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乱舞&爆釣モード解禁!! 79cm大ビラメ浮上で開幕!常磐・鹿島沖

乱舞&爆釣モード解禁!! 79cm大ビラメ浮上で開幕!常磐・鹿島沖

関東エリアで魚影がも最も濃いといわれている茨城海域のヒラメが11月1日、鹿島沖で部分解禁。取材日は1投目から船中あちこちでヒット。規定数の10匹に達する釣り人も!2kgオーバーが多く最大は79㎝の大型!

爆釣ステージ解禁!! 横流し釣りの特徴を確認して 良型ヒラメをゲットしよう

鹿島沖が部分解禁。12月は茨城海域全面解禁する

11月1日に茨城県内の遊漁による生きイワシエサのヒラメ釣りが部分的に鹿島沖が解禁した。

そのエリアは、北が北緯36度00分、南が北緯35度52分の間。

陸上の目印となるのは、北が鹿島サッカースタジアム、南が日川浜だ。

12月には一部を除き、茨城県内の海域はほぼ全面解禁となる。

毎年、多くの人がこの2ヵ月間に集中して訪れる茨城海域だが、今期の解禁直後の様子はというと、沿岸海域は大雨による河川の真水の大量流入の影響で濁り潮、そのため、封明け直後は沿岸域はかなりヒラメの食いが悪く、潮が澄んでいる水深40m前後の魚礁周りに船が集中するという状況になった。

