取材当日のトップは14杯が二人。ツ抜けしたのが10人中6人という爆発釣果。7人連続ヒットというクライマックスもあった


アベレージサイズは500〜700g。

中小型のアオリイカは、身が柔らかくてとても美味しい 。

連続ヒットも珍しくない。当日は7人連続ヒットという怒涛の乗りもあった!

取材時のトップは14杯。

今回、取材にご協力いただいたのは、神奈川・茅ヶ崎「沖右ヱ門丸」。
開始と同時に一人、二人乗せ、次の流しでは4連続ヒット。その後もポイントを移動するごとに誰かしらが乗せ、いい時には7人連続ヒット! これが10月中旬の取材時における、茅ヶ崎「沖右ヱ門丸」のアオリイカ船での様子だ。
「まだスタートしてから一週間ほどですけれど、今年も好調ですね。船を流し替えるたびに誰かしらに乗ります。いいポイントに入ると、5人も6人も同時に乗ることも珍しくないです。それだけ、アオリイカはたくさんいますね」と話すのは、「沖右ヱ門丸」のアオリイカ船を担当する桑山宏船長。
取材当日のトップは14杯が二人。ツ抜けしたのが10人中6人という爆発釣果。7人連続ヒットというクライマックスもあったのだ。
「この時期は餌木の選択よりも、シャクリ方が大事です。シャープにシャクって、餌木をキビキビ動かしてください」という桑山船長。
シーズンは始まったばかりだが、即釣行して怒涛の開幕ラッシュを体感しよう!
竿はロングロッドが主流だが、ショートロッドもOK!

茅ヶ崎港前からエボシ沖までを狙った。水深は20m台がメイン。

当日は大多数がロングロッド使用だった。

シャクリはシャープに!

取り込みは無理せず、タモで大事におこなおう。

中オモリを介した仕掛けを使うアオリイカ釣りは、当初、1.2〜1.5mのショートロッドが主流だった。
ところが、東京湾で3m前後のメバル竿などの軟調ロングロッドの使用が確立されると、主流はロングロッドに変わってきた。今回の「沖右ヱ門丸」の取材でも10人中9人がロングロッド使用という状況だった。
はたして、竿はどちらのタイプがいいのだろうか? 「沖右ヱ門丸」の桑山船長に聞いてみた。
「竿はどちらでもいいですよ。最近は長い竿を使う人が多いですね。長い竿の利点はバラしが少ないことです。『イカの乗り』ということに関しては長い竿も短い竿も同じだと思います。短い竿をこだわって使い、好釣果をあげる常連さんも何人かいますからね」と桑山船長。
ロングロッドもショートロッドも専用竿がベスト。ただ、ロングロッドはいろいろな竿の流用が可能だ。メバル用、またはそれに準じる胴調子の竿など。長さは2.5〜3mが扱いやすいだろう。ショートロッドは1.2〜1.3mが最近の標準だ。
リールは小型両軸タイプを組み合わせる。道糸としてPEラインの2号前後を巻いておく。
以上の記事は「つり丸」2012年11月15日号の掲載情報です。
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