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東京湾アオリイカ!餌木シャクリ爆乗り中!トップ2桁釣果!

東京湾アオリイカ!餌木シャクリ爆乗り中!トップ2桁釣果!

東京湾でアオリイカシーズンイン!冬場はアオリ専門船になる鴨居港「きよし丸」。取材日のアオリイカは好調でトップ10杯を釣り上げた。船中釣果は35杯。これかららが盛期!アオリイカ独特の強烈な乗りを楽しもう。

今シーズンも開幕した私の大好きな釣り‼ ややムラはあるがトップ2桁釣果もあるぞ

冬場のアオリイカは、私にとってヘビロテの釣り。

この釣りが大好きなのだ。

乗せた瞬間、まるで根掛かりのように竿が止められる衝撃は何度味わっても飽きないし、竿をグイグイと引っ張り込む重厚な引きも楽しい。

さらにイカ類の中で食べるのが一番好きなのがアオリイカだ。

今年も東京湾はアオリイカシーズンイン、冬場はアオリ専門船になる鴨居港「きよし丸」へと向かった。

初日トップ8杯!翌日は型見ず?

昨シーズンは大型まじりで初夏までのロングランだった東京湾アオリイカだが、今年の開幕はどうだろう?

「きよし丸」では、初日はトップ8杯、しかし翌日は型見ずと不安定な釣果だ。

イカのいる場所が安定せず、例年実績が高い根を攻めても、まったく乗らないこともあるという。

開幕3日めの11月2日、私は腰痛がきつく、竿は出さずに撮影専門で乗船した。

まわりを眺めると馴染みの常連さんの顔も見える。

きっとたくさん釣ってくれるだろう。

この日、小田淳船長が選んだのは真沖ポイント、タナは海面から8mだった。

「きよし丸」では、海面から中オモリまでの長さがタナになる。

道糸のマークを見ての正確なタナ取りは必須だ。
 
2回流し替えた後、ミヨシの竿が曲がった。

秋イカサイズ400gの本命だった。

さらに、時には4人の竿が曲がることもあり、場所替えのたびにアオリイカが取り込まれる状況が続いた。

700gほどの良型もまじり、このサイズになると軟調のシャクリ竿が満月になって迫力満点。
 
東京湾のアオリイカ釣りは、ほとんどの人が軟調の長竿を使うようになった。

胴のしなりを利用し、鋭く餌木を躍らすことができる長竿は、同時にイカを乗せたときの身切れのバラシを防いでくれる。

この日のアオリイカは好調、トップは10杯を釣り上げた。船中釣果は35杯。

ボウズが一人出てしまったが、ほぼ全員が本命を手にしての沖揚がりとなった。

この日は乗りが渋い… やはりムラはあるようだ

2日後、再び「きよし丸」へと向かった。

今度は自分でも竿を出して、アオリイカを釣り上げよう。

港には連荘で来ている常連さんもいた。この釣りはハマると本当に虜になってしまう。

「今日はトップツ抜けだね」との期待とはうらはらに、この日は乗りは渋かった。

船長は東側のポイントを中心に狙ったが、いくつもの実績ポイントは不発。

誰にもイカは乗らずに時間だけが過ぎていった。
 
最近はアオリイカが餌木に抱き着く瞬間の動画がネット上に公開されている。

それを見ると、抱き着くタイミングは餌木が落ちているときと、糸が張って止まったときの2つ。

餌木をシャクり上げるとイカは驚いて逃げ出すが、すぐにまた同じ餌木に寄っていく。

一度狙いをつけた餌木は執拗に追うのがわかる。
 
そして抱き着いた後は、3秒ほどで餌木を離してしまう。

また、ひとつの餌木を狙うイカは群れの中で1個体のみで、他のイカが餌木に近寄ってくると威嚇して追い払う行動も見られた。

かつては水中の様子は想像するしかなかったが、実際にイカが餌木を抱くシーンを動画で見るといろいろ参考になることが多い。

せっかく抱き着いた餌木をイカが離さないよう、餌木が静止している時間をなるべく減らすため5、6秒置きにシャクり続ける。

ピンク、オレンジは外せない定番。それにグリーン、ブルーなどの寒色系もあるといい。中オモリは5~6号を使用

これから年末が盛期!良型数釣りに期待!

