周囲がエサばかり取られ苦戦するなか、魔法のように掛けていった


ポイントは腰越沖〜鎌倉沖と広範囲。水深は20m台〜30m台。

途中の連発タイムでは一荷も!

当日、飯田さんが使ったハリは「ステファーノ 吸わせ」の6.5号。

飯田さんはこの仕掛けを使用。

13時すぎには50枚達成。

当日、飯田さんがメインに使った竿はゼロテン釣法専用のシマノ「ステファーノ 攻 SS175」。カワハギがエサを吸い込むのに違和感を与えない穂先のおかげで、飯田さんは手ごわい木っ端サイズを連発していた。

リールはハイギア仕様のシマノ「ステファーノ SS101HG」を使用。

飯田さんは釣れたカワハギを神経締めにする。死後硬直せず、当日は甘く透き通ったカワハギの刺身を食べることができるという。

飯田さんの釣友・一野義隆さんもこのとおり。

同船者も良型をゲット!

今回、取材にご協力いただいたのは、神奈川・腰越港「池田丸」。
活況を呈するな腰越沖のカワハギに、今回チャレンジしたのがシマノインストラクター・飯田純男さん。今年発売のニュータックルを持参して腰越港「池田丸」に乗船した。
まずは港からほど近いポイントでスタート。飯田さんは第1投目から本命を手にしたが、その後はベラの猛攻。ベラのアタックをかいくぐって、ときおり本命を掛けるが厳しい状況。
そこで、橋本浩平船長はポイントを移動。小マメに移動して、鎌倉沖で好反応を発見。すぐにエサが取られる状況。そこで飯田さんはゼロテン釣法専用のシマノ「ステファーノ 攻 SS175」を取り出す。カワハギが違和感なくエサを吸い込む軟らかい穂先のおかげで、小型ながら怒涛の連発がはじまった!
「穂先が軟らかいので、なんとか掛かっていますが、小型が多いので竿先に集中していないと、すぐにエサを取られちゃいますよ!」と飯田さん。
竿先にちょっと変化が出ると、聞き上げるように竿を立て、見事に掛ける飯田さん。周囲がエサばかり取られ苦戦するなか、まるで魔法のように掛けていった。
正午頃には40枚を記録し、13時すぎには50枚を突破! この日は53枚でダントツの竿頭となった。
「今日はおもにゼロテン釣法でした。この釣り方では、集寄を付けることでアタリが伝わりやすくなります。『ステファーノ 攻 SS175』のおかげもあって連発できました。狙い通りにいくと、本当におもしろいですね。これだからやめられないですよね」と飯田さん。
本格的な数釣りシーズンを前に、すでに数釣りモードに突入している腰越沖。腕試しにチャレンジしてみてはいかがだろうか!?
以上の記事は「つり丸」2017年10月15日号の掲載情報です。
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木っ端サイズが多いなか、良型を引きずり出した。