本命はキントキだが豪華ゲストも魅力、お楽しみ感特盛です!


今回、取材にご協力いただいたのは、千葉・大原港「敷嶋丸」。
このところ大原港「敷嶋丸」のキントキ五目は、連日早揚がりするほどの爆釣ぶりが続いている。その数なんとトップで40〜50匹! スソでもその半分という充分すぎる釣果だ。また、30㎝〜35㎝がアベレージサイズと型も申し分なし。
「この五目釣りは、いま釣れている魚を狙う釣りなんですよ」とは、千葉・大原港「敷嶋丸」山本幸夫船長。つまり、今はキントキが一番多いので、キントキをメインとした五目釣りとなるワケ。
だからこの釣りはゲストがすごい。ヒラメやハタ、マダイ、さらには良型のカサゴやメバルなど、通常本命とされる魚が多くまじる。さらに、今の時期ならイナダ(ワラサ)、ときにはヒラマサやカンパチまでまじることもあるということだ。
これはまさに沖釣りのびっくり箱だ。今の時期なら本命がキントキのキントキ五目。旨いこの魚をキープしながら、何が釣れるか、お楽しみ感満載の釣りものだ!
キントキ狙いの今回の仕掛けはこんな感じ

釣ったキントキを早速刺身に…とろけてしまいそうなほど旨い!

その引きは想像以上だ。サイズがいい物はタモですくおう。

見るからに縁起の良さそうな風体のチカメキントキ。味も良し、引きも良しで、この時期の人気釣り物だ。
この日は残念ながら早揚がりとはならなかった。
「う〜ん、なんでかなあ。潮が澄んじゃったからかなあ…。今日はなんだか群れが小さかったねえ。反応が出てもすぐ消えちゃうんだよね〜」と幸夫船長は首をかしげた。
それでも25〜35㎝の丸々と太ったキントキがトップで9匹と、一晩ではとても食べきれないほど釣れた。なにより、前日まではトップで40〜50匹ものキントキが釣れていたキントキ五目。その魚影の濃さには折り紙をつけたい。
さっそく夕餉にお刺身で食したキントキは、口にした私のほうがとろけてしまいそうなほど旨かった。
以上の記事は「つり丸」2012年8月15日号の掲載情報です。
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姿形はキンメにも似るが、味はマダイに近い。黙って出せば、どちらがマダイかキントキかわからないぐらい。