水温は23〜24度とこの季節にしてはかなり高く、魚がたまっているところでは高活性状態のヒラメ釣りを味わえた。

11月以降、主戦場はやはり水深30m以浅の沿岸域。

ヒラメの魚影は濃いとの情報もあるので、潮が澄み次第、近場で爆釣!という展開が予想される。

おおいに期待したい。

横流し釣りを理解して タックルを準備しよう

茨城海域のヒラメ釣り、とくに鹿島沖〜神栖沖では風の力を利用して船を流す“横流し釣り”が多くの船で行われている。

その特徴を理解したうえでタックルの準備が必要だ。

ロッドはヒラメ専用。
もしくはゲームロッド。

2〜2.7mでオモリ負荷120号まで背負えるもの。

長さは好みでよいが、横流し釣りで120号の重さと船に流れによる潮の抵抗に耐えうるものが必要だ。

さらに今期は魚礁周りも多く攻める傾向にあるのでスパンカーを立ててピンポイントに攻める潮流し時用のタックルも準備したい。

それは、オモリ80号ぐらいまでを想定したヒラメ専用ロッド。

横流し用と比較してワンランク軟らかいものと理解してよい。

いずれも竿先は繊細なアタリを捉えることとなるのでできるだけ、感度のよいものがベスト。

穂先部は食い込みをよくする軟らかめがよい。

具体的には7対3調子を基準に穂先が軟らかいものを選択するとよい。

リールは小型両軸でハイギアタイプの手巻き両軸リールか、小型電動。

シマノ社製なら400番〜2000番、ダイワ社製なら150番〜300番が適合する。

道糸はPE3号が無難だが、水切れのよさを期待してPE2号でもよい。

横流し用でハリスと 捨て糸の長さのバランスを意識

さて、仕掛けだが、横流し釣りを前提としたものを用意する。

ハリスの太さは6号。
大型ヒラメを狙いたいなら8号でもよい。

とくに魚礁周りを攻めるときは大型狙いなので8号がオススメだ。

ハリスの長さは90㎝前後。
扱いやすい90㎝前後が過去最も実績が出ているのだ。

横流しでは捨て糸の長さが重要になってくる。

この捨て糸の長さでイワシの泳ぐタナが決まると覚えておこう。

一般的に横流し釣りでは、捨て糸の長さはハリスの長さマイナス10㎝程度が基本とされていた。

だが、最近はハリス長の半分の長さが標準になっている。

つまり、ハリス長が90㎝なら45㎝、約40㎝。潮の流れ方によってはさらに短くしてもよい。

オモリの号数は状況 次第で変えていく

一般的に横流し釣りでは、オモリのサイズは80号が基準とされている。

潮の流れが速かったり、風が強い場合、仕掛けはかなり浮きやすくなるので、さらに重い100号もしくは120号を使う。

風上側の釣り座では軽め80号、標準オモリでよい。

なぜなら、風上側の釣り座の人全員がトローリング状態で釣りをしていると思ってよい。

底ダチ取りのための道糸をだすとどんどんと道糸は斜めになっていく。

逆に風下側の釣り座では100号〜120号と重めのオモリを使用する。

そうしないと、風上側の人と道糸が重なってしまいオマツリしてしまうからだ。

これらはイラストを見ると理解しやすいだろう。(上イラスト参照)。

横流しといえども、風が弱いときには、ほとんど流れないこともある。

そんなときは、腕達者の船長は、ピンポイントで攻めることとになる。

つまり、潮流し釣り同様、道糸は斜めにならずに垂直に立つようになる。

こんなときはあえて重いオモリを使用することはない。

風下側でも標準オモリ(80号)でオーケー。

状況に応じた判断でオモリ重さを換えるようにしよう。

孫バリは 背掛けにする

エサはマイワシ。丸々としている状態のよい魚だ。これでヒラメもメロメロだ

横流し釣りでは、エサのイワシが地べたを這うこともあるので、根掛かりを避けるために、孫バリは背掛けが基本。

トレブルフックがいまだ人気で基本となっているが最近はシングルフックのよさが再確認され使う人も多い。

シングルフックは想像以上に魚はフッキングし、ハリ外しも楽に行えて一度掛かるとバレも少ないなどメリットも多い。

エサのハリ付けはコレ。孫は背掛けにする

小型水中ライトの使用は、 状況に応じて使用する

近年大流行の水中ライト。一説には今回乗船した鹿島「大久丸」が火付け役ともいわれている。

カラーもさまざまで一番実績と人気があるのがブルーだ。

エサが生きイワシなので水中ライトの効果が本当にあるかどうかはライトを使用するか否かは、好みでよいが、船上が混雑する土日祝やイナダなどの青物などが多く回遊しているときなどはオマツリの原因となることを覚えておこう分からないが、潮が濁っているときや夜明け前、雨天時など暗いときはライトはあるとハッキリとした釣果の差が出ることも多い。

釣り座が風上側か風下側か? 水中イメージを明確にする

横流し釣りとは、乗船者全員に魚と出会う機会を増やすための釣り方だ。

効率よくポイントを流すことが可能で多くに遊漁船が行なっている。

どのようなものかというと、風を船の真横から受け、その力を利用して船を流すというもの。

状況は潮で流されるのではなくトローリング状態であると想定すると分かりやすい。

だから強引に船を流すことになるので、必然的に投入してある仕掛けは常に引っ張られる状態になる。

だから、風下側の釣り座では道糸が船下に食い込み、風上側では、斜め前方に道糸が出ていくこととなるのだ。

後者の風上側では、道糸が前方に出ていくようになるため、釣り辛さはあまり感じないだろう。

その反対の風下側は、道糸が船下にもぐりこむようになるので、どんな人も釣り辛さを感じる。

だが、この釣り座は、風上の釣り座より有利な環境だ。

なぜなら仕掛けが魚がいるポイントに風上側の釣り人より先に入り、釣れる確率が上がるからだ。

釣り方の基本は両弦ともにオモリトントンだがオモリを底から30〜50㎝上げるように意識する。

船の流れでオモリが極端に底から吹き上げられないようにするためにマメに底ダチをとるのだ。

ここでよく勘違いするのが、風下側。

底ダチをとるために糸をどんどんと出してしまうと、せっかくの有利な環境を自ら台無しにしてしまうばかりか、風上側の人とのオマツリを生じさせてしまう。

オモリを重くし道糸をできるだけださないで底をトントンさせるようにしよう。

アタリがあったら早アワセ は禁物。送りすぎもダメ

アタリが竿先に出たら、早アワセはセオリーどおりダメ。

そして、違和感なくエサを食わす目的で道糸をフリーにして送りだすのも問題が多い。

アタリが出たら、糸を送っても30㎝〜50㎝ほどでよい。

なぜなら、横流し釣りでは、すでにトローリング状態でエサを引っ張っているので、それに食ってきたヒラメはなかなかエサを離さないからだ。

咥えたエサをさらに食い込ませるような動作を行う。

30〜50㎝ほど送り込んでじっと待つか、アタリ後、送り込まずじっとその位置で待つ。

そして、変化がないようならゆっくりと聞きあげてみる。

この動作でほとんどの場合、フッキングしている。

これでフッキングしないヒラメはあきらめ、別のヒラメを食わす、と考えたほうがよいだろう。

ヒラメのフッキング後のやり取りは、ポンピングはNG。

竿を立てたまま、リールを巻く。

そして、取り込みは必ずタモ入れを。
大型ほど周りのひとたちとオマツリする可能性が高いので、周りの人たちは釣れている人優先でラインを出すなりの協力体制をとる。

ヒラメが海面に浮上したら、タモ網のなかにヒラメの頭から入れるように上手に魚を誘導しよう。

船があまり流れないときは 誘い方をバーチカルにする

天気がよくて風もなくベタ凪ぎで最高の釣り日和!

