脂がよくのった白身は、口の中でほどよくとろける上品な味わい。炙り、煮付け、塩焼き、どれも捨てがたい逸品だ


上品な引きはアカムツか?

取り込みはタモで大事におこなおう!

じゃ〜ん、羨ましい良型の一荷!

エサ付けは、サバの切り身とホタルイカの抱き合わせがおすすめ。

付けエサはホタルイカとサバの切り身。

アカムツ釣りは誘いが重要。

今回、取材にご協力いただいたのは、茨城・波崎「三栄丸」。

波崎沖のアカムツ釣りが盛期を迎えた。好漁場「カンネコ根」の水深120〜160mでは、トップで10匹前後、平均で4〜5匹という釣果が続いている。25〜30㎝級がレギュラーサイズで、これに40㎝オーバーの良型がまじっている。
「ここのところ、天候が安定しないため、釣果にムラはあります。それでも例年どおりの釣れ具合ですね」と状況を話してくれたのは波崎港「三栄丸」の木村卓三船長。
アカムツの「ムツ」は「脂っこい」ことを「むっこい」「むつこい」「むつごい」ということから来ているとされる。すなわち赤い脂っこい魚という意味。その名のとおり、脂がよくのった白身は、口の中でほどよくとろける上品な味わいだ。炙り、煮付け、塩焼き、どれも捨てがたい逸品。「三栄丸」の常連さんが教えてくれたオススメは、三枚におろして、骨の部分に残った身をすき取って作る「軍艦巻き」。メニューの1つに加えたい。
市場にもなかなか出回らない高級魚だけに、食べたければ、釣りに行くしかないっしょ!!
以上の記事は「つり丸」2012年11月15日号の掲載情報です。
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一荷。当日は一荷が数回あった!