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南房 西川名沖 ショートロッド&ショートハリスでマダイ釣り!

南房 西川名沖 ショートロッド&ショートハリスでマダイ釣り!

房総半島の先端部、南房・西川名沖。魅力はショートロッド&ショートハリスで大ダイとのやり取りが可能なこと。午前と午後便で出船中なのでさらに手軽。年末年始のお目でタイ釣行におすすめだ。

誰にでもカンタンエントリー! ショートロッド&ショートハリスの コマセマダイ釣りを楽しもう!!

年内いっぱいコマセマダイ 釣りが楽しめる西川名沖

房総半島の先端部にあたる南房・西川名沖。

この周辺をホームグラウンドにしてオキアミコマセのマダイ釣りを7月~12月の解禁期間中専門にして出船しているのが西川名港「竜一丸」だ。

今秋は記憶に新しい台風15号の暴風のため、内房と南房エリアは甚大な被害が出た。

「竜一丸」も例外でなく、今回は波ではなく強風のため船が破損。

修理のため約2ヵ月の休業を余儀なくされた。

例年なら一番いい季節を棒にふった形になるが、11月の再開後は、ベテランの安西竜一船長の適切な判断と操船力で荒れの少ない釣り場の状況を把握。

独自のポイントでマダイの釣果を確実にあげてきているのだ。

ここの魅力はなんといってもショートロッド&ショートハリスで大ダイとのやり取りが可能なこと。

釣り方も難しくなく、誰にでもカンタンにできる釣り方を徹底。

しかも、ゲスト多彩でお土産に困らない。

まさに、年末年始のおめでタイ釣りにバッチリの釣り場なのだ。

研究熱心な安西竜一船長に11月以降の様子を問うと、

「今年の海は全体的に遅れているよ。毎日毎日海がころころと変化するのでなかなか読みづらいけど、いつもの秋のパターンが12月に楽しめるのではないかな。港前の浅場でこれからも楽しめると思うよ。スペシャルゲストのシマアジも港前で釣れたしね。何が釣れるか、わからないでドキドキしながら釣るのもいいよね」と船長が話すように、今シーズンはまさに、これからがハイシーズンということなのだ。

プラカゴとオモリのセパレートタイプで オモリは60号

オキアミコマセを使ったマダイ釣りは、全国的にハリス長10m前後を使用したものが主流。

しかし、「竜一丸」では、6m前後のショートハリス、2㎜径30㎝ショートゴムクッションを使ってマダイを狙っている。

ハリスの長さは昔は5mだったが、いまは6m前後。

宿のオリジナルは6.5m。
ハリスが少し長くなった理由は、長いほうがマダイが釣れるから。魚も昔に比べて減っておりさらにスレてきているからだという。

クッションゴムは万が一の保険みたいなもの。

長さ1mが一般的には使われているが、それは魚の引きを吸収してしまう。

魚の引きをよりダイレクトに楽しむためにショートロッドを採用しているのだから、長さ30㎝のクッションゴムを使っているのだという。

ビシはプラカゴとオモリ60号の組み合わせ。

「竜一丸」ではオモリとプラカゴのセパレートタイプを推奨している。

それは、ポイントの水深が70mを超えるとオモリは80号を使用することもありオモリの変更がしやすいから。

さらにはセパレートタイプは一体型と比べ水中で暴れないからだという。

「竜一丸」では、指示ダナ周辺に確実にコマセを漂わすことを目的としているため、カゴの窓調整は全開でもよいが今年はあまりコマセを振り出さない静かな釣り方でもヒットしているので、下窓の開きは1㎝くらいでよい。

「うちは基本はコマセのドカまきだけど、最近あまりガチャガチャと竿を振らない人にヒットは集中してるんだよね。だから、今期はソフトにシャクルようにアドバイスしてます」と船長。

それでもコマセは十分出るので、魚探にハッキリとそのコマセが映しだされ、船長が魚の動きを把握できるという。

このチドリテンビンとプラビシ、60号のオモリの組み合わせで釣る

タックルは普段使い慣れたものまたはレンタルを活用

タックルである竿はショートロッドというが、具体的には何か?

