アマダイ釣りは道具がシンプルで基本的な釣り方をマスターすれば、ビギナーでも楽しめる。沖釣りの入門にはもってこい


三段引きは本命の証!?

まずは顔を見ることを目標に!

当日は平塚沖90〜110mを狙った。

仲良くダブルヒット!

仕掛けは2本バリが標準。

付けエサはオキアミ。ハリの軸に対してまっすぐ刺す。

今回、取材にご協力いただいたのは、神奈川・平塚「豊漁丸」。

取材当日は、船釣り初挑戦の加藤さん(八王子市在住)がアマダイ釣りの楽しさを結果で残していただいた。両脇のお仲間から道具の扱いとタナ取りの指導を受けて、コツを掴むと、アタリが連発。周囲も驚くなかで、何と良型の一荷までやってのけてしまった。本日最大は40㎝弱でこれも加藤さんの釣果。そして何を隠そう、8匹を釣り上げて竿頭にまでなってしまったのだ。ビギナーズラックとはまさにこのこと。
「今日はすべてが加藤さんのタイミングになりましたね」と「豊漁丸」の後藤宗一郎船長もニッコリ。
アマダイ釣りは道具がシンプルで基本的な釣り方をマスターすればビギナーでも楽しめる。沖釣りの入門にはもってこいと言える。そして極めれば奥が深く、ベテランを熱くさせる釣りでもある。
もう一つの楽しみが、何と言ってもこのアマダイの美味さ。刺身や昆布締め、皮と鱗を揚げた松笠揚げはパリパリとビールのお供にも最高であった。
船長のオススメは絶品な干物。勿体ないような気もするが、これが釣り人の特権とも言える。作り方は、海水ほどの塩水に一晩漬けて翌日シッカリ真水で洗い流して干したもの。身のなかまでほんのり塩が効いて、アマダイとの愛称がバッチリだ。ぜひ試していただきたい!
以上の記事は「つり丸」2017年10月15日号の掲載情報です。
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初挑戦の加藤さんは良型の一荷!