バシっとアワせると「ズイーン」とイカの乗りがやってきた!


これぐらいの大きさがレギュラーサイズだ。

ポイントは中ノ瀬、木更津、富津沖など。潮が流れると乗りがよくなる。

齋藤絵理チャンもゲット。

こちらはデカモンゴウ。

こちらはシリヤケイカ。
先調子の竿先を注視していると、かすかにフワリと動いた。
「ん! これはイカのアタリだ!」
すかさずバシっとアワせると「ズイーン」とイカの乗りがやってきた。
「やっぱりいたか! イカちゃんいらっしゃーい」
みな、アワせる瞬間はどことなくうれしそうな顔をしているように見える。なぜなら「イカが餌木に抱きついている」のを知っているから。つまり、ほとんどの場合、イカがいると確信してアワせているのだ。この釣りは、だから楽しい。
アオリのシャクリのように、決まった秒数を数えてシャクる釣りではない。アタリを見てアワせる釣りなのだ。
偶然の要素をなくし、必然、つまりアタリを見極める釣りのためゲーム性も増す。そんな新しいスミイカ釣りだから、おもしろいに決まっている。
「今のアタリわかりましたよ」
「絶対にイカがいると思ってアワせました」
こんな喜びの声が聞こえた。この釣り方でいいときは20杯、30杯といった釣果も。スミイカのアタリ、これもヤミツキになりますよ!!
竿は感度重視で、道糸も細い方がいい

餌木は2.5〜3号。基本の2色はオレンジとピンク。使う人も多いが、実際にこの2色に集中して乗っていた。

餌木のローテーションも楽しい。

タックルは、船アオリタックルなどとはまったく別物と考えた方がいい。
竿は1.5〜1.8mぐらい、先調子気味で、穂先の感度がいいものがいい。マルイカ竿、ショウサイフグ竿、カレイ竿などが向いている。
リールは小型両軸。道糸は感度重視のため、PE0.8〜1号程度と細いほうがいい。リーダーは4、5号を1.5mほど付けておく。中オモリは10号。ハリスは2.5号1.6m。
餌木は2.5号が基準。色はピンク、オレンジを基本に、ブルー、グリーンなどをそろえておけば問題ないだろう。今後、イカのサイズが大きくなっていけば3号を使ってもよいだろう。しかし、2.5号があればほとんどのシーンで間に合う。
以上の記事は「つり丸」2012年11月15日号の掲載情報です。
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アタリを取ってアワせる釣り。竿は先調子気味の感度がいいものがベストマッチ。