ベストは2m前後のマダイ竿。
大手メーカーのものならゲームロッドやLT用でオーケー。

竿が短ければよいというわけではない。7対3調子で竿先は軟らかいものがよい。

相模湾や東京湾、駿河湾などならタチウオ用やアマダイ用、イサキ用などが流用可能。

さまざまな竿が使えるのは、ビシが60号で軽量だから。

とはいえ、あまりパワーがないものはタブー。

5㎏を超える大ダイ、ワラサやヒラマサなどの青物の引きに耐えうるものでなくてはいけない。

初めての人でタックル選択に迷うのであれば、竿は船宿の貸し竿を使うとよい。

リールはPE4号が200~300m収納してある両軸リール、または小型電動。

両軸リールはレベルワインダーがないジギング用のハイギアタイプのものが常連さんの間では人気だ。

ハイギアでありながら高性能のドラグ性能を発揮するからだ。

ビシセットは基本的にレンタルでオーケー。

さまざまなところで活用できるのでチドリテンビンとセットで購入してもよいだろう。

コマセは指示ダナより3m下から数回に分けて出す

「竜一丸」では、マダイの釣り方は大変シンプルでカンタンだ。

まずはエサ付け。
オキアミコマセのなかから目がしっかりと2つ付いていて新鮮で大き目のものをチョイス。それを1匹掛けにする。

コマセをプラビシに入れ、準備が整ったらさあ投入。

竜一船長からポイントへ入るたびに、「○○mの○×m、海面から○×mでアタリを待ってください」とアナウンスが出る。

具体的には、「33の30、水深33mからコマセを振って、海面から30mでアタリを待ってください」

指示ダナが30mであれば、その3m下から2~3回ほどコマセを振り出して、タナでアタリを待つというもの。

コマセに反応したやる気ある魚を迎撃しようとする船長の意図がこのコマセのまき方にある。

早アワセは禁物。8回以上竿先が入ってから

ハリ掛かりが浅くてよくバレるときの対策として、「アタリがでたら、すぐにアワせず2度3度、いや、4回5回6回7回8回9回とこれでもかっていうくらい魚が引っ張って竿が曲がったことを確認してからアワセを入れるようにしてください」と竜一船長は話す。

マダイの食いが浅いときは、アタリがでてから一度ハリを胃のなかに飲み込ますぐらいの気持ちで待って、その後、アワせてハリ掛かりさせるという目論みだ。

もちろん、入れ食い時などは、アタリがあったときにはすでにハリ掛かりしていることがほとんど。

つまり高活性時は即アワセでOK。状況に応じてアワセ方を変えるようにしたい。

やり取りはドラグを活用しながら慎重でよい。

大型のマダイや青物などは、確実に捕るために、竜一船長からはやり取りしている人の周りの人たちは仕掛けをあげるように指示が出る。

お互いさまなので全員協力体制で臨もう。

魚を釣ったあとは必ずハリスの傷チェックを行う

魚を無事に釣り上げたら、必ずハリスのチェックをする。

とくに見たいのはハリスのチモト。

小ぶりのタイやメジナ、その他の魚でも指で触ると意外と傷が付いていることが多い。

怪しいと思われるときは即座にハリを結びなおすか、新しい仕掛けに替えよう。

替えることで不意の大物ヒットの際、キャッチ率がぐっと上がるハズだ。

また、フグが多いときは目立つハリやビーズ類などのアクセサリーは外そう。

南房・西川名沖 祝い魚!コマセマダイ釣行レポート

年末年始になると祝いの魚を釣りに行きたくなる。マダイはその代表魚。

簡単エントリー&ゲスト多彩で釣れる南房のマダイ釣り!

魚探にはマダイの反応が。なかなか食わないときは何かが起こる

朝いちの流しで良型ヒット中!ショートロッドでのやり取りが最高に楽しい

3ノットの速潮でヒットした3.2㎏

数釣りモードのサイズはこれ。コンスタントにヒットする

美形マダイをキャッチ!!

食べごろのこのサイズが数釣り可能!海はまだ秋だ

港前でヒットした6.7㎏の大ダイ。ラストの流しで来たという

午後船でキャッチした2.7㎏のきれいなマダイ

午前船で来た4.9㎏

なんと港前で3㎏シマアジ

カンパチは常連ゲスト

こちらも常連のイナダ

平砂浦沖でよく釣れる釣れるトラフグ

メイチダイ

オキメジナ

珍しいヤガラ

船宿の前に車を駐車。港までは歩いていく。荷物は軽トラで運んでくれる

ランチサービスが人気だ。この日は牛丼が振舞われた

今回、取材にご協力いただいたのは、千葉・西川名港「竜一丸」

房総半島の先端部にあたる南房・洲崎沖~平砂浦沖をホームグラウンドにする西川名港「竜一丸」では、ようやく秋のマダイ釣りが楽しめるように。
 
まだ記憶に新しい台風15号は南房エリアに多大な被害をおよぼし、「竜一丸」も例外でなく約2ヵ月間の休業を余儀なくされた。

11月にようやく再開すると、南房のすばらしい豊穣な海は紛れもなく現存していた。

この船宿の年末のメインターゲットはマダイ。

オキアミコマセで狙う。港の真沖は「竜一丸」の独壇場で、安西竜一船長の経験と目まぐるしく変化する潮の流れを読みながらの操船で魚の群れを当て釣らせてくれる。

「魚はいますね。でも、季節が遅れているせいかもう冬というのに海は10月の海です。だから、12月になっても例年なら深場に落ちるマダイも浅場で食うはずですよ。港の真沖では偶然とは思うけど、シマアジもあがったしね。これからはゲストに青物も多くまじるから楽しみですよ」と、被災の疲れを感じさせないさわやかな笑顔で話す竜一船長。

気になる釣り方はというと、南房独特のコマセマダイ釣りでショートハリス&ショートロッドのため、誰にでも簡単に入門でき、しかも、操作も簡単。

船長の指示ダナよ り3m下よ りコマセを2回に分けて振り出し、タナで待つだけ。

船長はポイン トによってタナを変えるがこの釣り方はどこのポイン トでも同じだ。
 
リールは電動ではなく手巻きリールで十分楽しめるほどの浅い水深とオモリ60号のビシで楽しめるライトさもうれしい。
 
午前と午後便で出船中なのでさらに手軽に利用可能。

年末年始のお目でタイ釣行におすすめだ。

以上の記事は「つり丸」2019年12月15日号の掲載記事です。

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