10時半をまわった頃、ついに竿がズドン!と止められた。

型は良さそうだ、途中、リールを巻く手が止められる。

中オモリを手にし、ハリスをたぐって抜き上げたのは、この時期としては良型の740gのアオリイカだった。

乗り渋りの日だけに、この一杯で今日は満足だ。
 
結局この日は船で3杯に終わってしまう。

昨シーズンには無かった釣果の波だ。

不安定さの原因は、今年は秋口からずっと高水温が続いていることが考えられる。

夏の間に岸近くで育ったアオリイカが、まだ沖まで出ていないようだ。

水温が下がり釣果が安定するまで辛抱かもしれない。
 
11月中旬から年末にかけては、アオリイカの好シーズンになる。

ひたすらシャクりを繰り返す地味な釣りに見えるが、イカが乗った衝撃を境に竿満月の派手な釣りに変わるのもこの釣りの特徴だ。

沖揚がりまで生かしておいたアオリイカは、船長に頼めば締めてくれる。

そうして持ち帰ったイカは色素胞が点滅する透き通った身だ。

内も表も薄皮をしっかり剥いで刺身を造れば、甘味が溢れるイカ刺しが味わえる。

ゲソと薄皮は湯通してポン酢に付けて食べると良い酒の肴になる。

初物のアオリイカはすこぶる美味だった。

シーズン開幕!東京湾アオリイカ!餌木シャクリ釣行レポート

東側のポイントは竹岡沖から大貫沖、西側のポイントは観音崎沖から剣崎沖と広範囲に渡る

シャクったロングロッドをドスン!と止めて、満月にしならせる。アオリイカ釣りのダイゴミだ

東京湾のアオリイカシーズンが開幕した。秋の数釣りから始まり、サイズアップしながら冬場にピークを迎える。「きよし丸」ではトップ2桁釣果もあがっている

今のところ400g前後のサイズがメインで、それにまじって500~1㎏前後も乗ってくる

カンナが足1本に掛かっているだけ。慎重に取り込みを。もちろん大型はタモを使おう

こちらはなかなかのサイズ。美味しい刺身がたっぷり取れそうだ

港前から観音崎、下浦沖などポイントは多い。タナは10m前後と浅場中心

今回、取材にご協力いただいたのは、神奈川・鴨居港「きよし丸」

秋にシーズンインし、冬場にピークを迎えるのが東京湾のアオリイカ釣りだ。

鴨居港の「きよし丸」は、秋冬のシーズンにアオリイカ専門で出船している。

東京湾アオリ乗合の開始直後からアオリイカを狙っている老舗でもあり、当時から通っているベテランファンも多い。

アオリイカの東側のポイントは竹岡沖から大貫沖、西側のポイントは観音崎沖から剣崎沖と広範囲に渡るのが、東京湾の特徴。

潮色や潮流れでイカが乗ってくるポイントは毎日変わるので、船長の経験が大きく釣果を分ける釣りでもある。

取材日は、港前の浅場から開始した。

タナは海面から8~12mほどと浅い。

サイズはいまのところ400g前後が多いが、12月になればキロオーバーの良型も顔を出すだろう。

観音崎から下浦沖とイカの反応を探っていくと、どこでもイカが顔を出した。

この日の釣果はトップで10杯、船中35杯のアオリイカが上がり、シーズン初期の数釣りが楽しめた。
 
昨シーズンの東京湾はこれまでにないほどアオリイカの湧きがよく、2㎏オーバーをまじえて6月まで釣れ続いた。

今年の調子は例年並みのようではるが、まだ水温が高く釣果が不安定な状況でもある。

水温が下がって冬の潮に変われば、シャクった竿が根掛かりのように止められるような、アオリイカ独特の強烈な乗りが楽しめるだろう。

以上の記事は「つり丸」2019年12月1日号の掲載記事です。

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