ななんて日もよくある。だが、横流し釣りにおいて、この状況はあまりよくない。

なぜなら船が動かずポイントを探ることができないからだ。

こんなときは、船長は機転をきかせて、魚礁や根周りなどをピンポイントに攻めることになるが、釣り人の攻め方もかえなくてはいけない。

つまり、まだまだ多くのエリアで行なわれている潮流しの釣り方を行なうのだ。

この状況下では横流しに使用する120号負荷の腰が強めのタックルは必要ない。

軟らかめのタックルで軽め(標準80号オモリ)で攻める。 

船が流れない=ポイント移動がないので、タナは高めでよい。

オモリは最低でも1mは上げるようにする。

ピンポイントでは、根掛かりも多いので、このタナ上げはかなり重要だ。

そして、アタリが出たらアワセは強めに行なうこと。

横流しの場合は、船が流れるほど、ほとんど向こうアワセでよいが、流れないときは、アワセを入れないとしっかりとフッキングしないことが多いからだ。

鹿島沖部分解禁!大ビラメ釣行レポート

解禁初日の鹿島港。暗いうちから大賑わいだ

茨城県鹿島沖部分解禁!横流しを理解して大ビラメを狙う

モーニングヒット中

魚礁周りでは根掛かりも多いが良型がそろう

解禁初ヒラメはコレ!幸先がよく大物が釣れる予感?

79cm 浮上!!

青物と勘違いするようなファイトで応戦して見事キャッチされたのは、なんと79㎝の大ビラメ

80㎝まであと数ミリという大判ヒラメ

数釣り名人、常連の世田谷区の山田さんは順調に数を重ねていく

うれしい1枚

今年もいい思いさせてもらいました!

ほしいのはこのサイズ

ツ抜けする勢いで釣った常連さん

年間50日「大久丸」に通う先生も良型キャッチ

良型多し!

好調にヒラメヒット

魚礁ではマハタが多い

クロソイは常連ゲスト

釣り座の大きなタルのなかはこの通り。釣れている

下船後はランチサービスあり

今回、取材にご協力いただいたのは、茨城・鹿島「大久丸」

関東エリアでヒラメの魚影がも最も濃いといわれている茨城海域のヒラメが11月1日、鹿島沖で部分解禁した。
 
刺し網漁を6月から数ヵ月間行なう鹿島港「大久丸」大川久明船長は、 「漁の様子からみても今年のヒラメの魚影はまずまずだよ。水温が高いのがネックになっているけど、水色よければ食うと思うよ」と、今期の解禁後のヒラメについてこう話す。

待望の初日は、台風で大型河川から流入した水の影響で沿岸海域は激しい濁り状態。

沖は潮が澄んでいるとあってほとんどの遊漁船が沖の魚礁周りに集結。

その状況をいち早く察知していた「大久丸」は、スタートフィッシング直後から水深40m前後の沖の魚礁へ直行。

それが功を奏し、第1投目から船中あちこちで好調にヒラメヒット。

規定数の10匹に達する釣り人もいてサイズは2kgオーバーが多く最大は79㎝の大型だった。

「初日はバラシが多かった。なぜなら潮があまり動いていないからだよ。アワセをしっかりすればもっとバレずにあがってきたよ」と大川船長は言う。

船の釣りスタイルは茨城と千葉に多い横流し釣り。

船の流れに合わせて一定のタナをキープするのがコツ。

開幕直後は、潮濁りのため沿岸エリアはほとんど手付かず。

ということは今後、潮が澄めば水深30m前後のポ イントでヒラメの乱舞を味わえるだろう。

さらに、12月には茨城海域がヒラメ釣り全面解禁。

今後の鹿島沖のヒラメ釣りははますます盛り上がるハズだ。

以上の記事は「つり丸」2019年12月1日号の掲載記事です。

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