017年10月15日号の掲載情報です。

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